夫の精液で知るSEXの悦び…私も近親相姦する運命なの?#5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-12-23 06:00
投稿日:2022-12-23 06:00

家事は一切せず、優雅な日々を

――続けてください。

「嫁いで分かったことですが、私は家事は一切しなくてもいいんです。通いの家政婦は3人いて、料理、掃除、洗濯などすべてやってくれます。

 私が洗い物をしようとすると、E美さんが

――だめよ、手が荒れるわ。

 そう言った後で、『我が家の男性陣ががっかりしちゃうわよ』と耳打ちしてくるんです。

 そして、E美さんのショッピングのお供や、セレブな奥さまたちとのお茶会、観劇、ホームパーティなどにお呼ばれする日々です。カルチャースクールはやめました。

――R子ちゃんを見つけたから、もう用はないわ。

 そう言われて……」

幸福な生活、だけど…

――もしかして、E美さんはA太郎さんのお嫁さんにふさわしい女性を吟味していたのでしょうか?

「それは分かりませんが……義母には『カルチャースクールに行くよりも、我が家のお嫁さんとして、友人たちにR子ちゃんを紹介したいの』と言って、セレブ主婦との集まりに駆り出されるんです。

 もちろん、実母とも会えますし、自由な時間は確保してくれます。A太郎さんとの時間もありますし、お金の苦労が無いことはありがたいのですが……」

4人が同じ部屋でセックス…終わらない近親相姦

――ここでR子さんは言葉を切り、表情を曇らせた。

『新婦の儀式』でも言われたように、月に2回ほど、家族との近親相姦は続いています。4人が同じ部屋でセックスをするのです。その行為にはまだ馴染めません。

 愛するA太郎さんが義母のE美さんと絡む光景を見ながら、義父に抱かれるのです。そして、E美さんとのレズビアン。義両親の見ている前でのA太郎さんとのセックス……もちろん、義理の両親のセックスも見せつけられました。

 そして、翌日は何事もなかったように朝食を取るんです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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