更新日:2022-06-17 18:25
投稿日:2022-06-10 06:00
甘美な背徳感に溺れる
――続けてください。
「彼は息を荒らげながら腰を穿(うが)ち、いくども私を貫きました。互いの吐息がぶつかり合い、視線を絡めながらのセックスは、言葉で表現できないほど甘美で狂おしく、そして背徳的でした。
不貞を働いているのは事実です。でも一方で、タブーを共有する共犯者めいた関係が、私をよりいっそう悦楽のかなたに押し上げてもくれました。
彼の奥さんのことも、自分の家族の存在も、性器と性器がこすれ合うたびに消え去っていく感じ……。
女の体は不思議です。普段はあれほど「もうオバサンなのよ」と思っていたはずなのに、いざ憧れのK君に抱かれると、体が自然に反応してしまう。
自分でも気づかなかった体の奥の渇いていた隙間までもが、じっとりと潤っていく気がしました。
慈愛に満ちた「大丈夫? 痛くない?」
セックスレスは当たり前だったのに、一度でもヴァギナに男性器を受け入れると、こんなにも女の体は変わってしまうのだと、彼に貫かれながら感じました。
彼のセックスは慈愛に満ちていました。
時々『大丈夫?』『痛くない?』などと聞いてくれて――。
過去には、行為中に『気持ちいい?』と訊いた男性はいましたが、『大丈夫?痛くない?』なんて言葉をかけてくれた人は初めて。
些細なことですが、セックスって人間性が出るんですね(笑)」
エロコク 新着一覧
「膣トレ」って、聞いたことがある人は多いでしょう。締まりが良くなる、イキやすくなるなど、セックス時にメリットがあるだけで...
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、ラブグッズをコレクションし始めたころの私は、まさにそれでした。というよりも、...
その人の生き方は、セックスのシーンでも滲み出るのではないでしょうか。受け身だったり恥ずかしがるよりも、アクティブで主体...
あなたは、ラブグッズを使ったことがありますか? 「興味はあるけれど機会がない」「周りにバレたら困る……」と、尻込みして...
女性はクリトリスの刺激が大好きです♡
ラブグッズ業界はそのへんをしっかり心得ているので、あの手この手でクリに...
カラダ目当ての男って、私は嫌いじゃありません。「ヤリ逃げされた」とか「遊ばれた」とか言ってる女子もいるけど、性欲を満た...
リモートワーク、リモート飲み会……。リモートという言葉がこんなに使われる日が来るなんて、誰が予想したでしょう。ラブグッ...
わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイッ...
手にした瞬間、ずっしりと重い。「ウィーバイブ ワンド」は私が試してきた数々のラブグッズの中でも最重量級です。
...
気持ち良さとは理屈によるものではない、と思われがちです。たしかに、セックスではフィーリングが大事。でも実は、体の仕組み...
わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイッ...
ツイッター上で、性的な画像や発言などの投稿をくりかえす“裏垢女性”のアカウント。目にする度に「いったい何の目的があって...
「骨まで愛して」という懐メロを聴いたことがあります。人には見えない、自分の芯のところまで愛されたいという、情念や執着があ...
“リモバイ”という言葉が分かるなら、あなたはラブグッズ上級者。この連載でも何度か取り上げてきましたが、リモートバイブ、...
日々、男女のセックスを書いている官能作家の筆者ですが、実はセックス時、膣内(なか)でイクことができません。
こ...
クリトリスを覆って振動刺激を与えながら吸い上げる“吸引系”グッズ。大流行となって、一時期は新商品が乱発していました。現...