うつむいてもいい 幸せは下に落ちている? 2023.8.20(日)

小原玲 動物写真家
更新日:2023-08-20 06:00
投稿日:2023-08-20 06:00
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナガの写真とともに、勉強に仕事に恋愛に、毎日をがんばる私たちの背中を押してくれる、きょうのシマエナガちゃんの“ひとこと”です。

 生まれて初めての海で波をかぶって海水を飲んで、「海なんてきらい」と泣いた男の子。

 砂浜に上がってもずっと下を向いているから心配になって顔をのぞいてみたら、すでに気持ちを切り替えて砂に埋もれた綺麗な石を探していた。

「つらいときこそ上を向こう」と言われるけど、本人にその気があれば「下」にだって幸せは落ちているみたい。

「海は眺めるほうがたのしいんだ。砂浜であそんだり、屋根の下(海の家)でかき氷を食べるのもいいよね」

 そのトシで真理にたどり着くなんて、なかなかオトナだなあ(笑)。

小原玲
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動物写真家
1961年、東京都生まれ。茨城大人文学部卒。写真誌「フライデー」の専属カメラマンを経て報道写真家として国内外の雑誌での活動後、動物写真家に転身。近著に写真集「シマエナガちゃんの日々 - ぼくはここにいるよ -」(ワニブックス)や「Kiss!」(小学館)や「アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ」(講談社)などがある。2021年11月、永眠。
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