更新日:2025-08-13 11:45
投稿日:2025-08-13 11:45
差し出されたジュエリーブランドの紙袋
そんな出来事からすぐのバー出勤で、オープンから運悪くワンオペだったモモカさん。
平日の夕方にお客さんのいない店内でひとり、モモカさんはいつタナカさんが来るのかわからず仕事が手につきません。
そしてそんな時に限ってその日初めてのお客さんとしてやってきたのはタナカさんだったのです。
席に着くや否や、「これ似合うと思って。僕の気持ち」とタナカさんが差し出したのは、なんとジュエリーブランドの紙袋。中には小さなジュエリーの箱が入っていました。
ゾッとしたモモカさんは震える声で「受け取れません!」ときっぱり断ったそうです。幸い、タナカさんは強要せず「そっかー、ごめんね」といって紙袋をしまったそう。
その後、タナカさんは徐々に来店頻度が減り、最終的にバーにほとんど姿を現わさなくなったんだとか。モモカさん自身はというと、バーではその後もしばらく働き続けたものの「もう2度と常連さんと2人きりで飲みに行くのはやめよう」と反省したそうです。
普段のバーでの振る舞いからとても紳士的に見えたタナカさん。なにが勘違いおじさんのスイッチだったのか今でもわからない、とモモカさんは語ります。モモカさん自身、飲み会でも特に気のある素振りを見せたり、無理にお世辞を言ったりしないよう気を付けていたそう。
◇ ◇ ◇
SNSでは「えっ、この発言で!?」といった、さらにあり得ない驚くきっかけで勘違いおじさんに覚醒してしまう話も目にします。
好意がないならハッキリと距離を置く、嘘でも「彼氏がいる」などと言っておくことが、今の時代を生きる女性に必要な防衛術なのかもしれません。
関連記事
ラブ 新着一覧
こうして志穂さんは引っ越し、就職活動を始め、小さな広告代理店にコピーライターの職を得ました。何が何だかわからないままに...
「半年付き合ってきたけど、なんだか最初に思っていた人とはだいぶ中身が違った……でもせっかくスペックが高い人と付き合えたの...
連日30℃を超える夏の暑さは憂うつですが、それでも夏にしかできないことは盛りだくさん。せっかくだから、楽しみたいですよ...
男女問わず恋愛においてよく発言されているセリフが「内面を見て好きになってほしい」というお言葉。
はい、おっしゃ...
だんだんと過ごしやすい夜が増えてきましたね。こういう時期が、一番「今日はお持ち帰られたい……」という気持ちになっちゃう...
「恋愛なんて所詮はキラキラしてる女子の特権。地味で冴えない私にはそんな贅沢は起こらない……」
「自分はいわゆる女を...
「男女の友情は成立するのか否か?」というテーマについて、誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?でも、なぜだか...
山本早織の「結婚につながる恋コラム」第12回は、女性からのアプローチについて。30歳を超えると明らかにマーケットが変わ...
大人の恋愛で避けて通れないのが「体の相性」。こればっかりは試してみないと分からない。と思う方も多いと思うのですが、でも...
「覚悟はしてたけど、やっぱり彼と別れることに。胸が痛くてたまらない」「何度経験しても別れには慣れない。あんなに好きな人は...
ついに国の統計でも夫が11歳以上年下という夫婦の比率が0.8%に達し、どんどん1%に近づいています(厚労省「人口動態調...
現代の日本は晩婚化が進んでいるようです。ところが類は友を呼ぶのか、18歳で最初の結婚をした筆者の周りは、同じように10...
小学校中学年の女の子がいるバツイチのシングルマザーです。
離婚して6年が経ちました。月に一度、父親には会わせて...
「苦しい時の神頼み!」と、恋愛中に縁結び神社に行った経験がある女性は多いはず。その際、「ご縁がありますように!」と五円玉...
夏休みにデートでディズニーランドに出かける人はいませんか。看護師のA子さん(31)も、そんな一人で、2年前の8月、介護...
「夫のことはATMとしか思っていないから……」
私自身、結婚して子供が生まれて、ママ友の輪にも飛び込んだことによ...