そんなえりのボスのもとには今日も悩みを抱えた女性が立ち寄ったようですよ。悩みはずばり、30代40代になるとより気になる“ぽっこり下腹”についてです…!
1. 昨年の服を着ようとしたら、うっ!入らない!
今回は、ミノリさん(36歳/仮名)からのご相談です。
「このあいだ、デートの前に去年買った勝負服を試着したんです。そしたら…ウエストはギリギリだったんですけど、下腹がきつくて…」
真っ赤な目をして、うつむくミノリさん。
「それなりに節制しているつもりでも、最近お肉がつきやすいように感じています。この物価高のご時世に頻繁に服を買い替えるのもつらいし…。でも、楽な服ばかりは…」
そこで黙ってしまったミノリさんに、えりのボスは優しく応じます。
「…わかるわ。楽な服も素敵だけど、バッチリ決める服を着たい気持ちもあるわよね」
「そうなんです! でも、現実問題としておなか周りがきつくて…どうすればいいんでしょうか?」
ミノリさんは自分のおなかを触りながら、つらそうな様子です。
これは放っておけません!
2. 下腹がぽっこりしてくる原因
「下腹がぽっこりしてくる原因は、おなか周りの筋力の低下がよく挙げられるわ。おなか周りの筋力が低下すると、内臓を支えられなくなって内臓が下がり、おなかがぽっこりするの」
「筋力不足が原因だなんて!」
「筋力が足りないと猫背になって、下腹がぽっこりして見えることもあるわ。とくに、女性は30歳を過ぎると筋肉量が年間1%ずつ減るといわれているから注意が必要ね」
「そんなに減るんですね…筋トレしなくちゃ」
最近は運動不足だったかも、とつぶやくミノリさん。
さらに、えりのボスは指摘します。
「ぽっこり下腹の原因は、内臓脂肪も考えられるわ。内臓脂肪は胃や腸の周りにつく脂肪よ。落としやすいけど蓄積しやすく、生活習慣が乱れるとすぐに内臓脂肪型の脂肪になるといわれているの」
「内臓脂肪って、おじさん世代に多いイメージでした…」
「確かに、内臓脂肪型の肥満は女性よりも男性に多いといわれているけど、女性も女性ホルモンの分泌量が減ると、おなかに内臓脂肪がたまりやすくなるから注意が必要よ。一般的に45歳以降になると更年期に突入して、内臓脂肪がつきやすくなるわ」
「ひぇ…早く対策しないと」
青い顔をするミノリさんに、えりのボスは優しく笑います。
「じゃあ、今からぽっこり下腹に効果的な対策を紹介するわ」
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