“サイゼ一人飲み”愛好家の女子アナがハマる「サイゼリヤのワイン晩酌セット」はこれだ!

市野瀬瞳 フリーアナウンサー
更新日:2024-10-09 06:00
投稿日:2024-10-09 06:00
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「WSET(level3)」を取得。
 皆さんにもっと手軽にワインを飲んでいただきたい、ただただその一心で、1000円台で買える“神旨”ワインをガチでご紹介します!

気軽に一人飲みができる「サイゼリヤ」

《気軽に一人飲みができるお店》のラインナップ上位に「サイゼリヤ」が入っている市野瀬です。

 毎回お会計時に二度見しちゃうくらい嬉しい金額なのにしっかり美味しくてメニューも豊富な私のオアシス♡ 今回は数あるワインと料理の中から、絶対に外さない市野瀬的「サイゼリヤのワイン晩酌セット」をご紹介します♪

なぜリーズナブルなの?

 サイゼリヤは、1973年の創業当初から「素材の良さ」と「鮮度」を追求しながら本場の食材にこだわったメニューづくりをしているファミリーレストラン。チーズやパスタ、オリーブオイルなどのイタリア食材を自社で直輸入していて、ワインにいたっては14℃±2℃での輸入という徹底っぷり!

 だからこそあれだけおいしくリーズナブルな価格帯が実現できるんですよね~ありがたい(泣)!


【こちらもどうぞ】ボルドーワインは苦手? 日本人好みの味で1000円台で飲めちゃう歓喜な1本が新発売された!

白ワイン『ベルデッキオ』でグビグビっと

 さてワインは何にしよう…と、この日の気分に合わせて選んだ1本は、税込1,100円の白ワイン『ベルデッキオ』(750ml)です。ちなみにワインメニューはほぼ全て網羅してます!

 白ブドウ品種の「ヴェルディッキオ」はイタリア中部・アドリア海沿岸のマルケ州(作曲家ロッシーニの出身地!)で多く栽培されていて、デイリーワインからフルボディの長期熟成ワインまで造られます。

 サイゼリヤの『ベルデッキオ』はもちろん早飲みタイプで、とっても軽やかな若い味わいの仕上がり。フレッシュな柑橘系果物や青リンゴなどの爽やかな果実味が楽しめます。

 イタリアでは昼間からワインを水のように飲むのが当たり前ですが(住みたい…笑)、まさにそんな人々の光景が目に浮かぶようなカジュアルでライトな飲み口です! はい、グビグビいけちゃうってことです!(笑)

「エスカルゴのオーブン焼き」はオーダーせずにはいられない!

 サイゼリヤの定番ワインと言うと赤の発泡性ワイン『ランブルスコ』が有名。私も大好きですが、そもそもなぜこの『ベルデッキオ』をチョイスしたのかというと…超絶マッチする料理とのペアリングにしたかったからです!

 ってことでまず外せないのが、日本中のレストランを探してもこの価格で、このおいしさには出会えないであろう「エスカルゴのオーブン焼き」(税込400円)

 執筆しながら改めて思いますが、他のイタリアンレストランでエスカルゴを頼むと最低1,000円はするのに、400円で食べられるなんてどう考えても破格すぎる金額設定なわけですよ!

 欧州産エスカルゴを、玉ねぎやパセリなどを加えたガーリックバターで焼き上げた人気の一品。エスカルゴの苦味と貝殻の香りがワインの爽快感に調和しながらバターのコクをスッキリさせてくれて、エスカルゴのまた違った顔を引き出してくれます。

 さらにワインがもつブドウの果実味が、エスカルゴの柔らかく独特なテクスチャー(触感)とも見事にマッチしてくれるんですね~♡

『ベルデッキオ』で“フルコース”もいける

 個人的にですが、エスカルゴのオーブン焼きに甘口ワインや赤ワインを合わせるのはスーパーNG!

 甘口ワインを合わせるとエスカルゴの魅力である苦味やバターのガーリック風味が主張されにくいし、赤ワインなんてもってのほか。ワインの力強いタンニン(渋味)がエスカルゴの旨みや風味を消してしまうし、私的にはなんとなく生臭くさせちゃうように感じます。

『ベルデッキオ』はエスカルゴ以外にも「小エビのサラダ」(税込350円)や「田舎風ミネストローネ」(税込300円)、メイン料理として「タラコソースシシリー風」(税込400円)や「バッファローモッツァレラのマルゲリータピザ」(税込400円)にも完璧に合いますよ!

