吉野家待望の親子丼 不適切発言にマジ切れした40女の食ルポ

コクハク編集部
更新日:2022-04-23 17:58
投稿日:2022-04-23 06:00

親子丼をどうぞ

 はい、突然ですがここで親子丼をどうぞ。

 どうですか、鮮やかな玉子の黄色がおいしそうでしょう? ネギの緑も美しいでしょう?

 鶏肉と玉子で「親子丼」だなんてよく言ったもんですよ。見習いたい、そのセンス。

アレな発言がアレしたアノ店

 実はこちら、牛丼チェーン大手の吉野家が4月19日から発売を開始した新メニューなんです。って、記事タイトルを見ればわかりますね。すみません。

 なんでもこの親子丼、開発に10年かかった超大作なのだとか。本来ならば、発表会を開いたり、にこるんこと藤田ニコルさんを起用したテレビCMもあったというのに、なんとも寂しい門出になってしまいました。

 ほんま「生娘をシャブ漬け」普通出てこない例えやで。どういう性癖しとんねん。ええ大人の男が言うことちゃうぞ! えらい華々しい経歴やのに、何を勉強してきはったんですかねえ。ドン引きですわ。

 とはいえ、食べ物には罪はない! さっそく吉野家に足を運んだ次第です。生娘ちゃうけどな。ごめんやで(怒)。

改めて、親子丼です

 では改めて、吉野家の親子丼の説明をば。公式HPによると

とろりなめらかな玉子、ぷりっとした鶏肉、シャキっとした玉ねぎ、それぞれの食感を楽しめる吉野家特製たれをたっぷりと使った一品です。

 とのこと。

 確かに! 玉子がとろっとろなんですよ。頑張ってお箸で食べたけど、スプーンにすればよかった。

 玉子がね、輝いてんの。もう神々しいわ。

 甘しょっぱいたれの香りがまた、食欲をそそるんだな。

 鶏肉もがっつり! 存在感を発揮しています。

 この大きさですが、柔らかくてとってもジューシー。たれと肉汁が口いっぱいにあふれて、うーん至福♡

 そしてこのあめ色のタマネギよ。クタクタかと思いきや、ちゃんと食感を残しています。お見事! さらにお米もべちゃべちゃしておらず、最後までおいしくいただけました。

 アラフォー女でも並盛をペロっと完食。しかも22時頃食べたのに、翌朝の胃もたれゼロでした! これなら、飲みのシメにもいけるな……なんて思っちゃいましたよ。ダイエットは明日から!

 このクオリティで税込437円(並盛)っていうのはかなりお得! 10年間の開発の重みと、おいしさへの執念を感じました。もっと華々しくデビューしたかっただろうよ……。筆者でさえそう思うのに、開発さんや広報さんのお気持ちたるやいかばかりか。

 ほんま、口は災いの元やで。恐ろしいこっちゃ。

おわりに

 と思ったら、なんとTwitter上で「吉野家の親子丼が売り切れだった」という報告が多くあがっているとのこと。

 確かに、筆者が店内で食べている時もひっきりなしに「親子丼」の注文が入っていました。この騒動が、みんなの関心を集めたのかもしれません。興味がある方は、早めに食べることをおススメします!

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


ヨーグルトと酒粕で優しい味に「イワシの味噌粕漬け焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学の居酒屋「件」の川辺輝明さんに、味...
塩気とコクで日本酒が止まらない「空豆のアンチョビー和え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の老舗和食店「はち巻岡田」の岡田幸造さ...
酸味と香りを楽しむ「ナスと豚しゃぶの梅干しカレー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千駄ヶ谷のカレーバー「ヘンドリクス 」の...
揚げ焼きで野菜の食感を残す「シュリンプ・ラタトゥイユ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・野毛のビストロ「ジィーロ 」の市川路朗さん...
白子の美味しさを最大限に味わえる「タチ入りキンチャク」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・旭川の老舗居酒屋「独酌・三四郎 」の西岡...
インスタ映え「油揚げサンド」 少しずつ温めパリパリ食感に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・末広町の和食店「神田明神下みやび本店 」の...
「シチリア風肉団子」刻んだアーモンドが程よいアクセントに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の隠れ家イタリアン「ピノサリーチェ」の...
味付けはあなた次第!どのお酒とも相性抜群 「挽き肉豆腐」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・阪東橋の広東料理店「壱龍釜」の唐子庭さんに...
「サバ味噌缶のチーズ焼き」フライパンいらずの簡単おつまみ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・歌舞伎町で25年営業の老舗「ぱいんつりー」...
「とうもろこしとクリームチーズのかき揚げ」アツアツが美味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は熊本市の創作居酒屋「旬家はちどり」の喰田信治さん...
種だと思ったら…「驚きのアボカド」は健康・美容にも効果的
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島のそばの名店「のぶ庵」の三宅泰子さんに...
美味しい糖質オフ「厚揚げのカリカリ焼きネギじゃこソース」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のドイツ料理が楽しめるワインバー「ワイ...
ピリッと「シイタケのオーブン焼きブラックペッパー風味」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のスパイス料理専門店「スパイス・カフェ...
「saba-can」定番のサバ缶を野菜とスパイスでインド風に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・経堂のインド料理店「ガラムマサラ」のハサン...
中目黒で大人デート 「グルドボワ」最先端フレンチの魅惑
 世界で最も多くの星を持つ魅惑の美食都市「東京」。飲食トレンドリサーチャーの山口えりこが、10,000円以下で最高の料理...
山口えりこ 2019-05-22 06:01 フード
「のどぐろ煮付け」たった10分でおつまみにもおかずにもなる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・中目黒で新鮮な牡蠣とのどぐろを楽しめる専門...