更新日:2022-06-10 18:21
投稿日:2022-06-10 06:00
「梅雨の時期や台風が多い時期は、なぜかカラダの具合が悪い……」という人は、意外と多いのではないでしょうか。それは自律神経(心とカラダを活発にする交感神経と、休ませる副交感神経)の乱れが引き起こす、「気象病」という症状かもしれません。
「気象病」は全国で推定1000万人!
あるデータによれば「気象病」は、全国で推定1000万人が悩みを抱えていると言われています。筆者もそのうちの1人で、気づいてからは季節の変わり目や雨の日は、睡眠時間を増やすなどの対処をしていました。
ですが、骨格矯正士で「『聞こえ』がよくなる! 耳穴スイッチ」(世界文化社)の著者でもある清水ろっかん氏によれば、「気象病などの不調は予防が可能であり、症状が出てからでもある程度はセルフケアで改善できます」とのことです。
(以下、「 」内は清水氏のご著書から抜粋)
コロナ禍のストレスで耳のトラブル増加中!
「長引くコロナ禍に翻弄される昨今、気象病だけではなくストレスからくる不調を訴える人が急増しています。なかでも増えているのが難聴、耳鳴り、めまいなどの耳のトラブルです。私は、耳の機能低下の多くは、頭がい骨のゆがみに由来すると考えています。
頭がい骨のゆがみを治す際、顔奥の中央に位置する『蝶形骨(ちょうけいこつ)』を矯正すると、頭がい骨全体の矯正につながり、首から上の耳・目・鼻・口の不調が治ります。
研究を重ね、蝶形骨をセルフケアする家庭療法として考案したのが、『耳穴スイッチ』です。朝晩2回、1日1分程度の簡単なマッサージで蝶形骨に刺激を届け、効果的に歪みを解消するメソッドです」
合計1日1分とはお手軽! ところで蝶形骨が位置する場所とは。以下、イラストをご参照ください。
蝶形骨は顔の中心核!
「蝶形骨は頭がい骨の多くのパーツをつないで底支えしている、顔の中心核といえる骨です。鼻を中心に顔の奥のセンターに、広がるように位置しています。
耳と接するこめかみや目のくぼみ、鼻腔などに接しており、ここを正すと頭がい骨全体のゆがみを一気に整えることに役立つのです」
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