眞栄田郷敦の強みは誠実!マッケンより普通にゴードンが好き

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2022-05-22 06:00
投稿日:2022-05-22 06:00

NHKさん、わかってらっしゃる

生まれてきてくれてありがとう(C)日刊ゲンダイ
生まれてきてくれてありがとう (C)日刊ゲンダイ

「NHKさん、ありがとう!」

 思わず叫んでしまいました。

 16日スタートの夜ドラ「カナカナ」(NHK総合、月~木曜22時45分~23時、全28回)。眞栄田郷敦(22)主演と聞いていたので、これはリアタイ視聴しなくては、とテレビの前で22時45分になるのを待ち構えておりました。

 するとどうでしょう。スタートと同時に海の中からザバッと出てきたのです。ウエットスーツのゴードンが。水も滴るいい男とはまさにこのこと。さらに、ウエットスーツを脱ぎ始めて、開始15秒で上半身が露わに……。鍛え上げられた左上腕二頭筋、あの予想外に厚い胸板、完璧なボディに目は釘付けです。NHKさん、わかってらっしゃる。

「カナカナ」は、あの「今日から俺は!!」と同じ西森博之の人気コミックが原作。ゴードン演じる伝説の元ヤンキー・日暮正直(通称マサ)と、人の心を読める5歳の女の子・佳奈花(加藤柚凪)が織りなすハートフルコメディです。

「ゴードンのマサがカッコいい!」

 マサは顔に特徴的な(筋肉少女帯・大槻ケンヂ的な)傷があるので、ゴードンのお美しい顔になんてことを……とも思いましたが、それも一瞬のこと。

 そんな傷すら愛おしくなってしまうほど、ゴードンのマサがいいんです。世間的には佳奈花役の加藤柚凪ちゃんがカワイイと大絶賛なのですが、それ以上に、ゴードンのマサがカッコいい、ということを、声を大にして言いたいです。

 昨年、二階堂ふみと共演した「プロミス・シンデレラ」では、金持ちの俺様高校生を演じたものの、なんだか無理しているようでぎこちなかったのですが、今回のマサはゴードンにぴったり。

 元ヤンキーの心優しい青年というのがほんとうに似合っています。

眞栄田郷敦ファンは「ゴーディアンズ」

本名は「前田郷敦」、読み方は、やっぱり、ゴードン(C)日刊ゲンダイ
本名は「前田郷敦」、読み方は、やっぱり、ゴードン (C)日刊ゲンダイ

 20日は番宣の日だったのでしょうか、「あさイチ」と「チコちゃんに叱られる!」の2番組に出演するゴードンを追っかけていましたが、性格の良さにますます惚れました。ゴードンファンのことを「ゴーディアンズ」と呼ぶらしいのですが、私も「ゴーディアンズ」に名乗りを上げます。

 吹奏楽部の名門校で部長をやっていたというゴードン、「あさイチ」では幼児の顧問や担任までがVTRで登場し、高校時代のゴードンについて語っていましたが、「自慢の教え子」「ずっと応援している」と、先生たちにも愛されているのがわかりました。

なかなかの努力家

「あさイチ」ではサックスの腕前を披露するサービスぶり。ご本人は「アマチュアだから」と謙遜していましたが、なかなかどうして。奏でる音色はとても素晴らしく、なによりもサックスを吹く姿が画になるんです。

 音楽に近道なし。毎日、欠かさず練習することしか上達の道はありません。有名人の子どもとか、二世とか、関係のない世界で頑張ってきたゴードン。なかなかの努力家とみました。

父はアクションスターの故・千葉真一さん、兄は“お騒がせ”新田真剣佑

マッケン…(C)日刊ゲンダイ
マッケン… (C)日刊ゲンダイ

 ゴードンといえば、千葉真一を父に、気鋭の若手俳優・新田真剣佑を兄に持つサラブレッドですが、いろんな意味で派手なおふたりに比べると、おとなしく内向的なイメージがありました。

 なにかとお騒がせな兄を反面教師にしてきたのかもしれません。が、この真面目さ、誠実さは強みです。遅れてきた“サラブレッドイケメン”といったところでしょうか。

 どちらも甲乙つけがたいイケメンですが、「♪マッケンより~普通に~ゴードンが好き♪」(by永野)と気がつけば口ずさんでいました。はい、「ゴーディアンズ」ですから。

【眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)】
☆2000年1月9日、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。真面目でコツコツ努力家タイプ、恋愛においても慎重派で、公衆の面前でイチャイチャするような愛情表現は良しとしないB型山羊座の男
☆身長183センチ、サカゼンフレッシャーズのイメージキャラクター
☆ドラマ初出演作の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」は、体重20キロ増でクランクイン!

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毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

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