浮気編<1>浮気男のLINE公開処刑!ゼンメイが泣いた一件とは

小悪魔ドルチェ寿司 編集者
更新日:2019-07-28 18:12
投稿日:2019-06-07 06:00
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホットなイットボーイというより、じわじわ低温やけどさせる引退系男子。そんな男を好いて惚れ尽くしたわたしの話をしてみたいと思います。今回は浮気男の精神構造を“LINE公開処刑”で追っていきたいと思います。

全米? ノー、全命!

【vol.16】

 さて前回、従順なドMのわたしが、クリスマスウィークにいろんな予定を立てていたさなか、付き合い立て2カ月になる81歳の恋人の携帯を見たらエレクトリカルパレードだったお話を致しました。

 携帯を見ようとしている"全命(ゼンメイ)"に告げたいのは、絶対に、恋人の携帯は見てはダメ!

 携帯を見たら1京%の確率で今までの関係は壊れます。もし万が一にあなたが携帯を見ても平気な恋人は誠実かもしれないけど、社会性に乏しかったり共感度が低かったりして、一緒に暮らすと破綻します(断言)。

 だってあなたのことしか見てないんだもん。


 あなたのことにしか興味がないんだもん。


 一緒にいてもあなたの方が無理だわこれ、ってなります。

 なんなら生涯年収も低いし、出世も見込めないので、貧乏を取るか、恋人の携帯を見ずに平穏でお金に困らないそれなりの生活を取るか、が課題です(偏見!)。

 あるいは女の噂がないビル・ゲイツまで突き詰めた世界規模のお金持ちを探すか、その3択です。

 万が一の万が一にも、社会性もあり、年齢の平均年収プラス280万を稼いでいる男は、逆にもっと狡猾なので簡単に女は騙されます。ここら辺クラスの男が一番信用ならないかもしれません……。

 自信もありモテるしスタイルを持っていて、自分ファーストで女の替えが常時5人はいるタイプ。この手の男は港区に30%いる系ですが、女が思うよりスマートで考えをめぐらせ、いろいろな施策や一計を案じています。だとしても、実際、"発射"の受け皿側の女はすべて見抜きます。マジで。

 携帯を見てシロだからといってふたりの信頼関係が構築される確証はないどころか、携帯を見たことでお互いの信頼関係は一時崩壊する。シロならシロで情報操作を疑い始めるのが女ってもんです。ふたりの関係におけるほころびの萌芽を黙って見過ごせるわけがない。

 おまけに、携帯を見たことを言わなくても態度に出すので、1正%の確率でバレます。

 もっとも――。

 一生浮気しない男は、全男子の1%います。ゼロから1になるには、100億光年くらい飛び越えなければいけない距離があるのですが、なにかのきっかけでゼロから1回目の浮気に走ってしまうと2回目までの距離は500mくらいにまで縮められます。箱根駅伝の日本大学もびっくり過ぎるごぼう抜きです。

 そして2回目から3回目は5cmの快進撃、3回目から4回目は、もはや5mm……? 

 ってか距離ある?

 え、普通に歩いてないってくらいなんの障壁もありません。結局(?)これが東京にいる99%の男性と思っていただけたら間違いはないかと。

 需要と供給、マッチし過ぎ。

浮気LINEという名のサプリメント

 それにしてもひろしの携帯を見た際、ひろしLINEのなかの女子テンションは、エレクトリカルパレードに新喜劇を加え富士サファリパークという趣向でいらっしゃいました。

 その欲剥き出しLINEが女のストレートな粘膜の攻防戦で、それを受け入れているひろしにショックを受けたわたしは丑三つ時にジェラートピケのままでタクシーに乗り込み、朝まで呑んだくれたのです。

 前回までの解説が史上最高に長い回になりました。

 が……!

