更新日:2024-09-11 06:00
投稿日:2024-09-11 06:00
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「WSET(level3)」を取得。
 皆さんにもっと手軽にワインを飲んでいただきたい、ただただその一心で、1000円台で買える“神旨”ワインをガチでご紹介します!

暴飲暴食した結果…

 あっという間に9月。夏休みの旅行先で暴飲暴食をして、気付けばカレンダーの日付だけでなく体重まで“進んでいた”市野瀬です…。

 焦った私は今月に入ってから野菜と魚介類中心の食生活を心がけているのですが、そうは言ってもやっぱりワインだけはやめられない…(苦笑)。

 そんな中、連日のサラダや蒸し野菜、シーフードマリネや焼き魚などの“ヘルシー飯”を退屈にさせない最高の相棒を見つけちゃったんです♡

 可愛くてオシャレなエチケット(グリム童話「しっかり者のすずの兵隊」がモチーフ♪)が目をひくイタリアの白ワイン『CUSTOZA 2023』。北野エースで税込1320円で購入しました。

 ちなみにイタリアは、国を構成する20の州すべてでワインが生産されている世界三大生産国の一角!(他はフランスとスペイン)。

【こちらもどうぞ】“366日”休肝日ナシでも悪酔いせず!鉄板の2日酔い対策~ワインプロ実践

色、味、香りは?

「ワインの大地」で生まれたこの1本は、ヴェネト州を代表するガルガネガというブドウ品種と、アブルッツォ州で多く生産されるトレッビアーノ種などの混合で造られています。まさにイタリアワイン最大の特徴である多様性を存分に楽しめるかと。

 まずは色から…ウキウキしながらグラスに注ぎます。

 キラキラと透明感のあるやや黄緑よりのレモンイエロー。エチケットの雰囲気を醸し出すような若々しくて軽快な外観ですね♪

 さて香りは…。

 ライムや青リンゴ、洋梨、花梨など爽やかで上品なニュアンスと、貝殻や海を感じさせるようなミネラル感。その奥には、なんだかジンジャーのハチミツ漬けのような香りもするような気が…。

 では一口ゴクリ。すんごくクリーンで瑞々しいっ!!

 さっぱりしてるのに後から感じる果実の甘みと、清涼感のある酸味。旨味をともなう苦味が心地よく、ブドウのフレッシュ感もしっかり感じられます。

白ワインがダイエット中にもおすすめなワケ

 私のダイエット食にもってこいのペアリング!!

 野菜料理に対しては、自然な野菜の甘みを邪魔せず寄り添う爽やかさを備え、サラダのシャキシャキ感から蒸し野菜のホクホク感まで見事に調和。魚介料理は言わずもがな、ワインのミネラル感がシーフードの塩味と見事にマッチ!

 ワインの酸味と苦味は、お醤油からお酢まで様々な味付けに対応し、ペアリングとしてオールマイティなシゴトをしてくれます!

 この“相棒”といっしょなら連日の野菜&魚介料理も飽きることなく楽しめますし…。

 なんといってもダイエットには赤より白!!

 白ワインは赤ワインより利尿作用があるので、適量の摂取はむくみ抑制が期待できます。

「おいしく食べて、楽しくペアリング&ダイエット」

 私のモットーにもピッタリなこの1本との出会いに感謝した市野瀬なのでした。

 あっ、ちなみに抜栓して2日目に飲んでみたら酸味と苦味にコクがさらにプラスされて、これまた違った味わいで美味でしたよ♡

(※本文内のワイン価格等は著者購入時のデータとなります)

市野瀬瞳
記事一覧
フリーアナウンサー
1984年12月25日新潟県生まれ。横浜国立大学在学中、女子大生リポーターとしてテレビデビュー。大学卒業後、NST新潟総合テレビの局アナになり、2012年に中京テレビに移籍。2020年にフリーアナウンサーになる。ラジオのレギュラー出演をはじめ、2021年には日本テレビ「踊る!さんま御殿!」に出演し話題となった。

2021年10月にJ.S.A.認定ワインエキスパートの資格を取得。2022年7月にはワイン国際資格であるWSET(Wine & Spirit Education Trust)Level 3に合格。2021年11月、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会認定の「唎酒師」、2022年10月、ドイツワインケナー、日本酒と焼酎の知識に特化した「J.S.A.認定SAKE DIPLOMA」、2023年1月に「NAPA VALLEY WINE EXPERT」、2023年2月「J.S.A.ワイン検定認定講師」、2023年4月「日本ワインアドバイザー」を取得。

現在、東海ラジオ「Saturday Flavor」、MBSラジオ「クリス松村のザ・ヒットスタジオ」のレギュラー、テレビCM「みどり法務事務所」に出演中。

XInstagramYouTubeオフィシャルブログ事務所HP

関連キーワード

フード 新着一覧


5分炊くだけでほっこり「水ナスのぬか漬けと桜エビの煮物」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は埼玉県・浦和の懐石料理「日に日に新」の木下泰司さ...
「かすべのレモンソース」ひと手間で軟骨がぐっと柔らかく
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・小樽のロードレストラン「シルフィード」の...
朝仕込んでおけば夜は焼くだけ「鶏モモ肉のソテー香草風味」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・福島のフランス料理店「ミチノ・ル・トゥール...
コンビニのサラダチキンでお手軽ヘルシー「蒸し鶏のマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の創作居酒屋「じんから」の堅谷博さん...
お手軽な「ムサカ」 クミンシードでエキゾチックな味わいに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
“かえし醤油”の風味がお酒にピッタリ「そば屋のお新香」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地のそば屋「そば処 築地長生庵」の松本憲...
おもてなし料理にもなる「コンビーフのリエット仕立て」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のフレンチ「ガンゲット・ラ・シェーブル...
冷凍でもOK! 網で焼くだけで美味しく簡単な「焼き甘エビ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福井市の寿司屋「昌冨ずし」の楠さんにエビが主役の...
「焼きなすとアボカドのタルタル」夏バテ防止にも効果アリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフランス料理店「サロン・ド・テ アン...
お酢を使わないから野菜が甘い「トマトとタマネギのサラダ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂のアフリカ料理店「SAFARI」のワン...
いつもの冷ややっこが焼き肉のタレで大変身「辛いやっこ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜の焼肉店「そうる肉食堂 承」の三原承達さんに...
生青唐辛子の風味でお酒が進む 中国・湖南料理「咸鮮辣」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・三軒茶屋の「香辣里 (シャンラーリー)」の...
余り野菜がごちそうに「季節の野菜とベーコンのキッシュ風」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「澤」の西澤一暢さんに、野菜...
まるでフォアグラのようなコクとうまみの「半生鶏レバー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の海鮮居酒屋「よしだ海岸」村瀬文吾さん...
「アスパラの肉巻き」今が旬の食材でおいしく疲労回復を
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千駄ヶ谷の和食店「台楽おおた」の今井恵子さ...
薄切りだから駄菓子感覚でサクサク食べられる「レバカツ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・祐天寺のもつ焼き店「ばん」の小杉潔さんに、...