更新日:2020-01-12 05:32
投稿日:2019-08-07 06:00
蜘蛛の巣をはって男を待つ略奪愛の常習犯やプロ彼女の手口
ここで私は、志穂さんがワンギリ電話のことをすぐに勇太さんに言わなかったことが不思議で、どうして一人で抱え込んでしまったのかと質問してみました。すると志穂さんは、
「勇太さんが前の女に接触するようになるのがいやだったんです。よりが戻ったら、と不安で…」
と答えました。実は、その心配はもっともなのです。
迷惑行為で男性からの接触を促す女たち
略奪愛の常習者やプロ彼女が他人の男を盗るテクニックとして、軽い迷惑行為をわざと行い、男性が抗議してくると、
「あなたに逢いたくて思わずやってしまった」
と泣き落とす常套手段があります。勇太さんの相手も、巣を張って獲物を待つ蜘蛛のように、接触を待っている可能性がありました。女性から素直に謝られ、まして逢いたさが高じてやってしまったと泣きつかれると、男性は悪い気はせず、つい警戒心をゆるめてしまうのです。
ところが、勇太さんからも志穂さんからもアクションがなかったために、相手の女はついに痺れを切らせました。
次回、「姿なき闖入者が破壊した新婚家庭…志穂さんのケース#4」に続きます。
【あわせて読みたい】
▶無言で脅迫するモラハラ夫との2年間…真由さんのケース#1
▶わずか7日で構築された支配のパターン 美沙さんのケース#1
ラブ 新着一覧
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.41〜女性編〜」では、元カレへの気持ちが再燃し離婚をした女性・Jさんの困惑をご紹介しました。...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。コロナ渦の緊急事態宣言や蔓延防止措置などにより、「自宅で毎日食事をとることで...
言わずもがな日本一の秀才が集結している東京大学出身の男性は、どんな女性と結婚したいと考え、どんな女性を伴侶として迎える...
ドロドロした不倫なんて、小説やドラマの中の出来事……そう思う人もいるかもしれませんね。でも、昨今、不倫報道で賑わう芸能...
長引くコロナ禍、そして緊急事態宣言やまん延防止措置。そんな苦難を乗り越えて見事ゴールインを決めたカップルと、残念ながら...
好きな人との距離が縮まると、「もしかして彼も私に気があるのかも?」と嬉しくなるものです。でも、中には「勘違いだった」と...
職場や合コン、友人の紹介やネットを通して、私たちはさまざまな人に出会います。その中で、絶対にゼッタイにぜったいに逃して...
みなさんは、“ソウルメイト”をご存知ですか? あなたの周りにいる「前にも会ったような気がする……」と思う人は、もしかし...
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。「40代...
恋人と過ごすバスタイムは、なんだか幸せなイメージがありますね。流行する恋愛映画で、カップルで一緒にお風呂に入っているシ...
カップルの付き合いが長くなってくると、意識し始めるのが「結婚」でしょう。特に女性は、出産のリミットがあることから、焦る...
恋愛がはじまったばかりのころって、彼が何を考えているのか、恋愛がこのままうまくいくのか不安でいっぱいですよね。LINE...
世の中には、星の数ほどたくさんの男性がいます。そして、それぞれ好みの女性のタイプは違うはず。それなのに、なぜかどんな男...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。女性側が母性を出しすぎて尽くすと、意外に愛されないものです。男性がグッとくる...
交際している男性がいる人は、結婚を意識している人が多いでしょう。付き合いが長くなればなるほど、将来のことを考えるのは当...