100均ガチ活用!花屋直伝「花の生け方」初心者でも簡単♡

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-04-13 06:00
投稿日:2022-04-13 06:00
 ワタクシ、大変に戸惑っております。それはいわゆる“100均”商品の凄さでございます。
 私のような花屋から見ても、「これは……」と二度見してしまうフェイクフラワー、ドライフラワー、プリザーブドフラワーもあれば、最近ではハーバリウムオイルまで売っている……。販売の自由化とはいえ、ホンマ営業妨害もいいとこや!! と正直思っておりますよ、ワタクシは(笑)。

花屋さんも困っております

100均のワンショットグラスを使って(C)コクハク
100均のワンショットグラスを使って (C)コクハク

 ダイソー、セリア、キャンドゥやスリーコインズなどの商品を紹介なさっている“研究家”の記事、ネットでよく見かけるようになりましたね。ワタクシ、そちらを拝見し予備知識を頭に叩き込んで「そんなに良いなら見てみるべ?」と花屋仲間と偵察に行ったのですが、2人揃って「安っ!」と絶叫しながら買いまくってしまいました。

 花瓶やガラス製品でいえば、北欧風の真っ白な陶器のデザイン、お花屋さんもディスプレイに愛用しているような円柱の花瓶、カフェ風のガラスの花瓶もあったりと素材・形・デザインともに種類豊富。お部屋のテイストに合わせてチョイスできて、しかも低価格! 同じ目的の物を販売する一業者として恐ろしい話でございますわwww

 フラワーベースに限らず、ドライフラワーもプリザーブドフラワーもフェイクフラワーも共通していえるのは、自分で何か作って飾ってみたいという“やる気”を促す商品が揃っているな~と。つまり、“完成品”を買うではなく、自分の個性を生かして何かを作ってみたい、飾ってみたいという人が増えた、ということですよね。

 ならばワタクシ、そんなアナタのやる気を応援して差し上げないわけにはまいりません(笑)。ということで、今回は「まずは試して! 100均で植物生活のススメ」の解説でございます。

驚異の100円商品!!

買い過ぎてしまった…作業台に乗せきれなかった(C)コクハク
買い過ぎてしまった…作業台に乗せきれなかった (C)コクハク

 たとえば、ダイソー。100円商品だけでなく200円商品のフラワーベース、ガラス製品をまとめて購入、品定めしてみたのですが、悔しいけどよくできてますwww

 侮るなかれ、ダイソー! マジで凄いわ!

なに目的だかわからないビンでドライフラワーを飾ってみた(C)コクハク
なに目的だかわからないビンでドライフラワーを飾ってみた (C)コクハク

 確かにワタクシのような花屋さんや雑貨屋さんでも雑貨品として販売をしているお店は多いです。正直「質」でいえば、いくら似たような見た目であっても手触りや素材の奥にある“品”はハッキリと専門店のものとは違います。やはりそこは餅は餅屋でございますな。

 とはいえ、世の中いろいろなものを知りたいし、気軽に試してみたいと思う方も多いわけで、100均などで売られているフラワーベースやガラス製品は、価格だけでなく、形・種類も含めてそのお店を利用する多くの人に寄り添って考えられているなぁと本当に感心してしまったのでございます。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


春の行楽、御朱印集めはスタンプラリーと何が違う? 作法やタブーとは
 山形県東部にある山寺(山形市)で自らの行いについて考える出来事がありました。我よ、御朱印集めがスタンプラリーと化してい...
この勇姿もあとわずか…去勢手術予定“たまたま”を記念撮影!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「クリスマスローズ」で究極のほっぽらかし園芸!怠け者でも花いっぱい♡
 猫店長「さぶ」率いる我が花屋のある神奈川は地球温暖化の影響もあり、ここ近年の特徴は卒業式に桜咲くでしたが、今年は入学式...
人は「趣味が合わない相手」と恋に落ちることがある
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
結婚、出産、身分の違い…仲良かった友達に会いたくないのはダメな感情?
 学生時代を毎日一緒に過ごした親友。でも、年齢を重ねるに連れて「あんなに仲が良かった友達なのに、今ではもう会いたくない」...
かわいい“たまたま”が大集合!夕暮れの集会の議題はなあに?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
立ち止まっていても時間が進むのなら…
 立ち止まっていても時間が進むのなら、いっそのこと急がなくても良いのかも。  人は人、自分は自分。
「委ねる」は読めるかも? 「委しい、委せる」はなんて読むのかな
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
仕事帰り、ぶつかりおじさんのちかん被害に遭遇!?  私はどう対処すれば…
 先日、電車の中で「ぶつかりおじさん」に遭遇し、周囲に分からないような形で身体を触られました。あの時、自分はどんな対応を...
選ばなかった人生を歩む「もう1人の自分」と話してみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
魅惑の“たまたま”の横から…モデル!? に立候補した茶トラ君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
“刺身のツマ”じゃございません! 存在感爆上がりの「かすみ草」最新事情
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、神奈川の片田舎にあります。  大企業の研究所が多数点在しているせいか、他民...
同僚A「昨夜、課長と歩いてました?」同僚B「私も見ました」って…。職場グループLINE公開処刑!!
 グループLINEは、仕事上でもとても便利な連絡ツールですが、時に意地の悪い人がいるのも現実…。  職場での公開処...
ギャラ飲み収入だけで年400万円の貯金達成!元キャバ嬢が浪費しないワケ
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
【求む2期生!】頑張るシンママの収入UPをサポート☆応募して豪華プレゼントGET!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第2期生」...
雪解けの水とハミングと。
 雪解けの水がすごい勢いで山からくだってくる。  流れの音に耳をすませば春の訪れを知る。  澄んだ空気を感じ...