私の彼氏はダメ男? 特徴に気づいた時に考えるべきこと3つ

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-08-03 06:00
投稿日:2019-08-03 06:00
 付き合っている彼氏の「ダメ男」ぶりに気づいても、「もしかしたら変わってくれるかも?」「こんな良い所もあるし」なんて、ズルズルと付き合ってしまう……そんな女性は多いはず。
 でも、ダメ男かも?と思った時が、あなたにとっての大きなターニングポイントかもしれませんよ。

世間的に「ダメ男」と言われる男性の特徴!

「ダメ男」と判断する基準は、女性によってさまざま。まずは、世間的に「ダメ男」と言われる男性の特徴をチェックしていきましょう。
(注:浮気症、DVのようなどうしようもないダメ男はここでは省きます)

短気で子どもっぽい

 自分に不都合なことや気に入らないことがあると、急に怒り出す短気な男性はダメ男の典型パターン。自分の感情を抑えることができないのは、オトナの体をした子ども。「少年の心を持っている」なんて勘違いしてはいけません。

 女性から惚れてしまっている相手がこういった短気な男性だと、女性はだんだんと萎縮して自分の気持ちを隠して反応を伺ってしまう傾向にあります。お付き合いをする上で平等とは程遠く、苦労すること間違いありません。

平気で嘘をつく

 大小構わず平気で嘘をつく男性も、ダメ男と言えるでしょう。これは何も「浮気」など、バレた時に女性を傷つける嘘だけのことではありません。

「今度◯◯に連れて行くね」「将来◯◯になる」なんて、口だけの約束をするのも、言ってみれば嘘つきの1つだと思うのです。有言実行をしない、いつまで経っても口先だけで夢を見させる、そんな男性といて喜べるあなたも、ファンタジーの世界の住人なのかもしれません。

仕事をしっかりしない

 仕事をしっかりしない男性は、基本的に何に対しても責任感がない男性であることが多いです。女性とのお付き合いはもちろん、交友関係も適当。

 結婚して家庭を持つ時に心をあらためて真面目に働き始める、というタイプの男性も稀にいますが、もともとの怠惰さ、適当さにより、転職を繰り返すような男性もいます。一概には言えませんが、充実感を持って仕事に取り組んでいる男性を選んだ方が、安定した未来を望みやすいと思います。

同性の友達がいない

 どんなに女性にモテていても同性からの評判はすこぶる悪い、これもダメ男の特徴でしょう。女性が女性に厳しいように、男性も男性に厳しい視点を持っているもの。同性の友達がいない男性は、一緒にいてもつまらないと思われていたり、誠実ではないと思われている高いです。

 これを見分けるのは、簡単。仕事帰りに同僚と飲みに行ったり、友人と遊びに行ったりしているかどうかをチェックしましょう。同性と良い関係をきちんと結べる男性は、信頼に値する男性だと考えて良いと思います。

お金遣いが荒い

「ダメ男」とお金遣いの荒さは、切っても切り離せないものかもしれません。基本的にダメ男は、貯金が少ないです。ギャンブルやキャバクラ、ブランド品の購入など、自分の欲を満たすためにお金を使う男性には要注意。

 しかも、この手のダメ男は他人にはお金を使わないという傾向があります。付き合うまではあなたにお金をかけてくれたのに、手に入れたと同時に割り勘をするようになった、そんな兆候が見えたら迷わず“ダメ男認定”を行うべきです。

程良い距離感を保てない

 お付き合いをすると過度に束縛をしてくる、もしくは放置をしてくる、そんな男性もあまりいい男とは言えません。人と付き合う上で程良い距離感を保つことは、いい男というより、人として大切なこと。

 たとえあなたが忙しい時にも、自分の「会いたい」という気持ちを無理に通そうとしたり、逆にそばにいてほしいと感じた時に「忙しい」の一点張りで、あなたの気持ちを考えてくれない、そんな男性は自分本位な関係しか望んでいない可能性も。気持ち良い距離感だと感じられるかどうかも、ダメ男を見極めるポイントでしょう。

私の彼氏は「ダメ男」かも!?気づいた時に考えるべきこと

 もしも、上記の項目と彼氏を見比べた時に「当てはまる!」と感じたら? あなたは、今こそ考える時期に来ているかもしれません。

今のあなたは、自分に何点をつけますか?

 10代の頃、浮気症・お金なし・嘘つき、のような、いわゆる「ダメ男」と付き合っていた私。精神的にも肉体的にもボロボロ状態。そんな時、年上の友人から「今の自分は何点?」と、聞かれました。私は「15点」と答えたところ、その友人はざっくり「じゃあ、その男も15点ってことよ。やめておけば」と。

 浮気症だとしても惚れた男性に15点という点数をつけられて、少なからず面白くなかった私ですが、でも、今だったらよく分かります。「まずは、高得点をつけられる自分になりなさい」ということだったんだな、って。

満足している時に出会った男性はあなたにとっての「いい男」

 つまり友人は、「15点の女に寄ってくるのは15点の男。それくらいのものだから、未練がましく留まらずに捨ててしまえば良い」と、手厳しく愛を持って言ってくれていたんですね。

 それから紆余曲折ありましたが、少しずつ現状を把握して、自分なりに頑張り、自分を好きになり、なんとなくの自信を持てた時。つまりは、割と満足している時に出会った男性は、少なからず(私にとっての)いい男だった気がします。

