生まれた性別で誰かが誰かに恋をした きっとそれだけのこと

小原玲 動物写真家
更新日:2024-01-24 06:00
投稿日:2024-01-24 06:00
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナガの写真とともに、勉強に仕事に恋愛に、毎日をがんばる私たちの背中を押してくれる、きょうのシマエナガちゃんの“ひとこと”です。

 たまたま女に生まれて男の人に恋をした。たまたま男に生まれて女の人に恋をした。

 たまたま女に生まれて女の人に恋をした。たまたま男に生まれて男の人に恋をした。

 誰かが誰かに恋をしただけ。誰がどんな立場でそれを「正しい」「正しくない」なんて決められるだろう。

 今までそうだったからって、結婚したからって、関係が永遠に続くとは限らない。

 相手も変わるし、自分も変わる…かも?

 ほんの少しの想像力があれば、そんな風に思えるはずなんだけどな。

小原玲
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動物写真家
1961年、東京都生まれ。茨城大人文学部卒。写真誌「フライデー」の専属カメラマンを経て報道写真家として国内外の雑誌での活動後、動物写真家に転身。近著に写真集「シマエナガちゃんの日々 - ぼくはここにいるよ -」(ワニブックス)や「Kiss!」(小学館)や「アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ」(講談社)などがある。2021年11月、永眠。
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