 おいしくお安く、気分に合わせてワインも料理も選び放題のサイゼリヤ。アナタ様好みのペアリングのひとつとして、ぜひお試しください♪

(※本文内のメニュー名や価格等は著者訪問時のデータとなります)

市野瀬瞳
記事一覧
フリーアナウンサー
1984年12月25日新潟県生まれ。横浜国立大学在学中、女子大生リポーターとしてテレビデビュー。大学卒業後、NST新潟総合テレビの局アナになり、2012年に中京テレビに移籍。2020年にフリーアナウンサーになる。ラジオのレギュラー出演をはじめ、2021年には日本テレビ「踊る!さんま御殿!」に出演し話題となった。

2021年10月にJ.S.A.認定ワインエキスパートの資格を取得。2022年7月にはワイン国際資格であるWSET(Wine & Spirit Education Trust)Level 3に合格。2021年11月、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会認定の「唎酒師」、2022年10月、ドイツワインケナー、日本酒と焼酎の知識に特化した「J.S.A.認定SAKE DIPLOMA」、2023年1月に「NAPA VALLEY WINE EXPERT」、2023年2月「J.S.A.ワイン検定認定講師」、2023年4月「日本ワインアドバイザー」を取得。

現在、東海ラジオ「Saturday Flavor」、MBSラジオ「クリス松村のザ・ヒットスタジオ」のレギュラー、テレビCM「みどり法務事務所」に出演中。

XInstagramYouTubeオフィシャルブログ事務所HP

関連キーワード

フード 新着一覧


下茹で2分、煮込み2分!「鶏レバーの甘辛煮」は火入れが命
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の「牛肉割烹 汐華」の五味誠治さんに、...
値上げ前に買う【ワインプロ選】地上最強1000円台チリ産赤ワインはコレ
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2024-05-08 06:00 フード
BBQに憧れる40女、ほりにしコラボの日清焼そばU.F.O.に焦げ野菜をIN
 はい、GWも終わりましたね。なんですか、世間では10連休取れた方もいらっしゃるとか? 羨ましい限りですなあ。うん、普通...
コリコリじゃなくてムニュ!?「ピーマン砂肝炒め」は火加減がキモ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・富士見ヶ丘の「HONGKONG DININ...
レモンの風味が初夏にピッタリ「ヤム・プラームック」でビールをグビリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の「オールドタイランド」のウィラサック...
【新宿参戦】評判の餃子食べ放題&のみほ!40女達は2時間で何個平らげた
 今月からコクハク編集部に新しい仲間が増えました。記念すべき第1回作戦会議の場は、東京・新宿西口のネオン街。 「いい企...
揚げエビ×ニンニクは正義!「クンニム・ガティアム」辛みが苦手な人も◎
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の「オールドタイランド」のウィラサック...
KALDIの特売白ワインが神旨!たまごサンドに合うワインってどんな味?
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2024-04-24 06:00 フード
JR新宿駅構内イイトルミネで大行列!「羅家 東京豚饅」は何十分並ぶ
 都内話題のグルメスポットといえば、ここ。4月17日にオープンしたばかり、JR新宿駅のエキナカ商業施設「イイトルミネ(E...
飲みながら作っちゃう? タイ版“酔っ払い炒め”こと「パッキーマオ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の「オールドタイランド」のウィラサック...
タイ風鶏から揚げ「ガイ・ガティアム」ビールが止まらない!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の「オールドタイランド」のウィラサック...
「冷しゃぶのさっぱり野菜ソースがけ」簡単なのにひと手間感
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・八丁堀の「串粋」の吉田正則さんに、ソースが...
デニーズの新モーニング、気配りがニクい!味・ビジュ・コスパの三方良し
 一日の計は朝ごはんにあり! 3月5日に、メニューの改定が行われたデニーズでヘルシー&おしゃれなモーニングを見つけました...
ファミマのPBと「神の雫」が合体!“名ばかりワイン”か否か購入ルポ
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2024-04-10 06:00 フード
スープも絶品「3種の貝のビール蒸し」いろんな銘柄でお試しあれ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・茅場町の「ギョバー茅場町店」の菊地博さんと...
「パルミジャーノサブレ」おなじみの粉チーズが簡単おしゃれに変身!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は京都・梅小路京都西の「西洋茶屋 山本」の山本智弘...