不安定な生理や閉経前こそ月経カップ!基本的な使い方【専門家監修】

コクハク編集部
更新日:2023-02-23 06:00
投稿日:2023-02-23 06:00

3. 月経カップのメリット4つ

 月経カップのおもなメリットを解説します。

3-1. 長時間使用できる

長時間OK!(写真:iStock)
長時間OK! (写真:iStock)

 経血量にもよりますが、月経カップはだいたい4~8時間ほど使い続けることができます。

 経血量が多い場合、ナプキンだとこまめに交換しなければならず大変ですが、月経カップなら交換の回数を少なくできるので便利です。

3-2. ニオイや蒸れが気にならない

 生理中のニオイは、ナプキンについた経血が空気に触れ、雑菌が繁殖することで発生します。しかし、月経カップは経血が空気に触れにくい状態なので、ニオイがほとんど気になりません。

 また、経血を吸ったナプキンが外陰部に触れると蒸れの原因になりますが、月経カップは経血が肌に触れないので、蒸れの不快感からも解放されますよ。

3-3. 長い目でみて、経済的

節約になりますよ(写真:iStock)
節約になりますよ (写真:iStock)

 月経カップは煮沸してくり返し使う製品なので、数年間は使用することができます。月経カップの費用は1個あたり4000~5000円程度と少し高めではありますが、長い目で見るとナプキンよりも費用をおさえることができます。

 月経カップは使い捨てではないため、お財布にも環境にも優しい生理用品といえるでしょう。

3-4. 経血量を可視化できる

経血量を把握(写真:iStock)
経血量を把握 (写真:iStock)

 月経カップは経血量が多い人だけでなく、少なめな人にもおすすめです。なぜなら、カップ目盛がついている製品を選べば、どれくらいの量が出たのか目測できるから。

 婦人科で更年期関連の不調を相談するときにも、経血量について具体的に相談することができます。

 経血を吸いとるナプキンやタンポンとは違い、月経カップは経血をためるタイプの生理用品なので、経血量を把握しやすいのです。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


アラフォーは美脚の前に「美足」を目指す!<前>美足とは? 歩き方3カ条
 春めいてきた今日この頃。厚手の靴下や80デニール以上のタイツを履き、足元の防寒対策に気が抜けない季節とは、ようやくおさ...
値段それなりでは不満!辛口アラフォー“美人見え”最旬プチプラコスメ3選
 プチプラコスメの実力がぐんぐんと上がっている昨今は、そこまで期待せずに買ってみたコスメが、想像以上に良かった…! とい...
排尿痛さようなら!【専門家監修】トイレでつらい原因&病院いつ行く?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
春こそ変えたい! 40代女性こそ似合う服の系統5つ&落とし穴
 時に「服の系統を変えたい!」と思うことってありますよね。今回は「服の系統を変えたい」と感じている人に向けて、40代女性...
あーモヤモヤする! 職場で服装いじりする人の心理と対処法
 職場の同僚や上司に、服装をいじられたら時、まあ嫌な気持ちになりますよね。自分が着たい服を着ているだけでいじられると何も...
実年齢+10歳も老け見え!? アラフォー女性のNGメイク3選【パーツ別】
 メイクは色や位置、塗り方、範囲が少し違うだけでもイメージが変わります。  若い頃と同じメイクを、アラフォーになってし...
40代こそ“衣服の下”に自信とこだわりを! 下着選びのコツと似合う色
 下着へのこだわりは、年代によって変わってきます。若い頃なら、刺激的なデザインや可愛らしさ、胸が盛れるものなどが人気です...
寒くても履く!冬でもTバックがおすすめのワケ、嬉しい美容効果は3つ
 女性がTバックを履く時といえば、下着のラインが透けやすい夏場や、彼氏とのデートの時が多いですよね。冬にまでTバックを履...
食べたいけど痩せたい【専門家監修】甘いもの好きに捧ぐギムネマの効果
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【雑誌付録40代ルポ】肌に透明感が欲しい!ルナソルの新作を試したら…
 肌に透明感が欲しい人は「VOCE 2024年4月号 通常版」をチェックしてみて♪ 「KANEBO」「ルナソル」「...
セクシー下着のやらかし失敗談 スケスケショーツが破けちゃった!
 恋をした女性なら、一度はセクシー下着に興味を持った経験があるはず。もちろん、彼氏や夫に喜ばれて大成功した人もいる一方、...
目指すはハセキョー級の美魔女! いつまでも若さを保つ秘訣5カ条
 女性たるもの、「いつまでも若々しく在りたい」と思いますよね。実際にいくつになっても20代・30代のような若々しさを保っ...
パーマをかけたらドライヤーしない!? 自然乾燥だとスタイリングが決まる?
 ふわふわ柔らかい雰囲気になれるパーマは女性に人気ですよね! でも実際にパーマをかけた後、「ドライヤーしないほうがいいの...
運気ダウンの恐れあり! 40代以降は「買わないほうがいいコスメ」3カ条
 40代、50代と年齢を重ね「アラフォー」から「アラフィフ」と呼ばれる過渡期に差しかかってくると、肌状態や顔の印象が若か...
光熱費も気になるからやめたい! お風呂スマホのデメリットと代替案3選
 頑張った一日の最後に入るお風呂は、とても気持ちがいいですよね! 癒しや美容、健康のためにスマホを見ながら長風呂している...
風邪の正式病名って?【専門家監修】引きやすくなった要因とエキナセア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...