夫の精液で知るSEXの悦び…私も近親相姦する運命なの?#5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-12-23 06:00
投稿日:2022-12-23 06:00

「近親相姦は続く」夫の宣告に絶望

――ついにA太郎さんに抱かれることとなった。その後をお聞かせください。

「はい……処女を奪われたばかりでしたから、A太郎さんのペニスが挿入された時は、かなりの痛みがありました。
 
 でも、それ以上にショックだったのは、『これからも、近親相姦は続く』という現実です。A太郎さんは、中学受験の時から義母に性処理をされていた。そして、それは今も続いている。

 まさか私までお義父様との関係を強いられるなんて、もう狂っているとしか思えません」

苦しいはずなのに、なぜ

――心の痛み、とても理解ができます。話せる範囲で結構ですから、お続けください。

「その後は、『R子、愛してるよ』と甘く囁かれながら、いくども抜き差しをされました。苦しいはずなのに、体は不思議と潤っていくんです。

 そして、見つめ合った時の彼のセクシーな表情――美青年はずるいと思いましたね。こんなにひどいことをされても、端正な美貌が私を虜にするんです。

 人間は美しいものには、本能で惹かれてしまうのだと感じました。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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