「将来見据えて倹約したいのに…」妻のお出かけ願望が理解できない30代男

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-05-11 06:00
投稿日:2024-05-11 06:00
冷酷と激情のあいだvol.194〜女性編〜」では、結婚早々に節約生活を強いられている生活に嫌気が差している新妻・果穂さん(30代後半・仮名)の悲痛な声をお届けしました。

 夫であるシュンさん(同・仮名)の唯一の娯楽は、夫婦における性生活だとしか思えないと話す果穂さん。では、シュンさんは、妻との関係についてどう考えているのでしょうか。

結婚2年目…妻のこだわりのせいでお金が貯まらない

「思ったよりも結婚生活って、大変ですね。想像していた以上に、お金がかかります。

 家賃とか日用品費とかは一人暮らしよりもコスパがいいと期待して結婚をしたのですが、女性って化粧品とか日用品とか、こだわりがあるじゃないですか?

 だから、シャンプーひとつ買うのにも、妻が使ってくれそうな銘柄を選ばないといけないから、僕が思うほどには節約がうまくいっていません」

趣味は貯金

 お金を貯めるのが趣味だと話すシュンさんは、若い頃に「30代までにやりたいことはやり尽くしたから、40代になってからは、老後資金を貯めるのが楽しみになった」とのこと。

「僕、若い頃はけっこう浪費もしたし、欲しいものはバンバン買うタイプだったんですよ。だけどそうやってお金を使っても、そのときは楽しくても、あとには何も残らないことが多いなぁ…って気づいたんです。

 だから結婚したら絶対にしっかり節約生活をするって決めていたし、果穂は派手な女性ではないから、僕の金銭感覚やスタイルに合う女性だと思って選びました」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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