大人のストレス発散方法5つ! イライラ社会をどう生き抜く?

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-08-15 18:37
投稿日:2019-08-15 06:00
 日々、ストレスを感じることは多くあります。仕事や人間関係でどうにもならないことに遭遇すると、やきもきしてしまいますよね。時に自分は悪くないのに、謝らないといけないことも。そんな環境に身を置いていてはイライラするのも当然です。このストレスをどう発散するかが大事なポイント。この社会とうまく付き合っていける人は、ストレス発散が上手な人だといえるでしょう。

ストレス社会!イライラの発散方法で試すべき5つのこと

 ストレスの原因は至る所に存在します。恋愛や友人関係に職場の人間関係。多くのストレスに悩まされますよね。どうしたらストレス発散ができるのか、その発散方法についてシェアします。

1. ガムや氷を噛む

「イライラすると、とにかく八つ当たりしたくなります。だけど職場でそんなことしたら周囲に引かれますよね。そこで私が考えたのは“ガムを噛む”ということ、自宅では氷もいいですね。噛む力ってすごいものです。誰かに危害を加えることもない。噛み応えがあるものを一生懸命に噛んでいると、なぜかイライラが和らぐんですよ」(Mさん・27歳女性/大学生)

 イライラすると、それを誰かに聞いてほしくなります。しかし、忙しい時やまとまった時間を取れない時こそ、ストレスはたまるもの。ガムや氷を噛むと、周囲に八つ当たりすることなくストレスが軽減できそうです。誰かに打ち明けることが苦手な人ほど、おすすめできるストレス発散法ですね。

2. イライラを運動にかえる

「イライラしたら、それを運動に生かします。怒りはすごくエネルギーを使いますから、それを運動にかえるのです。ストレッチしたり、朝にランニングしたり。自分の健康もアップするし、ストレスをもたらしてくれる人に感謝できるようになりました」(Uさん・29歳女性/SE)

 イライラした時の不快な感情は、言葉で言い表せないほど大きなエネルギーです。心に留めておくと、いつまでもストレスが解消しない経験は多くの人にあるでしょう。そのイライラやモヤモヤを、違う良いことかえてみることをおすすめします。

3. ご褒美タイムを作る

「とにかく仕事に家事と、やることが多すぎるんです。疲れが出てくる週の中ごろに意識して息抜きタイムを作っています。スケジュール帳にも書いて予定を入れないようにしてます。そのくらい意識しないと、この社会で自分を休ませるのは難しいですよ。ご褒美タイムを1カ月間、スケジュールに組み込みます。ちょっと高級な喫茶店に行くこと、これが私の癒しになっています」(Sさん・31歳女性/兼業主婦)

 スケジュールが空いたら自分を労おう、と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、多忙な現代社会では、それは叶わぬ願いになってしまうことも少なくありません。ご褒美タイムは自分で率先して勝ち取りにいきたいもの。ストレス発散のための時間を、予定に組み込んでしまうのがおすすめですよ。

4. 時には自分を優先させること

「多くの人のために動いているのに、“どうして分かってくれないの?”と思う時がありませんか。そんな時は、あえて“自分に尽くすこと”を意識しています。自分のためだけにお店を予約したり、欲しいと思っているものを購入します。自分を大切にできていると、人も大切にしたいと思えます。これは性格が悪いのではなく、どんな人でもそうだと思います」(Kさん・26歳女性/看護士)

 自分の努力が報われないと人は不満を持ちます。ストレスフルの時は、自分だけ頑張っているような気がしてならないもの。そんな自分を優先させることで、周囲の人にも優しくなれることがあるようです。自分に余裕がない時に、人に思いやりを持つことは難しいのでは。周囲の人のためにも、常に余裕をもつことを意識しましょう。休むことは、悪ではありませんよ。

5. 紙に書いて破る

「嫌いな人に暴言を吐くこともできないし、周囲に悪口を言いふらすのも嫌です。そこで、紙に書き出すことにしました。なんでムカついたのか、どうしてこうなったのか。自分がモヤモヤしたことを全て紙に書き出します。その紙を思いっきり破るとストレスが発散されます。紙に書いておいて、翌日に見ることもおすすめ。些細なことでイライラしている時もありますから」(Iさん・35歳女性/弁護士)

