プチプラと侮るなかれ! 40代後半美容家がガチで使って惚れた神アイテム3点【2025春・スキンケア編】

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-04-15 06:00
投稿日:2025-04-15 06:00
 優秀アイテムがたくさんあるプチプラコスメ。ですが、40代以上の世代には「ちょっと物足りない…」アイテムもチラホラ。
 そこで40代後半である時短美容家の並木まきが、この春実際に使って「これはよかった!」と感じたプチプラコスメをピックアップしました。今回は【スキンケア編】です。

1:『セザンヌ 濃密ハイドロマスク』7枚入り (660円・税込/以下同)

 初めて使った瞬間に、思わず「おおお〜」と声が出たほど“ぷるぷる感”が心地よい『セザンヌ 濃密ハイドロマスク』

 1枚あたり100円を切るプライスながら、3種のセラミドと5種の美容保湿成分を配合している点も驚きです。

 公式説明によると貯水したような「ハリ×つや肌」を目指せるマスクとのことで、40代以上の大人世代がデイリーケアに取り入れるのにも◎。

 マスクの放置時間は3分間なので、時短も意識して気軽に使えます。

 お手軽価格なのに、マスクの生地感もしっかりめ。国産プチプラコスメの素晴らしさを改めて再認識したイテムです!

【読まれています】SK-Ⅱソックリ?韓国「ミシャ」の化粧水を“顔半面”で使い分けてみたら

2:『ファンドミー 上げリフトマスク』20枚入り 1,980円 『ファンドミー 上げカッサバーム』2,695円

 4月7日から一般発売を開始した『ファンドミー 上げリフトマスク』(画像左)と『ファンドミー 上げカッサバーム』(画像右)は、“切らないフェイスリフト”を掲げる本格ケアアイテム。

 表情筋をぐいっと上向きに支えるシートマスク『ファンドミー 上げリフトマスク』は、顔へのフィット感が高く、液ダレしにくい仕様なので“ながら美容”にも最適。マスクの美容液にはレチノール、ナイアシンアミド、エラスチン、コラーゲンを配合していて、お値段以上のホームケアが実現できます。

 さらに引き上げ特化型のカッサバームである『ファンドミー 上げカッサバーム』は、お肌をお手入れしながらフェイスラインの引き上げが意識でき、顔のみならず首やデコルテまで幅広く使えます。

 レチノール、ナイアシンアミド、エラスチンと3種の保湿成分を配合していて、マスクとの合わせワザでホームケアをさらに格上げ!

 どちらも初めて使ったその瞬間から、私が「これ、いいわあ!」と嬉しくなったシリーズです。新ブランドではありますが、老舗の⽯澤研究所が手掛けています。

3:『ナリス化粧品 ヌードリップミューター』(1,320円・4月25日発売予定)

 唇の色味を抑え、淡色の口紅も思いのままに発色させる唇用化粧下地はメイク前に丁寧に仕込んでおきたいアイテム。

『ナリス化粧品 ヌードリップミューター』は唇の縦ジワをかくしてふっくらとした唇に見せられるだけでなく、ヒアルロン酸Na・ホホバ種子油・ローヤルゼリーエキスなどの5種の潤い保湿美容成分も配合。唇そのものを美しくケアします。

 濃い色の唇の存在感を抑え、淡い雰囲気のヌードリップをつくれるところがすごい! 上から重ねる口紅とも混ざりにくく、色補正効果によって“お手入れの行き届いたすっぴん唇”感を狙えます◎。

 大人の唇は、年齢とともに色むらや縦じわにも悩まされがち。そのうえ、若い頃よりも唇そのものの“色”にも不満も出てきますよね。なので、こういった補正系アイテムがあると毎日がちょっとご機嫌になれるはず。

「かゆいところに手が届く感じ!」といった満足度が、プチプライスで手に入るなんて、本当にすごい時代です。

大人のプチプラスキンケアは使用感が大事!

 今やプチプラコスメの選択肢も驚くほど増えていますが、何よりも大切なのが「使用感」ではないでしょうか。

 どんなに魅力的な成分が入っていたとしても「本当に入ってる?」と疑問に思うほど微量だったり、使い勝手が悪かったりすれば、お買い物は失敗に終わってしまいます。

 一方、大人のプチプラ選びでは、「このお値段でこの使い心地なら、納得!」と思える視点で本当に気に入ったものをデイリーケアに取り入れていくのがおすすめです。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


40代以上「お疲れ顔」の原因は? 面倒でも時間がなくても「2つの工程だけ」は省略してはいけない
 40代後半くらいから、きちんとメイクもしているし、スキンケアにも気を配っているのに「疲れてる?」と聞かれてしまう頻度が...
お悩み:浮気していないのに性器がかゆい!【薬剤師監修】婚約破棄危機30代女性への処方箋
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日常遣いのコスメ・美容費を節約したら…40代女に襲いかかった2つの悲劇
 長引く物価高の影響で、数年前とは比べものにならないほどの「節約生活」を強いられている、大人世代も増えているよう。  ...
んー強烈ッ!100年の恋も冷める彼氏の体臭、我慢するしかないの?【薬剤師が解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
Over40のイマイチまつげは「プチプラマスカラ」で解決! 美容家がガチンコ愛用の優秀アイテム2選
 40代、50代と年代が上がるにつれて避けて通れないのが、まつ毛のお悩み。  若かりし頃と比べると、細くなったり短くな...
えっ、フェイスマスクは毎日しない方がいいの?【美容のウソ・ホント】医師3人の意外な回答/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
「まぶたのたるみ」原因と予防法。おでこのシワにボトックスが不向きな人は注意【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
VIO脱毛“つるつる”の後悔5選。ハードルまたいだけど「全部なくす」のは早すぎた?
 VIO脱毛は、ほかの部位と比べてハードルが高いと感じますよね。その一方で、毛を全部なくす「ハイジニーナ」にして、「やり...
30代でもう更年期?【薬剤師監修】原因不明のイライラモヤモヤ…「プレ更年期」の症状と軽減方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
聞こえづらさの“元凶”はあのイヤホン!? 【薬剤師監修】老化以外に考えられる意外な原因の正体
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の“愛されボディ”ってなに? 自分をもっと好きになるための美習慣&エクササイズ
 40代になると、どうしても筋肉量が落ちてきたり、たるみが気になったりと20代と同じにはいきません。  でも、40代な...
40代の“好印象デート”はスニーカーorヒール、どっちが正解? 賢い選び方と注意点
 40代女性がデートをする時、スニーカーとヒール、どちらが男性から好印象を抱いてもらえるのでしょうか?「デートといえばヒ...
あー、「髪のうねり」で見た目も不満も爆発寸前! 薬剤師が紹介する毎日の簡単ヘアケア&セットテク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
毛剃りといえば貝印!VIO専用電動シェーバー2種を徹底比較。本田真凜のように肌の上を美しく滑るのか?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
JK界隈で流行りの「seju顔」とは何ぞ? アラフォーでも“違和感ゼロ”なメイクのコツ
 seju顔とは、インフルエンサーやタレント、モデルなどが所属する芸能事務所「Seju」が由来になっている言葉。元テレビ...