命がけで庭の雑草駆除、今年もやるの?ローメンテを叶える夏の雑草対策

斑目茂美 開運花師
更新日:2024-06-12 08:53
投稿日:2024-06-12 06:00

手間は最小限のオススメ!雑草対策

 お花屋なワタクシは多種多様なお庭を見せていただく商売ですが、最小限のお手入れで美しいお庭を維持が期待できるのは、『土壌を変えること、排水を良くすること、グランドカバーの植物を植えること』

 グランドカバーの植物は美しいだけでなく雑草の種子が覚醒する太陽の光を遮光してくれることも期待できる! 一粒で二度オイシイ!(昭和生まれじゃなきゃわからんCMフレーズ)

 ワタクシが勝手に応援する、グランドカバーに植えて良かったなぁ植物4選をご紹介します。

グランドカバーにオススメなのは?

1. タピアン

 宿根バーベナの一種。サントリーがグランドカバー用に開発したバーベナ。適度な繁殖力と雑草を上回る早い成長。何より花が美しい! ハンギング商材としても大変に良い!

 こんもり育てたければ茎を切り詰めることで分岐してなお花咲く。こぼれ種でも増えるし、もう最高よ!

2. アジュガ

 カラーリーフとしてもイケる。春には花も咲き、カラーリーフとのコントラストが美しい。

3. クリーピングタイム

 香りが良く、春には花も一面に咲いてキレイ。常緑でゴキブリやコバエなどの虫除けも期待できる。まだらなカラーもあり、伸びすぎたらカット。

4. セダム

 さまざまな色のカラーリーフとして重宝。わずかな土でも育ち、特別な水やりは無用だし根も浅いので増えすぎたら抜くのも超簡単。ちょっとした隙間を埋める時に重宝する。

 植えるというアクションは無用。刻んだ茎をばら撒くアクションでも根付く。何種類かの色違いのセダムをカットしてばら撒くだけで勝手に根付き、調整にも苦労しない優れもの。

まとめ

 正直夏場には、多少の雑草ってのも地表の温度を下げたり、水分を保ったりと全くの悪物ってわけではなくて、良い仕事もしてくれますのよ。

 あまりにも偉そうにデカい雑草や繁殖力が旺盛すぎるものはおさらばしますが、可愛いものはある程度は良し! と思うようにしております。

 多少のお手間には目をつむる。除草作業は“命がけ”でするものでもなく、お庭掃除は水分取って涼しくなってから! 頑張ってくださいね。

 ローメンテで雑草の少ないお庭やベランダガーデニングが叶うことを…遠いお空の向こうから応援しておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


はじめてのホストクラブ どんなところに気をつけたらいい?
「ホストクラブに行ってみたい! でもドンペリをねだられそうで怖い……」と迷っている女性がとても多いです。けれどほとんどの...
介護施設の選び方…入所前に“本性”を暴くチェックポイント
 近ごろ、ニュースで目にするたびに高齢者への虐待に心を痛めています。筆者は、これまで6つほどの介護施設で働きましたが、そ...
失敗しない家の選び方 快適生活のため気をつけるポイント6つ
 筆者は、これまでの人生で実家の引っ越しも入れると、8回ほど引っ越しをしています。そのうち5回ほどは、結婚や仕事の都合、...
えっ転移? 子宮頸がん術後に襲いかかる後遺症リスクのお話
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
やっと会えたね♪ 水辺でデートを楽しむ幸せ“にゃんたま”
 望遠レンズを覗いていると……きょうのにゃんたまωは、水辺で決闘!?  いいえ、水辺で逢い引きです。  雨が...
オンナが恋愛ネガティブになる“不幸のスパイラル”脱出法とは
 いつからだろうか? 仕事は楽しくできるのに、プライベートではなぜかネガティブ。特に恋愛に関しては腰が重い。 「この人...
犬を飼いたいと思ったら…救える命があることも知ってほしい
 近ごろは空前のペットブームですね。「犬って可愛いなぁ」と思う人も多いのではないでしょうか。散歩をさせている犬をみれば「...
小さな優しさが呼んだ奇跡…ワタクシは花のチカラを信じます
 死ぬまでにしたいことはなんですか――? そんなことを突然聞かれても、どれだけの方が答えられるのでしょうか。  あ...
大人のストレス発散方法5つ! イライラ社会をどう生き抜く?
 日々、ストレスを感じることは多くあります。仕事や人間関係でどうにもならないことに遭遇すると、やきもきしてしまいますよね...
愛しいあの子を待ち伏せ…気品あふれる白い“にゃんたま”王子
 きょうは、幸せの白いにゃんたまω。  綿アメみたいにふわっと品性あるにゃんたまなので、「白にゃんたま王子」と名付...
身近な人の変化に気づいて 認知症の兆候が疑われる3つのこと
 身近な人の変化に「認知症かも……」と疑いたくなることはありませんか? 認知症が社会的な話題となり、「もしかして」と思う...
ストレス発散や美肌にも…キックボクシングで女性の悩み解決
 働き方改革で残業が少なくなりアフター5(ファイブ)を楽しむ時間の余裕ができた今日この頃。早く帰っても何をしたらいいのか...
いよいよ子宮全摘へ 入院女子が涙した必須&便利グッズ17選
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
暑い日はずっとシエスタ…大事な“にゃんたま”を冷やす後ろ姿
 暑い日をどう過ごすか。  きょうは「夏だって毛皮を纏ってるぜ!」のにゃんたま君の知恵を拝見しましょう。  ...
ピルでツルツル肌に? 知っておきたい8つのメリットと危険性
 ピル連載も4回目。第1回目の「日本はピル後進国!『ピル=避妊』の考え方は遅れています」でも少し触れましたが、今回は、ピ...
勤務時間が長い! “自分しかできない仕事”をゼロにする方法
 定時上がりは憧れるけど、いつも勤務時間内に処理しきれず残業――。当然、プライベートの時間はカット。1日1時間の残業で、...