コスパ最高!婚姻制度に感謝し妻を熱心に抱き始めたミドル男

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-08-27 06:00
投稿日:2022-08-27 06:00

「関係が冷めていてもソッチは困らない」

「でもさ、結婚していてよかったな〜って思うよね(笑)。どんなに喧嘩していても関係が冷めていても、ソッチのほうには困らないわけじゃん。

 妻とは子どもまで作った仲なので、もう体は知り尽くしていて楽しくはないけど、俺の男としての自尊心を保つために妻の存在は本当に大事。これから1年ごとにどんどん体力も気力も衰えていくんだろうから、俺が完全にダメになるまで妻に相手をしてもらえると思うと、本当に存在がありがたいよ。

 しかも、よその女性を口説くときと違って、コストがかからないっていうのもいいよな〜。よくよく考えると、結婚ってすごくよくできた仕組みだな〜って感心するよな」

 今後も肉体的な限界を迎えるまで、できるだけ妻との夜の生活を続けていきたいと考えているコウタさん。妻が渋々ながら応じていることは気づきつつも「結婚しているから仕方ないよね」と考えているそうです。

離婚を選ばなかった妻に感謝!

「浮気がバレたときに、離婚を選ばなかった妻に本当に感謝! 世間には夫の浮気が理由で別れている夫婦も多いけど、俺は本当に恵まれているなって思う。

 だからたまには妻にもいい思いをさせてあげなくちゃいけないなって思うんだけど、結婚して10年以上経っちゃうと、妻を喜ばせたいみたいな気持ちがなくなっちゃっていて、なかなか難しいね。たまには食事にでも連れて行こうかな……、それでもよその女性を口説くよりもコストがかからないもんね」

  ◇  ◇  ◇

 恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。

 まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


もっと居心地の良い関係に♡彼氏と対等な関係を築く方法5つ
 彼氏ができると「嫌われたくない」「もっと好きになってほしい」という気持ちがあるあまり、何でも彼の言うことを聞いてしまう...
恋バナ調査隊 2021-04-05 06:00 ラブ
結婚したら変わる男性の特徴&パターンは? 回避方法もご紹介
「あんなに優しかった彼が、結婚したら変わった……」と、夫の変化に嘆く声をよく聞きます。未婚の女性は、「本当に変わってしま...
恋バナ調査隊 2021-04-04 06:00 ラブ
夫が妻に突然の離婚宣告…決定打となったのは“清潔観の違い”
「冷酷と激情のあいだvol.34〜女性編〜」では、コロナ禍に突如として夫から離婚を突きつけられた妻であるYさんの戸惑いを...
並木まき 2021-04-03 05:53 ラブ
一体なぜ…?前触れもなく夫に離婚を突きつけられた妻の憔悴
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-04-03 05:55 ラブ
“甘えん坊彼氏”に見られる6つの特徴!上手に付き合う秘訣は?
 いざという時にしっかりとしていて頼り甲斐のある彼氏がいると、やはり嬉しいものですよね。でも、最近では、彼女に甘える“甘...
恋バナ調査隊 2021-04-02 06:00 ラブ
マッチングアプリに潜んでいるホストを見分ける“3つのコツ”
 マッチングアプリに登録しているイケメンのなかには、一定の割合で、女性との恋愛やカラダを求めるのではない、お金目当ての男...
内藤みか 2021-04-01 06:00 ラブ
同棲解消って大変…トラブル回避のための事前準備や切り出し方
 一緒に住んでいた彼と同棲を解消したいと考えている女性は、「どう切り出したらいい?」「トラブルにならない?」「2人の持ち...
恋バナ調査隊 2021-04-01 06:00 ラブ
彼となら幸せになれる?パートナー選びで見るべきポイントは
 独身だけど声がかからないわけじゃない、結婚したい気はするけど相手を一人に決められない……そう悩むことありますよね。「こ...
若林杏樹 2021-03-31 15:42 ラブ
すぐ怒る彼氏に隠れた心理5つ&怒ってしまった時の対処方法
 恋愛は、交際してみなければ分からないことがたくさんあります。付き合ってから、彼の性格や癖に気づいた人も多いでしょう。そ...
恋バナ調査隊 2021-03-31 10:20 ラブ
新鮮さゼロ…彼とマンネリにならない方法&今すぐ試せる解決法
 同じ彼と長く付き合っていると、毎回同じデートにお決まりの生活パターンで、新鮮さがまったくない、いわゆる「マンネリ」にな...
恋バナ調査隊 2021-03-30 06:00 ラブ
恋愛体質がやめられない…恋人依存をやめるために必要なこと
 恋愛体質の人っていますよね。いつも彼氏が途切れなかったり、恋人との予定が最優先になってしまったり。彼氏が途切れないのは...
七味さや 2021-03-29 06:00 ラブ
“地雷男”には注意が必要! 5つの特徴&遭遇した時の対処方法
 出会いを求めてアプリを利用したり、出会いの場に足を運んでいる人もいるでしょう。新たな恋を見つけるためには多くの人と関わ...
恋バナ調査隊 2021-03-29 06:00 ラブ
“俺様彼氏”に隠れた5つの心理&上手に付き合うポイント♡
 男性にはさまざまなタイプがいるため、付き合ってから「俺様彼氏だった」なんて気づく人もいるでしょう。男性にリードされたい...
恋バナ調査隊 2021-03-28 06:00 ラブ
恋愛にお金がかかる理由&お金をかけずにデートを楽しむコツ
「恋愛はお金がかかるもの」もしくは「恋愛はお金がないとできないもの」だと思っていませんか? 確かに、お金があったほうがデ...
恋バナ調査隊 2021-03-28 06:00 ラブ
離婚する?しない?答えを出すために悩んでしまう一番のこと
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。バツいちなの~、離婚したの~、という会話がちっとも珍しくない時代です。明るく...
山崎世美子 2021-03-27 06:00 ラブ
女性が送る「復讐LINE」…元カレを震え上がらせた内容5選
 いつの時代も、女性を本気で怒らせたら怖いというのは共通する真実のようです。中でも、恋愛感情が絡むとその恐ろしさは倍増し...