「40代半ばで毎回ラブホデートなんて…」自分は安い女? 惨めさを募らせる44歳女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-09-28 06:00
投稿日:2024-09-28 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

44歳、5歳上の恋人と順調交際だけど

 奈々さん(仮名)は、5歳年上の恋人・ハヤトさん(仮名)と交際中の44歳。

 ふたりの出会いは、共通の友人が5カ月ほど前に主催したバーベキュー。出会ってからお付き合いを始めるまではトントン拍子で進み、今はうっすらながらも同棲や結婚の話が出るほどの仲に進展しています。

 しかし奈々さんは、ハヤトさんに対して大きな不満を抱えているようで…。

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体の相性はいいけれど

「毎回、デートがラブホなんです。

 私たちはもう40代も半ばで、いわゆる“いいトシしたオトナ”ですよね?

 友人たちのインスタを見ると、みんなデートではおしゃれなシティホテルやラグジュアリーホテルに遊びに行っているのに、なんで私はいつもラブホでデートなんだ…って惨めな気持ちになるんです」

 ハヤトさんとは体の相性もよく、デートをすればほぼ毎回、体を重ねる関係とのこと。

 だからこそデートの終わり際にラブホに行きたがる彼に対して、だんだんと不満が大きくなっていると奈々さんは言います。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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