 100億光年の銀河と5mmの尺取り虫的長さを説明するには必要な段落だったということでお許しをば……。

 さかのぼってみると、実は、ひろしったらわたしと出会った当初は誰からのLINEにも一切返事してなかったんです(歓喜と絶望の号泣)。

 出会った頃はわたしに時間を割くべきという下半身脳みそによる本能で、ひたすらわたしに時間を割いてくれていたわけです。だからこそ、17時に帰ってディナースタートみたいな無理難題をわたしに強いていたのですが、それが叶えられないとなると、ひろし自身も知らず知らずの間にのりしろを作り出し、それがまた日常になったのですね。通常モードに戻った、という。

 わたしとの関係にプラスして、足りない栄養を“サプリメント”で補う――。

 ひろしにとっては至極当然の所為だったわけですね。とりあえず。

 次回(6/14更新予定)に続きます。

小悪魔ドルチェ寿司
記事一覧
編集者
出版社で勤務のかたわら、現場主義のスケベライフを送っている最中に81歳と恋に落ち同棲生活開始。

関連キーワード

エロコク 新着一覧


「妻を他の男に抱かせたい…」エリート商社マンの告白 #1
「ネトラレ(寝取られ)」という言葉をご存じでしょうか。官能小説やアダルトゲーム等ではすでに定番化しているこちらの分野、い...
蒼井凜花 2020-10-11 06:38 エロコク
おすすめ人気膣トレグッズ5選!感度UPでもっとキレイに♡
「膣トレ」って、聞いたことがある人は多いでしょう。締まりが良くなる、イキやすくなるなど、セックス時にメリットがあるだけで...
ローターとしても挿入しても♡遠隔操作もできちゃう優れモノ
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、ラブグッズをコレクションし始めたころの私は、まさにそれでした。というよりも、...
桃子 2020-10-05 06:00 エロコク
SEX観を変えた映画と彼…“無理しない”に気づいた人形プレイ
 その人の生き方は、セックスのシーンでも滲み出るのではないでしょうか。受け身だったり恥ずかしがるよりも、アクティブで主体...
大泉りか 2020-10-03 06:00 エロコク
編集部&プロが選ぶ 女性に優しいおすすめラブグッズ11選♡
 あなたは、ラブグッズを使ったことがありますか? 「興味はあるけれど機会がない」「周りにバレたら困る……」と、尻込みして...
デリケートゾーン全体をカバー…マッサージされるような快感
 女性はクリトリスの刺激が大好きです♡  ラブグッズ業界はそのへんをしっかり心得ているので、あの手この手でクリに...
桃子 2020-09-26 06:00 エロコク
ヤリモク男は悪いの?あなたも“ヤリモク女”になっちゃえば?
 カラダ目当ての男って、私は嫌いじゃありません。「ヤリ逃げされた」とか「遊ばれた」とか言ってる女子もいるけど、性欲を満た...
スルッと簡単に挿入できる“リモバイ”でアブノーマルな快感を
 リモートワーク、リモート飲み会……。リモートという言葉がこんなに使われる日が来るなんて、誰が予想したでしょう。ラブグッ...
桃子 2020-09-20 06:00 エロコク
これが正解!浮気がバレた時のパーフェクト対処法7カ条<前>
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイッ...
スマホをリモコンに遠隔操作!遠距離恋愛カップルにおススメ
 手にした瞬間、ずっしりと重い。「ウィーバイブ ワンド」は私が試してきた数々のラブグッズの中でも最重量級です。  ...
桃子 2020-09-18 12:03 エロコク
自在に曲げて好きな角度に当てれば…念願の“中イキ”が実現
 気持ち良さとは理屈によるものではない、と思われがちです。たしかに、セックスではフィーリングが大事。でも実は、体の仕組み...
桃子 2020-09-07 11:06 エロコク
され女が浮気相手と直接対決!やり取り全貌と招かれざる客
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイッ...
世界が広がった…夫一筋の専業主婦が“裏垢”にハマった理由
 ツイッター上で、性的な画像や発言などの投稿をくりかえす“裏垢女性”のアカウント。目にする度に「いったい何の目的があって...
大泉りか 2020-09-02 18:00 エロコク
膣と子宮から広がる波紋…重く細やかな振動で深いオーガズム
「骨まで愛して」という懐メロを聴いたことがあります。人には見えない、自分の芯のところまで愛されたいという、情念や執着があ...
桃子 2020-08-29 06:00 エロコク
敏感な部分にジャストミートで“リモバイ”を十分に楽しめる
 “リモバイ”という言葉が分かるなら、あなたはラブグッズ上級者。この連載でも何度か取り上げてきましたが、リモートバイブ、...
桃子 2020-08-24 15:29 エロコク
女流官能作家なのに「膣イキ」できない…お悩み解消法3選!
 日々、男女のセックスを書いている官能作家の筆者ですが、実はセックス時、膣内(なか)でイクことができません。  こ...
蒼井凜花 2020-08-18 23:35 エロコク