落ちていくか、現状維持か、上がっていくかを決めるのは自分自身

 でも、このことをふと大人になった今、考えるんです。「じゃあ、自分を高めて80点になった時、80点でも100点を目指したいのか、80点で満足するのかによっても違うのかな」と。要は、自分がどこを目指すのか。「落ちていくか、現状維持か、上がっていくか」を決めるのは自分自身だということ。お付き合いする男性は、自分を映す鏡のようなものかもしれません。

 でも、落ちていく男性を引き上げられるように、常に130点でいる!(30点で相手との距離を埋めよう!)と決めて関係を続けるのも、それはそれでありかもしれません。

ダメ男?と思った時がターニングポイント! ステップアップした時

 恋愛に没頭している時には、対象となる男性はみんな「いい男」。それで良いのです。その状態がいつまでも続くのであれば、お付き合いする上で「落ちていく、現状維持、上がっていく」のバランスが良い相手なのでしょう。

 でも、「あれ、もしかしてダメ男?」という疑問は、突然やってきます。そう思う時、それはあなた自身の点数が少し上がった時、つまり、ステップアップの時であるとも思うのです。

 過去の自分の点数に見合う男性とズルズル付き合うも良し、より今の自分に見合う人を探すも良し、それはあなたが決めるだけ。そう思うと、恋愛って自分を見つめるきっかけになるのかも。面白いですね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


夫の二股浮気に愛想が尽き…離婚を決意した40代女性のケース
 長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...
並木まき 2021-06-10 06:00 ラブ
興味ない男性からのありがちな勘違いアプローチ5選&対処法
 男性から好きになってもらえるのは、嬉しいものですよね。でも、その相手が自分が好意を抱いている男性とは限りません。時には...
恋バナ調査隊 2021-06-09 06:00 ラブ
結婚相談所に初登録!“婚活スイッチ”が入ったまさかの一言
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2021-06-15 09:11 ラブ
スメハラは恋人しか気づけない? 100年の恋も冷めるニオイ話
 どんなに顔が好きでも、性格が合っていても。そのすべてを凌駕して恋愛関係を終わらせるものがあります。100年の恋も冷める...
ミクニシオリ 2021-06-08 06:00 ラブ
冷たい態度をとる男性に秘められた5つの心理&対処方法
 好意を抱いている男性から冷たくされると、ショックですよね。勇気を出してアプローチしたのにそっけない態度をとられたら、「...
恋バナ調査隊 2021-06-07 06:00 ラブ
腐れ縁からの結婚ってあり…?見極めておくべき7つのポイント
 長く交際している彼氏がいる人の中には、別れては復縁を繰り返している人もいれば、“長い春”のように交際が続いている人もい...
恋バナ調査隊 2021-06-06 06:00 ラブ
よりを戻してほしいのに…元恋人のために離婚した女性の焦燥
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-06-05 06:10 ラブ
こんなことになるとは…元カノの離婚に頭を抱える男性の弁明
「冷酷と激情のあいだvol.41〜女性編〜」では、元カレへの気持ちが再燃し離婚をした女性・Jさんの困惑をご紹介しました。...
並木まき 2021-06-05 06:14 ラブ
「ご飯は簡単でいいよ」…夫の無神経発言にイラ立つ妻の本音
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。コロナ渦の緊急事態宣言や蔓延防止措置などにより、「自宅で毎日食事をとることで...
山崎世美子 2021-06-05 06:00 ラブ
学歴なんて関係ない! 東大卒男性が1年追い求めた奥様の魅力
 言わずもがな日本一の秀才が集結している東京大学出身の男性は、どんな女性と結婚したいと考え、どんな女性を伴侶として迎える...
田中絵音 2021-06-04 06:00 ラブ
他人事じゃない!?不倫をする女性の7つの特徴&始める心理
 ドロドロした不倫なんて、小説やドラマの中の出来事……そう思う人もいるかもしれませんね。でも、昨今、不倫報道で賑わう芸能...
リタ・トーコ 2021-06-04 06:00 ラブ
コロナ禍で明暗クッキリ…結婚できる人と別れる人の違いとは
 長引くコロナ禍、そして緊急事態宣言やまん延防止措置。そんな苦難を乗り越えて見事ゴールインを決めたカップルと、残念ながら...
内藤みか 2021-06-03 06:00 ラブ
勘違い? 恋愛で“脈あり”と思ってしまいがちな男性の行動5つ
 好きな人との距離が縮まると、「もしかして彼も私に気があるのかも?」と嬉しくなるものです。でも、中には「勘違いだった」と...
恋バナ調査隊 2021-06-03 06:00 ラブ
いい男を逃したくない人必見! “男を見る目”を養う方法とは
 職場や合コン、友人の紹介やネットを通して、私たちはさまざまな人に出会います。その中で、絶対にゼッタイにぜったいに逃して...
若林杏樹 2021-06-02 06:00 ラブ
彼は運命の相手かも?“ソウルメイト”の6つの特徴&出会う方法
 みなさんは、“ソウルメイト”をご存知ですか? あなたの周りにいる「前にも会ったような気がする……」と思う人は、もしかし...
恋バナ調査隊 2021-06-02 06:00 ラブ
仕事か結婚か…23歳の私は外堀りを埋められて別れを選んだ
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。「40代...
内埜さくら 2021-06-15 09:18 ラブ