「私は彼のATM女?」15歳下の恋人がTDLデートをドタキャン、職場の病院には不倫がバレて… #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2025-01-10 06:00
投稿日:2025-01-10 06:00

これまでのあらすじ

 久美さん(36歳大学病院勤務医/既婚・子供なし)は、医師として仕事に邁進する日々だったが、母がガンで亡くなったことで人生が大きく変わった。

 母の死後、開業医の父(70歳)は、医療スタッフとして働いていたマレーシア人女性・サラさん(37歳)と「再婚したい」と言い出したのだ。

 母が亡くなってまだ3カ月。悲しみも癒えないタイミングで、母への裏切りともいえる再婚話に、久美さんは大きなショックを受ける。関西に単身赴任中の夫(38歳・教育系カウンセラー)と父はそりが合わず、相談を持ちかけるのはためらわれた。

 久美さんが「サラさんは遺産狙いなのでは?」と怒りをあらわにしても、父は逆上するばかり。実子である久美さんを、のけ者にするありさまだ。

 久美さんは「母を亡くした悲しみ」「父への怒り」「遺産や実家を失うかもしれない不安」に駆られて過ごす。そんな時「この辺におすすめのカフェはありませんか?」とナンパしてきた男性がいた。

 15歳下の卓也(21歳大学3年/独身)だ。思いがけない出会いに、久美さんは次第に彼に惹かれていき…。

 気になる続きの前に、第1話はコチラからお読みいただけます。

いつも私がお金を払う立場

 久美さんは語る。

「四国の大学を1年間休学して上京してきた卓也くんは、法人相手にスマホを売る会社の営業として働きだしました。会社には寮があるため住む場所に不自由はありませんが、月収は25万円弱。彼とのデートではいつも私がお金を払う立場です。

 私自身、15歳も年上で既婚者であることに加え、収入の差もあったので…。彼は『いつもご馳走してくださり、ありがとうございます』『出世払いで、必ずお返ししますから』などと明るく笑ってくれましたね。私も、彼の無邪気な笑顔に癒されていましたから、支払いに関しては特に気にしません。それよりも、彼の心が離れていく方が怖くて…」

 その後も、単身赴任の夫に隠れて2人は逢うようになったという。

【読まれています】「処女妻」初夜の儀式 夫公認でセレブ義父母の性奴隷に… #1

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


バツイチって呼ばないで!言葉一つで自己肯定感を上げる方法
「バツイチ」――。この言葉、結構重い響きですよね。他意はなくとも、バツイチって言われるとうっすらと傷ついてしまいます。 ...
七味さや 2020-06-05 06:00 ラブ
好きな人へのアプローチ♡ 男性心理に効果的な8つの方法とは
 好きな人ができた時、自分からアプローチしていいのかと悩んでしまう女性は多いでしょう。でも、男性は意外と女性からのアプロ...
恋バナ調査隊 2020-06-05 06:00 ラブ
「オンラインデート」がアフターコロナでも残りそうな理由
 外出自粛により、さまざまな「リモート」での交流が予想以上に広がりました。仕事に始まり、料理、飲み会、運動など……。たぶ...
ミクニシオリ 2020-06-04 06:00 ラブ
性欲がない男性に隠れた7つの心理&上手に付き合う方法
 あなたは、どんな男性に惹かれますか? 「ガツガツしていて男らしい人がいい」と答える女性も多いかもしれませんね。しかし、...
恋バナ調査隊 2020-06-04 06:00 ラブ
緊急事態にも快楽優先…不倫男たちが家庭に告げた驚きの口実
 ステイホーム中にも、不倫に明け暮れた男性は、決して少なくない様子。非常事態を迎えて不倫を清算した人も多いなか、自由な時...
並木まき 2020-06-03 06:00 ラブ
プライド高め?関東出身女性の性格&特徴!好みの男性タイプは?
 関東出身の女性というと、「センスがよく、流行の先端!」「お嬢様が多い」というイメージを持っている方は多いでしょう。でも...
新しい恋愛様式! オンライン合コンをおすすめする5つの理由
 コロナ禍で3密を避けるため、合コンのオンライン化がものすごい勢いで進んでいる昨今。すでに多くの男女がオンライン上で出会...
田中絵音 2020-06-02 06:00 ラブ
男性の脈なしLINEの8つの特徴&恋を掴む挽回テクニック
 好きな人に女性からアプローチするって、なかなか勇気がいるものです。でも、LINEを使えば、恋愛経験が少ない人でも気軽に...
恋バナ調査隊 2020-06-02 06:00 ラブ
会えないからとガンガンLINEしてはダメ!その心理学的な理由
 気になる男性や大好きなカレにLINEでガンガン連絡し、返ってこないとモヤモヤしていませんか? ホレた人にLINEしたく...
若林杏樹 2020-06-01 06:00 ラブ
運命の男性ってどんな人?見極めるための7つの特徴とは♡
 理想の男性との運命的な出会いをする……そんなシチュエーションを夢見る女性は多いでしょう。でも、星の数ほどいる男性の中で...
恋バナ調査隊 2020-06-01 06:00 ラブ
私に未練があるの?彼女持ち元彼の“復縁本気度”が分かる一言
 付き合って4年、別れてから2年が経つ元彼がいます。  すでに元彼には2年、付き合ってる彼女がいます。元彼とは定期...
神崎メリ 2020-05-31 06:24 ラブ
ひとりは嫌…コロナ禍で彼と「結婚したい」と強く願うように
 男女の関係では、交際相手の言動に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があり...
並木まき 2020-05-31 06:29 ラブ
4年間交際したが…コロナ禍で彼女とは「結婚しない」と決意
 男女の関係では、交際相手の言動に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があり...
並木まき 2020-05-30 06:22 ラブ
時代はコロナで急変!オンライン婚活のメリット&デメリット
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。緊急事態宣言は解除されましたが、外出時にマスクは必須、ソーシャルディスタンス...
山崎世美子 2020-05-30 06:00 ラブ
男性からOKをもらえるデートの誘い方のポイント&注意点
 あなたは、男性をデートに誘ったことがありますか? 気になる男性がいるのに、何も行動できない女性は多いでしょう。しかし、...
恋バナ調査隊 2020-05-29 06:00 ラブ
他人の離婚はエンタメの味? 瞬く間に広まる噂話への対処法
 離婚の報告ってしづらいですよね。親しい間柄の人ならともかく、たまに連絡を取る程度の知人にはしにくいもの。とはいえ、結婚...
七味さや 2020-05-29 06:00 ラブ