更新日:2023-10-28 06:00
投稿日:2023-10-28 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
事実婚5年目…法律婚への移行を考える
40歳の麻理さん(仮名)は、5歳年上のジョウジさん(仮名)と、事実婚5年目。当初は事実婚を望んで選択していたものの、最近になって法律婚へ移行したいと考えているそうです。
しかし、パートナーのジョウジさんが乗り気ではないことから、麻理さんは今のふたりの関係にストレスを抱えています。
「彼は『事実婚でも法律婚でも、どっちでも“結婚”には変わらないんだから、麻理の好きなほうを選べばいいよ』って、言ってくれていたのに。今になって私が法律婚を望んだら、彼は渋り出して……。話し合いのたびに、アレコレと言い訳を並べています」
世間の認識度が低いことにイライラ
麻理さんが「法律婚を選んでおけばよかった」と感じるようになったのには、いくつかの理由があるそう。
そのなかでも1番大きなウエイトを占めているのは?
「やっぱり、今の日本ではまだまだ事実婚への認識が低く、法律婚に比べると世間からの認知がイマイチだなっていうのが大きいですね。
私のまわりの人たちも、私が『事実婚です』って言うと、同棲しているだけって捉える人が少なくないんです。
事実婚でも法律婚でも私がジョウジさんの“妻”であることには変わらないはずですが、うちの親ですら、ジョウジさんのことを『娘の婿』とは思っていないような発言が多いですから」
ラブ 新着一覧
好きな人に、“わざとLINE”を誤送信したことはありますか? 多くの女性は「きっとバレてる」「逆効果だと思う」と、送信...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚を切り出すのは女性からというイメージが強いかもしれませんが、家庭裁判所で...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.35〜女性編〜」では、コロナ禍でも浮気をやめなかった夫と離婚したものの、その浮気や離婚にまつ...
あなたは、自分より稼ぎの少ない男性との同棲を考えられますか? 昔ながらのイメージだと「男性は女性より稼いでいるもの」で...
せっかく大好きな男性とお付き合いできても、大切にされている実感がないと不安な気持ちになってしまいますよね。そこで今回は、...
いわゆるBLものでは、イケメン同士が恋愛することが多く、その様子を女性たちはうっとりと見つめている。そして実は、現実世...
彼氏ができれば、当然「関係を長続きさせたい」と思うもの。しかし、交際がスタートしてから、「こんな人だったんだ……」と気...
カレのことは好きだけど、今日はなんだか疲れているし、気分じゃない……。でもカレはやる気満々だし、どうしよう〜。そんな時...
結婚に憧れている女性は多いでしょう。しかし、結婚願望があるのに、なかなか叶えられずにいると不安になってしまうもの。でも...
付き合っている相手を束縛してしまうのは、「ほかの人に取られるのではないか」「本当に自分のことを愛しているのか」というよ...
SNSを見ていると、結婚後もパートナーとの間に不満を抱えている人も多いように感じます。一緒に生活していれば多少の不満が...
彼氏ができると「嫌われたくない」「もっと好きになってほしい」という気持ちがあるあまり、何でも彼の言うことを聞いてしまう...
「結婚したら、自分の人生はパートナーがどうにかしてくれるかも」——。今思えば無意識下でそう思っていた時期が私にもありまし...
「あんなに優しかった彼が、結婚したら変わった……」と、夫の変化に嘆く声をよく聞きます。未婚の女性は、「本当に変わってしま...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...