 自分が何にいら立ち、感情を乱されているのかを理解しましょう。ストレスの原因を自覚することで、対処法が見えてくるからです。あとで冷静になった時に見直してみるといいかもしれません。

ストレス発散方法を複数持っておくこと

 自分が何にイライラしやすいのか、それを把握しておくとストレスを遠ざけることができます。ストレスの発散方法は、多いに越したことはありません。自分に最適な方法を複数持っておくことで、このストレス社会とうまく付き合っていけるようになるでしょう。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ライフスタイル 新着一覧


草むらをくんくん…“にゃんたま”君の探し物は何ですか?
 無限に見ていたいパーツNo.1といえば、にゃんたま!  今回は探し物中のにゃんたまにロックオン。  たしか...
苦手な人との向き合い方! 職場の人間関係を円滑にするコツ
 仕事の内容には慣れてきたし、プライベートも楽しくできている。ただ、「職場に苦手な人がいるっ」――。そんな方も多いと思い...
自分で皮下注射も…採卵手術前日までにやるべき3つのこと
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
キリスト教のお盆「ハロウィン」 その由来とカボチャの意味
 ワタクシ、全く上達しないドイツ語の個人レッスンを受けております。上達しない理由は一重にワタクシの不真面目さによるもので...
自然災害に巻き込まれた…子どもとどう向き合ったらいい?
 台風19号の爪あとが各地に深刻な被害をもたらしていますが、近年は相次ぐ自然災害で被災住民が避難生活を余儀なくされるケー...
月吹友香さん<後>41歳専業主婦が小説家を目指して見えたもの
 第18回(2019年度)「女による女のためのR-18文学賞」(※)の大賞受賞作「赤い星々は沈まない」は老女の性を大きな...
今日の議題はにゃに? 夕暮れの猫集会でポロリ“にゃんたま”
 猫の島、日暮れ近くに猫の集会にお邪魔しました。  おのおの一定の距離を保って、茶白、黒白、サビ、三毛、キジ、サバ...
“生活習慣病”も予防して! 介護は認知症だけじゃないんです
 日本は長寿大国です。誰しも安心して生涯を全うできるとしたら、高齢であることはとても素敵なこと。しかし、介護士でもある筆...
月吹友香さん<前> 私がR-18文学賞で高齢者の性を描いた真意
 読書の秋到来。直木賞や芥川賞、日本推理作家協会賞に本屋大賞……国内には数多の文学賞がある中で、「R-18文学賞」(※)...
犬でなく人間だったらと思うと…モラ気質なワンコの実態3選
 モラハラ気質は、人間だけに限ったお話ではないのかもしれません。「うちの犬が人間だったら、モラ男(モラ女)に違いない…」...
子宮全摘だけでもつらいのに…腸閉塞で長さ190㎝の管を挿入
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
お日様パワーでモテにゃんに…ぽかぽか日光浴“にゃんたま”
 きょうのにゃんたまωは、雨上がりの日光浴。  濡れた毛を乾かして、お日様パワーでぽかぽかリラックス♪  気...
魔法の鍋! 自動調理鍋の購入でキッチンはどう変わったか?
 最近話題の自動調理鍋。材料を入れてスイッチを押すだけで、料理ができてしまうという優れもののようです。少しでもラクをした...
癒し系の彼女になって? 恋愛はそういうサービスじゃない!
 あなたには理想の恋人っていますか? 「優しい人がいい♡」「背が高くて色白がいい♡」「お金持ちがいい♡」  好きなタ...
共感されないけど…子どもを欲しいと思わない女の4つの理由
「子どもが欲しいと思わない」――。女性がポツリともらすと、男女問わず「どうして!?」「なんでほしくないの?」と質問責めに...
人はなぜ死者に花を手向けるのか? 古代から続く花のチカラ
 お花屋さんという御商売は、本当にさまざまなお客様のいらっしゃる場所でございます。ワタクシのお店は神奈川でもちょっぴりカ...