地方都市の“女風”でイケメン率爆騰中 夢破れたヤル気ないオトコの巣窟に?

内藤みか 作家
更新日:2024-07-04 06:00
投稿日:2024-07-04 06:00
「イケメンって、年をとってイケメンじゃなくなったらどうするの?」という疑問を持つ女性はとても多いです。
 そのルックスの良さを活かして生き残っていこうとするイケメンも少なくありません。一例をお伝えします。

美女の「その後」には明るい未来が

 年齢を重ねた美人の生きかたとは、どのようなものでしょうか。

 例えばミスコンに出場するほどの美人さんは、その美しさを活かして美容家やモデルとして活動したり、起業する人もいれば、起業家などに見そめられて結婚したりと、華やかな人生を送るケースも少なくありません。

 YouTuberやインスタグラマーとして、美を保つための秘訣やおしゃれな日常を発信するケースも。

 近頃は50代になっても美を保つ美魔女も多く、ミセスコンなどで美を競う人もいます。

【人気で読まれています】“女風”で気持ち良くなりたいのに…アラフォー女性初回利用でなぜ大失敗?

じゃあ…イケメンのその後は?

 しかしイケメンのその後は、美人ほどははっきりとした道がありません。

 男性美容家はまだ少なく、モデルの仕事もそれほど多くはない、ライブ配信をしても女性ほど投げ銭をもらえるわけではない…などと、今後の生きかたに悩むイケメンは少なくありません。

 受け入れ先として、夜の世界、ホストやメンズコンカフェなどはありますが、40代や50代になってもそこで働くことができる人はごくわずかです。

 化粧品を開発するなどの起業系で頑張る人もいますが、すぐに軌道に乗るわけではなく、起業資金も必要です。

起業も諦めた末、32歳でママ活を

 ここで1人の男性の例をご紹介します。東京で芸能の道を目指していたJさん(32)は、芽が出ないために夢をあきらめ、実家のある地方都市で暮らしています。

 地元で彼が目指したのは不動産会社の経営でした。理由は「不動産会社は儲かりそうなイメージだから」。けれど、どのようにしたら会社を経営できるのかもわからず、右往左往していたそうです。

 そこで彼がひらめいたのは、「会社経営をしているマダムにママ活をして、お小遣いをもらいながら、起業ノウハウを教えてもらう」という道でした。

 しかし地方都市なので、マッチングアプリで探しても、そうした女性からお声がかかることはありませんでした。

マッチングはするけれど…

 Jさんは韓流タレント風のカッコイイ外見をしているため、女性からの「いいね!」は数多くありました。

 しかし、そのほとんどが同年代や年下の女性で、彼女らの目的は恋愛。デートをしても奢ってもらいたがる世代なので、その人たちとマッチングすることは避けたそうです。

 そこで「年上大好き」とプロフィールに書いたところ、アラフォーやアラフィフからの「いいね!」が舞い込みましたが、そのほとんどは人妻で、仕事をしていても会社員ばかり。

 なかなか経営者にたどり着くことができなかったのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


女性のネイルアートを褒める男性に要注意! そのワケとは?
 女性からネイルを褒められることはあっても、男性から褒められた経験がある方は少ないのではないでしょうか。でも、もしも、「...
孔井嘉乃 2019-04-30 06:05 ラブ
パートナーにすべきは「優しい男」か「話し合える男」か?
 優しい人――。これ、パートナーに求める極めて大事な条件ですよね? 優しい人がいい、という点では誰も異論はないと思います...
しめサバ子 2019-10-24 20:54 ラブ
一本ずつ断ち切られた“人間関係の枝” 美沙さんのケース#3
 職場の人間関係を断ち、自分だけに服従するように仕向けたモラハラ男・健斗。眠る時間を削られて、美沙さんは仕事に対するやる...
神田つばき 2020-01-11 07:07 ラブ
夜は拒否、スマホ三昧…猫をかぶっていた“豹変型”悪妻の怪
 結婚するまでは猫をかぶっていて、入籍を済ませた途端に本性をあらわす鬼嫁もいるようです。そんなえげつない鬼嫁の実態を、魑...
並木まき 2019-04-27 06:00 ラブ
2019年、令和はどこで出会えばいい?最新出会いスポット3選
 平成のうちに結婚しちゃおう!なんてことで「平成ジャンプ」なんて言葉がにわかに流行していますが……。年号に合わせてさくっ...
ミクニシオリ 2019-04-27 06:00 ラブ
財源は彼女? 実はヒモ…“自称IT起業家”の知られざる生態
 華やかなイメージと、西麻布、六本木、恵比寿、銀座といった繁華街でシャンパンを嗜み、遂には有名女優との交際というニュース...
しめサバ子 2019-05-09 13:54 ラブ
離婚成立で「おめでとう!」と祝福を受けた悪妻との別離3選
 離婚を経験した男性たちから話を聞くと、それはそれは壮絶なエピソードも珍しくない実態に驚き。  魑魅魍魎(ちみもうりょ...
並木まき 2019-04-25 06:00 ラブ
4年以上の長い春…別れる前に知っておきたい理由別対処法
 4年以上の長い春に別れを告げたいものの、「後悔するかもしれない」と、結局ずるずると関係を続けてしまっている方は多いでし...
孔井嘉乃 2019-04-24 10:33 ラブ
恋愛マスターは何を語る? くじら式恋活パーティーに潜入!
 4月某日、コクハクで「#ザン恋」を連載中の田中絵音さんから連絡があり、「うちの日本合コン協会主催でちょっと面白いイベン...
恋愛テクニックを磨く前に…自分プレゼンテーションの極意
 巷にはさまざまな恋愛テクニックがあふれています。「ギャップを演出しよう」「ボディタッチしてみよう」。はいはい、そんな小...
しめサバ子 2019-04-23 06:00 ラブ
大人マザコンとは? 母親思いの男性が結婚相手に最適な理由
 よく母親の話をする彼の様子を見て、「もしかしてマザコン!?」と、眉をひそめる女性は多いよう。でも実は、本当はマザコンで...
孔井嘉乃 2019-04-23 06:00 ラブ
女性必見! 恋愛リアリティー番組「オトシアイ」が刺さる
 最近のAbemaTVは恋愛リアリティードラマの宝庫です。高校生がLINEのやりとりで恋をする「アオハル♡LINE」や年...
内藤みか 2019-04-22 06:00 ラブ
離婚後も嫌がらせを…男が頭を抱える「元鬼嫁の悪あがき」
 鬼嫁と晴れて離婚に至ったとしても、別れたあとに、想定外の「悪あがき」に遭うこともあるようです。  魑魅魍魎(ちみもう...
並木まき 2019-04-22 06:00 ラブ
二人きりの世界に閉じこめる悪魔のテク 美沙さんのケース#2
 飲み会で帰宅が遅くなっただけで、口をきいてくれなくなった年下の彼氏。目さえ合わせてもらえない日が続いた、7日目の朝でし...
神田つばき 2020-01-11 07:08 ラブ
冷めない恋愛をする女性の3つの共通点…終わらない恋の秘訣
「腐れ縁!」なんて苦笑しながらも、不思議なくらい冷めない恋愛をしている女性っていますよね。恋愛には賞味期限があると言われ...
孔井嘉乃 2019-04-21 06:00 ラブ
料理が苦手でも大丈夫! 彼氏のママを超える料理のポイント
 付き合い始めてからいずれ訪れる、「彼氏に料理を振る舞う」というミッション。普段、自炊をしているならまだしも、料理が苦手...
孔井嘉乃 2019-04-20 06:00 ラブ