「芸能人と知り合いたい、恋愛したい…」アラサー上京女子が選んだ3カ所のバイト先とその顛末

内藤みか 作家
更新日:2025-01-23 06:00
投稿日:2025-01-23 06:00
 芸能人や有名人と付き合ってみたいと考える女性は少なくありませんが、どこに行ったら有名人に接近できるのか分からず、遭遇すらままならないと嘆く人も大勢います。

 今回は芸能人と仲良くなりたくてバイト先を吟味した女性の体験談をお届けします。

芸能人と知り合いたい!が夢

 フリーターのA子さん(28)は、東京で暮らしたい夢を抱いて、5年前に鹿児島から上京してきました。おしゃれなアパートに住み、おしゃれなバーでお酒を飲むという都会らしい生活を経験してみたかったのだそうです。

 A子さんはテレビが大好きだったこともあり、芸能人や有名人とお近づきになりたいという夢もありました。

 どこでアルバイトをすればそうした機会が訪れるのかと真剣に考え、彼らがよく出没するエリアの飲食店で働けばいいのではと思いついたのです。

1. テレビ局近くの喫茶店

 最初はテレビ局近くのコンビニで働こうとしていたA子さん。しかしコンビニは忙しく、たとえ有名人がレジに現れてもゆっくり会話をする余裕はなさそうだと感じ、テレビ局近くの高級喫茶店で働くことにしました。

 コーヒー1杯1000円以上もするような店なので、若い女性客はおらず、スーツのビジネスマンが商談をするようなところでした。そしてそこには時々、プロデューサーらしき人に連れられて芸能人も訪れました。打ち合わせの場として使われていたのです。

 喫茶店ならば、注文を受ける際に多少はやり取りができます。しかし、必要以上の会話に発展することはありません。初めて芸能人に遭遇した時は胸が高鳴ったそうですが、もっと親しくなりたいという欲が出てきて、A子さんは別の店に移動しました。

【こちらもどうぞ】え…? 優雅な御茶ノ水ママ友会をブチ壊した、地方出身者の悪気ない一言

2. 劇場近くの居酒屋

 次に働いたのは、劇場近くにある居酒屋です。周囲にあまり店がない場所にある劇場の、最も近い居酒屋を選んだら、終演後の打ち上げで、多くの芸能人がやってきました。ホール担当のA子さんも団体客対応にかなり忙しかったのですが、楽しいハプニングもありました。

 お酒に酔ってご機嫌な有名人に親しげに声をかけてもらえたり、彼らの集合写真のシャッターを押すように頼まれたりと、喫茶店にいた時よりも会話ができるようにはなりました。

 けれど、その場限りの会話であり、それ以上の関係にはならなかったので、 A子さんはさらに仕事を変えることにしたのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


全然スマートじゃない!キャッシュレス男子との残念なデート
 今やカードとスマホさえ持っていれば、一日お出かけしてもどうにかなるというキャッシュレス社会になりつつありますね。合コン...
田中絵音 2019-06-04 06:00 ラブ
本気で出会いを求めるなら…男性率が高い世界に行こう
「周囲に全然いい男がいない……」そう嘆いている女性はとても多いものです。けれど、そういう人に限って、職場と家の往復以外、...
内藤みか 2019-06-03 06:00 ラブ
あなたの友達はDVやモラハラの被害者かも…意外なSOSサイン
 夫からDVやモラハラの被害に遭っている女性ほど、周囲に出しがちなサインもあります。  しかし一見すると、そうとは気づ...
並木まき 2019-06-03 06:00 ラブ
ハリーウィンストンを結婚指輪にする人は離婚しやすい法則
 さて、最近知り合いの結婚式がありまして、ホテルはリッツカールトン、指輪はハリーウィンストン、招待客は600人と豪華絢爛...
しめサバ子 2019-06-02 06:00 ラブ
別れたくないけど別れた方がいいの?的な彼氏への対応策
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-06-02 06:00 ラブ
失恋して眠れない…そんな夜に試したい悲しみの乗り越え方
「失恋をした日の夜、心が痛すぎて眠れずに朝を迎えてしまった。」そんな経験を持つ女性は多いでしょう。失恋したショックは大き...
孔井嘉乃 2019-06-01 06:00 ラブ
#1 「したい側」がひとりで悩んで余計に傷つかないためにも
 セックスレスについての悩みを伺うたびに思うのは、原因も解決策もカップルの数だけあるということ。  日本性科学会の...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:19 ラブ
結婚詐欺男に騙されないために…彼のSNSアカウント特定方法
 マッチングアプリなど、ネット経由で「知らない人」と出会うことが、ここ数年カジュアルになりました。しかし、そうした出会い...
ミクニシオリ 2019-05-30 06:00 ラブ
【原宿編】結婚できるか不安になり…占いコンにすがってみた
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-06-14 18:13 ラブ
男性は耳からも恋をするんです…彼が喜ぶ効果的なセリフ3選
 結婚につながる恋コラム第6回は、意中の男性から「好きだ」と言ってもらうため、決してぶりっ子には見えず、でもしっかり女性...
山本早織 2019-05-28 06:00 ラブ
女性だって告白したい! 成功率を上げるタイミングと心構え
「好きな気持ちが苦しく、どうしても告白したい!」そんな思いに駆られている女性は多いでしょう。思い余って告白をするのも良い...
孔井嘉乃 2019-05-28 16:55 ラブ
DV夫と別れた女性が密かに傷ついている 周囲の心ない言葉3選
 DV夫との離婚が成立し、前向きな気持ちで新しい人生を歩みだしている女性に、悪気がなくとも、傷つく言葉をかけてしまう人も...
並木まき 2019-05-27 06:00 ラブ
愛人は不幸じゃない 非モテ女子は彼女たちにスキルを学んで
 昔から、なぜ「愛人=不幸そう」と思われるのでしょう?そもそも「愛人」という単語がなんとなく後ろめたい感じだったり、淫美...
リタ・トーコ 2019-05-27 06:06 ラブ
ホテル代は割り勘?おごられる? 意外だった“男女別の違い”
 ひと昔前は、デートの代金は男性がおごるもの、というのが当たり前だった時代がありました。  今は全てを男性におごっても...
深志美由紀 2019-05-26 06:00 ラブ
交際歴2年…彼氏にプロポーズさせるにはどうしたらいいの
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-05-27 14:25 ラブ
男性はやっぱり若い女性が好き?大人女性が持つべき魅力とは
 今や、15〜20歳離れた「年の差婚」は珍しくありません。もちろん女性が年上だというケースもありますが、どちらかといえば...
孔井嘉乃 2019-05-25 06:00 ラブ