ご無沙汰すぎる恋愛。何回目のデートで手を繋ぎ、キスするものなのか(43歳独男)

植草美幸 恋愛・婚活アドバイザー
更新日:2025-01-10 06:00
投稿日:2025-01-10 06:00

【相談】何回目のデートで手を繋いだり、キスをするのがいいのでしょうか。

 交際経験が少ないアラフォー会社員(43歳男性)です。

 首都圏の大手メーカー関連会社で営業職をしていて、年収は800万円。女性経験は2人です。ひとりは大学時代に1年付き合った同級生、もうひとりは26歳のころに1年半交際した職場の後輩です。それ以降は長い間、恋愛をしていませんでした。職業柄、社交辞令の会話はスムーズにできますが、女性と対面となると緊張してしまいます。

 結婚は諦めていましたが、独身の友人に誘われた婚活パーティーでバツイチの40代女性と連絡先を交換。次回3回目の食事に行く予定です。

 ただ、アラフォー世代にもなると、逆にスキンシップのタイミングがわからず…。女性は何回目のデートで手を繋いだり、キスをするのがいいのでしょうか。

【見解】相手の名前を何と呼んでいますか?

 屋外でのデートの場合、人前でスキンシップをするのを嫌がる方もいます。ただ、今回のご相談のように、お相手女性が同世代のバツイチとなれば、普通なら女性がリードしますから、相手のペースに合わせるのをおすすめします。

 そもそも、スキンシップのタイミングを誤る方に多いのが、山田さん、鈴木さんなどとで名字で呼び合うような間柄なのに突然手を握ろうとするパターンです。

 まず、相手の名前を何と呼んでいますか? 名字呼びなら、その段階から突然スキンシップは考えられません。

 物理的な距離を詰める前に、まずは「私のことは太郎くんと呼んでください」とか、「みゆきさんって呼んでいいですか」と呼び名を決めましょう。

 そして食事した後の別れ際に「また会いたいな」「会えないのは寂しいね」などと自分の気持ちを伝えることが重要です。

 自分の気持ちを伝えていないのに手を繋いだり、ハグをすることは、怖がられる恐れもありますし、ありえません。

 まずは下の名前で呼び合い、距離を感じるような敬語を取り、ていねいな言葉を使って褒めたり、同調したりして自分の気持ちを伝えましょう。スキンシップはそのずっとあとの問題です。

 いよいよスキンシップの段階になった時の突破口をお伝えします。急にキスをするのではなくエスコートをしましょう。たとえばドライブで景色のよい展望台に行きました。足元の悪い砂利道を歩くときに手を添えてエスコートしてあげるのです。

【こちらもどうぞ】初夜は入籍初日。再婚した夫の要求に絶望する39歳女性「まだ4カ月、でも離婚したい」

植草美幸
記事一覧
恋愛・婚活アドバイザー
1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。
HPXYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


シングルマザーの再婚問題…なぜ児童虐待が後を絶たない?
 児童虐待事件が後を絶ちません。東京・目黒で虐待死した船戸結愛ちゃん(当時5)が生前、「もうおねがいゆるして、おねがいし...
山崎世美子 2019-11-14 19:24 ラブ
丸ピカ「ドルビーシネマ」で映画デート♡ 家とは違う体験を
 オトナの街、丸の内。秋といえば映画デート、オトナの映画デートといえば、丸の内ピカデリーです。そんな丸の内ピカデリーに1...
ミクニシオリ 2019-10-05 07:41 ラブ
30代の「バカップル」はイタイ…! その“あるある”な特徴4つ
 世間的に30代といえば、キャリアもそこそこあり、恋愛も一通り経験を済ませ、それなりに遊んだ世代と解釈されます。また、多...
東城ゆず 2019-10-05 06:31 ラブ
離婚後に「自己保身」に走る モラハラ元夫の卑怯な作り話3選
 モラハラ男と晴れて離婚が成立し「これで、自由で快適な生活が取り戻せた!」と喜んだのもつかの間、モラハラ元夫の卑怯な保身...
並木まき 2019-10-04 06:00 ラブ
女性からの誕生日LINEは“プレゼント付き”で気遣いアピール♡
 学生時代は義務的に送っていた「誕生日メッセージ」も、社会人になると理由なく送りづらくなりますよね。しかし、例えば ...
ミクニシオリ 2019-10-04 06:00 ラブ
諦めた方がいい? 辛い片思いから“逃げるが勝ち”な理由4つ
 ふとした瞬間に浮かんでくるあの人の笑顔。今日は挨拶をしてくれた。でも、それは私以外の女性にもしている。「私は大勢の女の...
東城ゆず 2019-10-03 16:34 ラブ
彼から返信がない…! 自爆してしまう女性の3つのパターン
 片思いの彼にメッセージをしたのに返信がない。そんな時に黙っていられず、自爆してしまう女性が大勢います。なぜ自爆行動を取...
内藤みか 2019-10-03 06:00 ラブ
精神年齢が低い…! 幼稚な夫が夫婦喧嘩で繰り出す常套句3選
 幼稚な夫との夫婦喧嘩は、必要以上にストレスが溜まる妻も少なくありません。数多くの夫婦喧嘩相談を聞いてきた、魑魅魍魎(ち...
並木まき 2019-10-02 06:00 ラブ
手に入りそうで入らない…男性が女性に好意を持つ距離感とは
 好きな人に好きになってもらいたい、そう望むのは男女ともに感じることです。今回の「結婚につながる恋コラム」は、気になる男...
山本早織 2019-10-01 06:00 ラブ
恋の出会いがない時に陥りがちな3つの行動パターンと共通項
 恋人がもう何年もいない。だけど婚活パーティーや出会い系は自然な出会いじゃないからイヤ。そんな女性が実はかなり多いのです...
内藤みか 2019-09-30 17:03 ラブ
夫はア然呆然…鬼嫁が平然と放った“理不尽すぎる言い草”3選
 鬼嫁と言われてしまう女性は、夫に対して、理不尽すぎる言葉を発する場合も少なくないようです。 納得できない暴言を浴びせ...
並木まき 2019-09-30 06:55 ラブ
“器が大きい”男性と付き合いたい! 特徴&見分け方のコツ
 付き合う前までは“大きな器”を持った男性だと思ったのに、いざ付き合うとすぐに不機嫌になったり、無駄にナーバスだったり…...
孔井嘉乃 2019-09-30 06:52 ラブ
「夫、不倫なう」でも別れたくない妻必読の既婚メス力4カ条
 夫には好きな人がいます。  相手の女性とは毎日LINEをするわけではなく、会うのは2、3カ月に一度のペースもある...
神崎メリ 2019-09-29 06:00 ラブ
離婚を切り出された夫が妻に取った行動…真由さんのケース#3
 夫からの無視や大きな物音などに耐えかねて心身症と診断された真由さん。このままでは自分がダメになる、と気づいて離婚を決意...
神田つばき 2020-01-11 06:57 ラブ
女性が告白して恥をかかないコツ 本心を探る4つのフレーズ
 俳優の三浦春馬さんが映画の舞台挨拶で、所属事務所の後輩・恒松祐里さんの「三浦さんの顔が好きなんです」という突然の告白に...
山崎世美子 2019-11-14 19:24 ラブ
周囲の評価が“すごくいい旦那さん”ほどモラハラ男である実態
 モラハラが激しい男ほど、世間に本性がバレないよう、姑息な画策をしているのも実態です。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)な...
並木まき 2019-09-28 07:05 ラブ