佐々木希、三田寛子…我慢したのは“サレ妻”だけでない!太川陽介、立川志らく“シタ妻”を許した男の矜持

更新日:2024-06-28 17:03
投稿日:2024-06-28 17:00

 7月8日からスタートするのが、主演の松本まりか(39)が“サレ妻”を演じるドラマプレミア23「夫の家庭を壊すまで」(テレビ東京系)。LINEマンガで人気を博した電子漫画「夫の家庭を壊すまで」が原作のドラマで、学生時代からの純愛を貫き結婚した夫の勇大と15年に渡り不倫関係にある女性に、松本演じる妻の如月みのりが復讐するというストーリーだ。

 芸能界でもなにかとクローズアップされがちなサレ妻だが、女優の杏(38)は唐田えりか(26)との不倫発覚で元夫の東出昌大(36)と離婚を決断した一方、佐々木希(36)、仲間由紀恵(44)、三田寛子(58)などは、夫の不倫に見舞われても離婚を思いとどまっている。

 様々な理由から離婚を避けたサレ妻の存在が注目される中、見落とされがちなのが“オイタ”した妻を許してきた男たちの存在だという。
 
「かつて“今週、妻が浮気します”というネットの書き込みが話題になり、書籍化されていますが、芸能界でも古くは元モーニング娘。の矢口真里のクローゼット不倫や、最近では広末涼子と料理人の鳥羽周作氏のW不倫がセンセーショナルに報じられ、それぞれの元夫、中村昌也、キャンドル・ジュン氏と離婚しています。一方で、“シタ妻”の不倫を不問に付した太川陽介や立川志らくは特殊なケースだと言えます」(芸能ライター)

 おしどり夫婦と言われた太川陽介(65)と妻で女優の藤吉久美子(62)の場合、藤吉の不倫が発覚したのが、2017年12月。当時、東京に単身赴任中の在阪テレビ局敏腕プロデューサーの部屋で藤吉が密会する様子や、ホテルで一夜を明かす様子が週刊文春に報じられた。

 記者会見で「今回は、ウチのバカもんが軽率な行動をとってこんな騒ぎになって」と明るい表情で釈明した太川。藤吉から「疑われるような軽率な行動をとってすみません。そういうのじゃないから信じて下さい」と言われたという。だが、「誰が聞いたってクロでしょ」と本音を漏らしつつ、「彼女が言うので『よし分かった。信じる』と言った」「『これから大変だぞ。誰が聞いたってクロだと思うから、世間から厳しい目で見られる。だけど、僕が守るから。これで終わり』と言いました。我々の中ではそういう話になってます」と、藤吉の不倫疑惑を不問に付したことで、太川は男として株をあげた。

“妻の業”を肯定した志らく

「状況的に明らかにクロであるのを本人も認識しつつも、妙に明るく振る舞っていたのが逆に痛々しかったです。バス旅で再びブレークした太川はロケで自宅を不在にしていることが多く、モラハラ疑惑もあったことから、妻への同情の声もありました。今では太川のYouTubeチャンネルにすっぴんの藤吉が登場するなど、関係は円満な様子です」(スポーツ紙記者)

 もう一人が、落語家の立川志らく(60)。20年に志らくの17歳年下の妻と弟子の不倫疑惑が報じられると、当時出演していたTBS系の情報番組「グッとラック!」で、志らくはこう釈明している。
 
「それに関しては、私は妻の事を信じておりますので、このことで夫婦の絆が壊れることもございません。離婚することも1億%ございません」「私の妻、かけがえのない妻を世間の目から守る、命がけで守る、それだけです」

 太川と同様に、離婚はせず妻を守ると男らしく語っている。

「元女優の奥さんはもともとファンキーな人で知られていますが、志らくさんは2度目の結婚相手である奥さんのことが好きで仕方がなかったと言います。報じられたのが妻と弟子が志らく不在の自宅や車内で情事を繰り返していたというキツイもの。当初はさすがに激怒していたようですが、師匠の談志さんの名言『落語とは人間の業の肯定である』のごとく、ことを荒立てずに奥さんを許した。2人に共通するのは妻の不倫を乗り越え、その後、さらに活躍を続けているといったところでしょうか」(前出・芸能ライター)

