《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

更新日:2025-02-06 17:03
投稿日:2025-02-06 17:00

 元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルをめぐる波紋は広がる一方だ。元女優の若林志穂さん(53)が2月1日、自身のⅩ(旧ツイッター)を更新。《ハッキリ伝えます。なぜ、中居正広氏は自らの意思で芸能界を引退し、長渕剛氏は自分の犯した罪も認めず嘘で塗り固めた動画をあげたのか理解できない》と書き出し、ミュージシャンの長渕剛(68)を名指しで、《もう一度警察に行くしかないのか》などと言及した。

 さらに《私は、長渕剛氏が謝ってくれれば許しますとXの動画でお話をしましたが、ここまで来たら私は長渕剛氏を絶対に許さない。長渕剛氏が人間として何が誠意なのか、しっかりと示して頂かない限り私はあなたを許さない。許してあげようだなんて、微塵にも思わない》と怒りをあらわにした。

 若林さんが初めて性被害を告発したのが、2023年11月。Ⅹの動画配信で「過去にドラマ共演したミュージシャンから性的暴行などに遭った」として、複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症していると告白。当初は「Nさん」などと表記していたが、心情に変化があったようだ。

「若林さんは先月12日にもXで《長〇氏の件は解決に至ってません》と投稿していましたが、この時点では伏字でした。これまでも配信で、実名を出したこともありましたし、書き込んだこともありましたが、その時はすぐに削除しています。一方で、長渕さんも、若林さんの告発を誹謗中傷と捉えているようですが、法的措置などには出ていません。話し合いを持たれた様子はなく、解決には時間がかかりそうです」(芸能ライター)

 長渕もSNSのみによる“反撃”で、被害を訴える若林さんから“雲隠れ”しているような状態だ。若林さんもよほど腹を立てたのだろう。とはいえ、性的被害は20年以上前の出来事としている。「合意ではなかった」「逆らえなかった」行為を訴えることはできるのか。民事訴訟に詳しい弁護士の山口宏氏が「一般論」としてこう言う。

「民法709条(不法行為による損害賠償)で慰謝料を請求することは可能ですが、不法行為の請求権は、問題のある行為から20年で時効になります。被害者は、損害および加害者を知ってから3年は慰謝料を請求できます。相手の女性が20年以内の性行為によってPTSDを発症したと診断されたのが3年以内という場合だと、男性は訴えられて厳しい立場に置かれる可能性はあります。ただし、男性から名誉棄損で訴えられた場合、女性側に立証責任があるので昔の事件の場合厳しいケースが多いです」

 ちなみに暴力があったとして仮にケガをした場合、刑事訴訟法(20年前当時)では15年で時効を迎える。こちらのケースは責任を問うのは厳しいという。若林さんの声は届くのか。

  ◇  ◇  ◇

 長渕剛をめぐる疑惑に世間の反応は?関連記事【もっと読む】若林志穂さん「生活保護受給」をXで明かす…性被害告発時のアンチ減り、共感者続出のワケ、【こちらも読む】中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言…も詳しい。

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