マヨネーズで和えるだけ
沖縄といえばゴーヤー。島を貫く国道も58(ゴ・ヤ)号。こだまでは開店した25年前から出し続けています。
「昔は東京でゴーヤーは手に入りづらかったんです。1本1000円もする時代もあったけど、スーパーで取り寄せてもらってお店で出していました」
いまも毎日2ケースを使います。料理のポイントはゴーヤーをできるだけ生で使うこと。
「サラダはもちろん、ゴーヤーチャンプルーもできるだけ生でさっと食べたほうがおいしいです。茹でるのは邪道。生でスライスしてちょっと醤油をかけたりするだけでもゴーヤーはおいしいね」
マヨネーズで和えるだけでお手軽。ビールや泡盛をおともに、生のゴーヤーにパクつきたいですね。
【材料】(1人前)
・ゴーヤー 120グラム
・ツナ缶 10グラム
・ヨネマース(沖縄の塩) 少々
・ブラックペッパー 少々
・マヨネーズ 20グラム
・トマト 6分の1個
【レシピ】
(1)ゴーヤーは縦半分に切って、種を取って、薄切りにする。
(2)ボウルにゴーヤー、ツナ缶を入れマヨネーズ、ヨネマース、ブラックペッパーで味を調える。
(3)皿に盛り、串切りにしたトマトを添えて完成(添える野菜はお好みで)。
本日のダンツマ達人…児玉江美子さん
▽児玉江美子(こだま・えみこ)
1953年、沖縄県石垣市生まれ。43年前に東京・江戸川区小岩に家族で移り住む。沖縄・八重山料理をはじめ、島の素材にこだわり、本場の味を再現することに尽力。店名物の八重山そばは沖縄そばより麺が細く、こまかく切った豚肉をのせるが、汁のレシピをほかに知っているのは一緒にお店を切り盛りする息子さんだけ。
▽沖縄料理 居酒や こだま
八重山地方(石垣島など)を中心に沖縄の料理やお酒を提供する。1995年に小岩で開業。30畳もの座敷が広がるお店であぐらをかいて泡盛を傾けると、昼夜を問わず島の風が漂ってくるようだ。ほぼ毎日催されるライブも知られ、喜納昌吉、ネーネーズをはじめ多くのミュージシャンが出演。
東京都江戸川区南小岩7-27-16 桂昇南小岩ビル2階
(日刊ゲンダイ2020年6月16日付記事を再編集)
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