現役ネトナン師が激白!ネットナンパのシビアな世界と人妻攻略マニュアル

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-09-03 13:55
投稿日:2024-03-08 06:00

ブサメンからフツメンへ

――美容整形ですか?

「はい、清潔感が最優先ということで、まずはヒゲのレーザー脱毛をしました。お陰で肌がキレイと言われます。

 また、長年のコンプレックスだった歯並びを治し、ホワイトニングもしました。あとは横顔がキレイに見えるよう、鼻筋とアゴにヒアルロン酸注射もしています。

 そして、ランニングで7キロ減量して腹をへこませ、口臭や体臭を消すサプリも飲み始めました。一重まぶたは『二重にしたい』と医師に提案したら、『あまりにも不自然すぎるから、やめた方がいい』と言われ、思いとどまりました。

 まだまだイケメンとは言えませんが、ブサメンからフツメン(普通の男性)に昇格したでしょうか。

 とにかく、女性には『好かれる努力より、嫌われない努力が大事』と容姿を整え、マサヤさんのマニュアルを徹底的に読み込んでモテの極意を学びました。

 女性は『キモイ(ブサイク)、クサい(不潔)、暗い(ウジウジ)』男を嫌うので、ここも徹底しましたね。

会社経営者とネトナン師としての二重生活へ

 そして、サイト内のチャット欄では、以前の僕なら決して言えなかった言葉――たとえば、

『〇〇さんのおかげで、毎日が彩りに満ちています』
『〇〇さんのそんな可愛らしい部分が素敵です』
『いつもお仕事を頑張っていて尊敬します』
『いつも優しくしてくれてありがとう』

 なども、照れずに伝えられるようになりました。とどめに、自分の強みでもある高年収(年収2000万円)をアピールし、デートで使えるお洒落なカフェやレストランをリサーチ。マッチング率やリアル対面率がグッとアップしたんです。

 こうした苦労の結果、会社経営者とネトナン師としての二重生活が始まりました」

 高学歴と高収入のハイスぺ男性・ジンさんは、過去に味わえなかった青春を楽しむべく、人妻たちと関係を結んでいくこととなる。

 続きは次回

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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