子供を預けて“夫婦デート”すべき理由3つ 再婚した筆者が伝授

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-09-08 06:00
投稿日:2019-09-08 06:00

子どもにもいい影響がある

子供の成長につながる

 もともと筆者は介護士をしていて、夜勤がある仕事でした。シングルマザーだったので、経済的な理由もあり、正社員として夜勤のために子供を家族に預けることが多くありました。最初のうちは「すごい可哀想なことをしている」とか「大丈夫かな?」と後ろめたい気持ちになったものの、帰ってくると私がしないような子育てをしてもらったようで、子供が「またおばあちゃんちに行きたい」と言うようになりました。

 最初のうちは「祖母に甘やかされて」とか「私の子供なのになぁ」と落ち込んだりもして。それでも、5歳と4歳になった今、実に色々な考え方ができる子に育ったと感心しています。私ひとりの子育てでは、そこまで育て上げることは難しく、色々な場所に連れ出してくれた身内の人たちに感謝しています。

 誰が育てたかより、どう育ったかが育児では大事だと感じます。そして「どう育てられるのか」というのは、子どもにも選ぶ権利があるはずです。さまざまな大人の考え方や遊びの中で、時に私に「そうじゃないよ」と子供が意見してくることも増えました。それを「誰かに預けたせいだからだ」と思うのではなく、「どうしてそう思ったの?」と聞き返すこと、そして親子で選択していくことも大事です。

 また私の子どもたちは、近所の人や親戚の人などたくさんの人に関わっていただいているので、とても人懐っこく「可愛いがられて育っている」のを、母親である筆者も感じています。筆者はもともと、目の前でおやつを出されると「やめてください」と言いたくなる性格でしたが、預けることで相手に“託す”ことができます。私の親も孫を可愛がれて嬉しそうですし、私も夫とデートや仕事ができて嬉しいですし、楽しいです。

気兼ねなく遊ぶことができる

 カップルであれば、彼との旅行で少なからず遠慮が出ます。それに女性はオシャレだってしなくちゃいけない気がしますし、レジャースポットの行き先も気が抜けません。しかし、夫婦になると、すっぴんはもちろんパジャマ姿のやる気のない姿さえ夫に見られているので、カッコつけができません。(笑)

 だからこそ、気兼ねなく遊ぶことができるんですよね。夫婦で旅行に行くにしても、宿もグレードがいいところをわざわざ取る必要がありません。ラブホテルでもいいと思います。実際の夫婦デートのプランだって、友達を誘い出すような場所じゃないところやインスタ映えしないところでも全然いいですし、行き先に困ることはないですね。

 夫婦であれば、時間やお金を気にすることなく誘い出せます。本音を言い合えている二人ですから、「これで相手は楽しめるのか?」といったことを考える必要がないんです。考えなくても、あまりにも行きたくない場所には夫が「いやだ」と言ってくれるはずです。

 夫婦デートすると、「ひとりじゃ寂しいけれど行きたい」と思っていた場所に行くことができます。サブカルチャーを一緒に楽しむことができるので、これまで知らなかった世界に夫婦で飛び込むことができます。これが秘密の共有のようで意外と楽しいんですよ。

夫婦デートを決行すれば楽しさが分かる

 夫婦デートは、行くまでが大変です。「子供のこと、どうしよう」という環境的な要因もありますし、「今さら夫とデートなんて、恥ずかしい」と思う人もいるかもしれません。

 夫婦デートは、いわば恋人でも自分の親・友達でもない人とのレジャー。夫婦の定義を作るのは、自分たちなのです。「夫婦になったんだから、子育て優先で」とか「夫婦だから、今さらデートはいらない」という世間の風潮は一旦置いておいて、二人だけの関係性を見つけに街に出てみませんか。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ラブ 新着一覧