 雨降って地固まるか。

エンタメ 新着一覧


「下剋上球児」で“令和のキムタク”になりそうなイケメン俳優は?
 2019年のドラマ、「3年A組-今から皆さんは、人質です」(日本テレビ系)を覚えていますか?  菅田将暉が教師役...
「らんまん」のデジャヴ? ヤバ藤化するダンサーの中山、秋山逃げて~
 内緒の話があると松永(新納慎也)から呼び出されたスズ子(趣里)は、梅丸のライバルである日宝に一緒に移籍しないかと誘われ...
桧山珠美 2023-11-14 16:15 エンタメ
木下優樹菜から迸るガチヤンキー魂!前言撤回、TV再登場するタチの悪さ
木下優樹菜様(元タレント・35歳)  やっぱりユッキーナ(木下優樹菜)様のヤンキー魂には惚れ惚れしてしまいます。 ...
堺屋大地 2023-11-14 06:00 エンタメ
市川染五郎は眉毛、堅あげポテト、ラ・マンチャの男なくしては語れない
 先日、歌舞伎で「ルパン三世」をやることが報じられました。題して、新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世)」。  ルパ...
上原多香子は不倫を繰り返す“恋愛単発ドラマ”の女王!続編不要体質の業
上原多香子様(女優、美容家・40歳)  元SPEEDの上原多香子様は、あまり役者業のイメージはないと思いますが、す...
堺屋大地 2023-11-14 16:23 エンタメ
スズ子覚醒!茨田りつ子(菊地凛子)と渋谷のり子の表情がオーバラップ
 歌うコツを掴んだスズ子(趣里)は、羽鳥善一(草彅剛)とのレッスンを続け、その歌声はぐんと熱を帯びてきていた。  ...
桧山珠美 2023-11-10 14:30 エンタメ
“おぼこ娘2人”の初々しい恋バナ! つよぽん演じる羽鳥は「まさに笑う鬼」
 スズ子(趣里)と羽鳥善一(草彅剛)の厳しいレッスンは相変わらず続いている。しかし、羽鳥はスズ子の歌に相変わらず満足しな...
桧山珠美 2023-11-09 15:46 エンタメ
BLACKPINKの再契約なるか?「7年目のジンクス」結末に4つのシナリオ
 世界的なK‐POPブームの昨今。「コクハク」読者の中にも、K-POPにハマっている方も多いのではないでしょうか? ...
2023-11-09 06:00 エンタメ
「マイホームヒーロー」を嗜む!なにわ男子高橋“俳優武者修業”に高好感度
 すっかり忘れていました。佐々木蔵之介(55)の存在を。最後の独身大物俳優などと言われ、過去には、小野真弓や丸山桂里奈な...
大和玲子(蒼井優)の戒名に「礼」と「優」、位牌の細部にまで抜かりなし
 スズ子(趣里)たちは、大和礼子(蒼井優)が出産後に病院で亡くなったと知らされる。スズ子はお別れの会で、大和が梅丸少女歌...
桧山珠美 2023-11-03 14:30 エンタメ
スズ子のナレ出世、股野のナレ求婚…感動のシーンを描いて欲しかった!
 昭和12年、スズ子(趣里)が香川から戻ってきて3年。梅丸少女歌劇団は、秋山(伊原六花)のタップダンスとスズ子の歌を二本...
桧山珠美 2023-11-01 15:37 エンタメ
SMILE-UP.(旧ジャニ)俳優部の演技&将来性、飛躍の片鱗見せたの誰?
 嵐の二宮和也(40)がSMILE-UP.(旧ジャニーズ)からの独立を発表しました。  中丸雄一、山田涼介、菊池風...
スズ子出生の秘密に迫る香川編、ナニワの至宝&大地真央のヅカ同期が登場
 スズ子(趣里)と六郎(黒崎煌代)のふたりは、梅吉(柳葉敏郎)とツヤ(水川あさみ)の故郷である香川を訪れる。スズ子が小学...
桧山珠美 2023-10-28 06:00 エンタメ
平手友梨奈に平野紫耀ら事務所移籍組が躍動!俳優と歌手の二刀流はあるか
 平手友梨奈(22)が出演するドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系)が好評を博している。  平均世帯視...
こじらぶ 2023-10-28 06:00 エンタメ
魂のラインダンスに涙、涙…入浴シーンの「四季の宴」趣里、歌うまい!
 山寺でのストライキは団員たちの要求が全面的に受け入れられ、幕を閉じる。  山を降り、ようやくいつも通りの練習を始...
桧山珠美 2023-10-25 16:30 エンタメ
梅丸少女歌劇団による山寺でのダンスシーンはニュースになった“アレ”
 山寺でのストライキが続く中で、大和礼子(蒼井優)はスズ子(趣里)に自分の過去の話をする。両親に反対されて、縁を切ってま...
桧山珠美 2023-10-24 17:03 エンタメ