あなたの友達はDVやモラハラの被害者かも…意外なSOSサイン

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-06-03 06:00
投稿日:2019-06-03 06:00
 夫からDVやモラハラの被害に遭っている女性ほど、周囲に出しがちなサインもあります。
 しかし一見すると、そうとは気づきにくいものもあるので「あの人、変わってる」なんて思われてしまっている女性も。
 元市議であり、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな周囲が気づいてあげたいサインを3選ご紹介します。

1:家庭内で言えばいい文句や不満を人前で言う

 食事会や飲み会など、複数人で会っている場で、妻が人前で夫に文句や不満を口にするとき、多くの人は「空気の読めない奥さん」「強い奥さんだなぁ。恐妻ってやつ?」なんて目で見てしまいがち。

 しかし、DVやモラハラに遭っている女性には、“人前以外で文句を言うと被害に遭う”という意識があることも。つまり、あえて人前で夫に不満を告げている可能性もゼロではないのです。

 DVやモラハラをする男には、人前では“いい人ヅラ”するタイプも多いので、人前であれば、被害に遭わない安堵感からの行動かもしれないと、周囲が察してあげたいところです。

2:人前で、やたらに夫のご機嫌をとる

 人前で、やたらに自分の夫のご機嫌をとっている様子が目立つ妻も、DVやモラハラの被害者である可能性が潜みます。

 一般的には、人前で自分の夫をヨイショしたり過剰に褒めたりはしない人が多く、まわりが不自然に感じるほどに夫に気を使っている様子があるときには、ちょっと疑ってみてもいいかもしれません。

 その場にいると「ご主人のこと大好きなんだろうな」「きっと亭主関白なのね」と深刻にはとらえない人も少なくないのですが「夫をご機嫌にさせておけば、自宅に帰ってからも、モラハラやDVをされなくて済む」という、妻の自己防衛策である可能性もあるのです。

3:「そこまでするの!?」というくらい世話をやく

 みんなで食事をしているときなどに、夫に対して「そこまでする!?」というくらい、かいがいしく世話をやいている妻も、DVやモラハラの被害者である可能性が潜んでいます、

 本人が嬉々としている場合には、単なるラブラブ夫婦の可能性のほうが高いのですが、妻の顔に影があったり夫の顔色を見ながら気を使っていたりする様子が少しでもあれば、注意深くなってあげたほうがいいケースも少なくありません。

  ◇  ◇  ◇

 今どきは「男の後ろを3歩下がってついていく」タイプの女性も減少傾向なのが実情ですし、他人の前で夫に痴話喧嘩をふっかける女性も少数派でしょう。

 で、あるにもかかわらず、女友達のこんな様子が目につくようなら、密かなるSOSサインを出していると疑ってみてもいいと思います。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


続けるorやめる?脈なし男性のLINEの特徴&返信テク♡
 気になる男性とやっとLINEを交換できたのに、あまりにそっけないと連絡を続けるべきかやめるべきか迷ってしまいますよね。...
恋バナ調査隊 2020-09-28 06:00 ラブ
ハートに火をつけて!恋愛モチベがグイッと上がる3つの方法
 10〜20代の頃は好きな人のためにオシャレをして、髪をかわいく盛って、毎日楽しかった……。しかし、オトナ女子になった今...
若林杏樹 2020-09-28 06:00 ラブ
あなたはどう? 既婚男性がハマる女性に共通する7つの特徴
「既婚男性との恋愛なんて絶対ムリ!」と思っているのにもかかわらず、熱心なアプローチを受けて不倫へと走ってしまう女性は少な...
リタ・トーコ 2020-09-29 06:54 ラブ
恋人ではない男性から彼氏ヅラされて…困惑する女性の告白
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-09-28 17:53 ラブ
恋人は13歳下…彼女のわがままな態度に頭を抱える男性の主張
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-09-26 06:03 ラブ
瀬戸大也にも不倫報道…“日本人男性の約半数は不倫中”の衝撃
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。競泳の瀬戸大也さん(26)が、昼間からスレンダー美女とラブホテルに出入りして...
山崎世美子 2020-09-26 06:00 ラブ
結婚したら…変わってくれる?恋人に違和感を感じている人へ
 結婚前から、たびたび同じことでケンカになる。毎回解決できず、モヤっとしたまま終わる……。そんなパートナーとの「どうして...
七味さや 2020-09-25 06:00 ラブ
大人の恋愛をするには? 長続きカップルの特徴5つ&ポイント
 今まで恋愛に苦労してきた人は、ちょっとやそっとじゃ動じなさそうな「大人の恋愛」に憧れを抱いている人も多いでしょう。簡単...
恋バナ調査隊 2020-09-25 06:00 ラブ
俺クラスって何様?自称モテ男から届く“呆れるしかない”LINE
「自称モテ男」から届くLINEの数々は、根拠のない自信に溢れています。そのなかには、周囲からはどれほど贔屓目に見ても「ま...
並木まき 2020-09-24 06:00 ラブ
コロナ禍でも勝ち組に?イケメンに出会いの“今”を聞いてみた
 ウィズコロナの時代になってからというもの「どこで異性と出会ったらいいんだ!?」という男性たちの悲鳴があちこちからあがっ...
内藤みか 2020-09-24 06:00 ラブ
長続きするカップルはLINEでわかる♡特徴やポイント3つ
 長続きするカップルと、しないカップルっていますよね。「ただの相性でしょ!」と思いたくなりますが、なぜかいつもすぐ別れて...
恋バナ調査隊 2020-09-23 06:00 ラブ
秋のはじめに彼の部屋へ“置き土産”すべきマウントグッズ
 夏は、開放的な気持ちになる男性も多く、例年、火遊び的な恋愛も増えるシーズン。秋らしくなってきた今は、夏のあいだに知り合...
並木まき 2020-09-23 06:00 ラブ
“お前”と呼ぶ男性の隠れた心理6選! 彼はどんな気持ちなの?
 彼氏に限らず、男友達や上司から「お前」と呼ばれた経験がある女性は多いはず。「不快だな」と感じる女性も多い、この「お前」...
孔井嘉乃 2020-09-22 06:00 ラブ
"短期恋愛"常習の40代独身男を変えたサードプレイスの出逢い
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-09-29 14:55 ラブ
自分の彼氏と友達の彼氏を比べてしまう理由5つ&やめる方法
 女性はついつい自分の彼氏と友達の彼氏を比べて、優劣をつけてしまうことがあります。比べても意味がないことはわかっているの...
恋バナ調査隊 2020-09-21 06:00 ラブ
倦怠期脱出へ!彼氏から“別れたいオーラ”を感じた時の対処法
 出会った頃はラブラブだったのに、1年も経つと扱いがだんだん雑になってきて、彼氏から「別れたいオーラ」が漂うように……。...
若林杏樹 2020-09-21 06:00 ラブ