最低限のマナーなのに…謝罪も感謝も言えない恋人に呆れる彼
「冷酷と激情のあいだvol.59〜女性編〜」では、恋人からの“ホウレンソウ”が不十分であることに、怒りを抱き続ける女性・...
並木まき 2021-10-10 05:34 ラブ
「もう、うんざりだ」夫から離婚を告げられる妻の6つの行動
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚を切り出すのは女性からというイメージはもはやありません。ここ最近目立つの...
山崎世美子 2021-10-09 06:00 ラブ
シンデレラに学ぶ恋愛に効果的な心理学♡ 終電で帰るべき理由
 誰もが知っている「シンデレラ」の話。ガラスの靴を持って探しに来た王子様と結ばれるというファンタジーに、ときめいた女性も...
恋バナ調査隊 2021-10-08 06:00 ラブ
カップルの同棲はデメリットが多い?幸せに暮らすためのコツ
 カップルの同棲は、「家賃の負担が減る」「結婚前のシミュレーションができる」などのメリットがある一方、きちんとルールを決...
恋バナ調査隊 2021-10-08 06:00 ラブ
口下手彼氏の気持ちを探るポイント5つ&上手な付き合い方
 好きな男性から、言葉で愛情を表現されると安心する女性は多いでしょう。でも、男性の中には、言葉にしなくてもちゃんと愛情を...
恋バナ調査隊 2021-10-07 06:00 ラブ
浮気された過去から彼を疑ってしまう…不安を消す3つの方法
 過去に浮気されたことのある女性は、「信じていたのに裏切られた」というトラウマから、恋人をどうしても疑ってしまうと苦しん...
恋バナ調査隊 2021-10-07 06:13 ラブ
おひとり様の期間が長すぎて…どんな人を恋人にすればいい?
 一人でいる時間が長くなれば長くなるほど、次の恋愛へのフットワークが重くなりがちですよね。最近はアプリなどで異性に出会え...
若林杏樹 2021-10-06 06:00 ラブ
“恋愛したい”と言う男性の心理って? 本音を見極めるポイント
 男友達から「恋愛したい」と言われると、ドキッとしてしまいますよね。「もしかして、これって告白?」なんて、舞い上がってし...
恋バナ調査隊 2021-10-06 06:00 ラブ
倦怠期かもしれない…5つのチェックポイント&乗り越え方
 交際期間が長くなると、どんなカップルにも訪れるのが「倦怠期」。もちろん、倦怠期知らずのカップルもいますが、ごく稀しょう...
恋バナ調査隊 2021-10-05 06:00 ラブ
“リアル離婚弁護士”が説く「結婚したら地獄な男性」特徴8つ
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。今回は番外編です。のべ3000人以上の離婚案件の相談に乗ってい...
内埜さくら 2021-10-05 13:29 ラブ
彼氏の浮気を許すor許さない? 判断ポイント&許す時の心構え
 彼氏に浮気されたら誰だって悲しいものですが、その後の対応は人によって異なります。あっさりと別れを選ぶ人もいますが、愛情...
恋バナ調査隊 2021-10-04 06:00 ラブ
元彼がしつこい…秘められた4つの男性心理&上手な対処方法
 どんなにラブラブだったカップルも、思いがけないことが原因で別れてしまうことがあります。お互いに納得して別れていれば良い...
恋バナ調査隊 2021-10-03 06:00 ラブ
いくつ当てはまる? 外見&性格でわかる魔性の女度診断8選♡
「魔性の女」とは、独自の魅力で男性を翻弄する女性のこと。男性からモテる性質を持つ魔性の女に、憧れたことがある女性も多いで...
恋バナ調査隊 2021-10-03 06:00 ラブ
彼氏の二股が発覚…“最後の火遊び”と許そうとする女性の本心
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-10-02 06:00 ラブ
新しい恋に進みたいけど…今の彼女と別れられない男性の弁明
「冷酷と激情のあいだvol.58〜女性編〜」では、恋人の二股交際が発覚した女性・七海さんの苦しい本心をご紹介しました。で...
並木まき 2021-10-02 06:00 ラブ
絶体絶命!不倫相手へのLINEを妻に誤爆…地獄の修羅場5選
 夫の不倫問題に苦しんでいる妻は少なくありません。中には、ある日突然、夫の誤爆LINEによって不倫が発覚し、一気に修羅場...
恋バナ調査隊 2021-10-06 21:56 ラブ