「僕の股間をいたぶって」20歳下ドM男のペニスを爪先で…#2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-11-11 17:42
投稿日:2022-11-04 06:00

「僕をいたぶって欲しいんです」バスローブを脱いだ彼の股間は…

――続けてください。

「ベッド脇に立つと、彼はバスローブ姿で座ったまま私を見上げ、感嘆のため息を漏らしました。

――P子さん、すごく綺麗です。思った以上にお似合いで……スタイルの良さやスラリとした脚にもドキドキしています。

――ありがとう。嬉しいわ。で、どうして欲しいのかしら?
 
 私は核心に触れました。

――あ、あの……ピンヒールのことも考えたんですが、網タイツの足で僕をいたぶって欲しいんです。

――どういうこと?

――ぼ……僕の股間を爪先でこすったり、ぐっと踏んだり、もてあそんで欲しくて……。

 そう言うと、彼はバスローブを脱ぎました。

 思わず息をのみました。全裸の彼の股間は、ギンギンに勃起していて……。

そそり立つペニスに感動

 若いだけあって、急角度にそそり立つそれは野太く、たくましく、ピンクがかった肌色がキレイで……。5歳年上の主人とはすでにセックスレスでしたが、若いペニスってこんなに美しいんだって、改めて思いましたね。

 私が生唾をのんでいると、

――P子さん、僕の股間をいたぶってください。

 再び懇願されました。

――分かったわ。仰向けになって。

――はい。

いつか見たSMバーの光景を思い出して

 彼が素直に仰向けになりました。私は見上げられる立場ですから、当然、ミニスカの奥のパンティは丸見えでしょう。でも、そんなことは無関係でした。目の前で猛り立つ21歳の勃起に釘付けだったんです。
 
 私はベッドに近づくと、ベッドボートに手をかけて右脚をあげ、仰向けになったTクンの股間に爪先を近づけました。

(ちゃんとやらなきゃ!)

 自分を鼓舞し、ビクッとしなるペニスの胴部を爪先でぐっと圧したんです。

――ああっ……!

 歓喜の唸りをあげました。その時、私の脳裏にクラブ時代のアフターで観たSMバーのショータイムの光景がよみがえったんです。

 スレンダーな女王様が後ろ手に縛られたM男をムチで打ったり、スパンキングするシーンでした。すると、

――恥ずかしい男ね。こんなにおっ勃てて! この変態!

 思わず叫んでいました。自分でも驚いたのですが、彼はこの状況にさらに興奮を高めたようです。私もいっそう力をこめて圧をかけると、勃起はさらに硬さを増したんです。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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