40代地下ドルの悲劇!夫と後輩ホステスの店内SEXに遭遇 #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-05-19 12:15
投稿日:2023-05-12 06:00

ベテランホステスを襲った悲劇

――接客業の中でも、ホステスは口説きやセクハラにも笑顔でかわしてリピートしてもらう。本当に大変な仕事だと思います。続けてください。

「ホステスに復帰してから、あっという間に3年が経過しました。私はベテランホステスとして、再びトップ5に入るようになっていました。

 Nさんも黒服をまとめるチーフ役に昇格して、収入もアップ。友人のアイドル達も『アラフォーアイドル』として、定期的にライブハウスでライブを開催していましたね。

 35歳になった私は自分の身の振り方を考えていたんです。そんな折、事件が起こりました。

 閉店後、私が忘れ物を取りに店に戻ったところ、更衣室から声が聞こえてきます。足音を忍ばせ、ドアの隙間から室内を見て、私は仰天しました。

夫がナンバーワンホステスとセックスを

 店のナンバーワンで24歳のH子とNさんがセックスしていたんです。彼女はNさんが担当の正統派美人のホステスです。

――もう……R美さんに見つかったら大変よ……。Nさんて悪い人。

――アイツのことはとっくに飽きてるよ。籍は抜いてないけど……今はH子だけだ。

 壁に手をついて引き締まったヒップを突き上げるH子めがけて、Nさんがバックから勢いよく腰を送り込んで……。

――ああっ……いいッ! 私、Nさんのためにもっと頑張るから。

――嬉しいな。半年もトップをキープしてるんだから、この調子で行けよ。

 Nさんの腰づかいがひときわ激しくなりました。

――ン……分かってる……だから、これからも……ああっ!

 信じられません。彼、浮気していたんです。しかも、少なくとも半年前から……。目の前が真っ暗になりました。

 続きは次回

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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