彼は倦怠期なの? カップルで温度差を感じた時の4つの対処法

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-09-02 19:04
投稿日:2019-09-02 06:00
 どんなに恋愛経験があっても、分からないのが相手の気持ち。「付き合っているのに、なんでこんなに寂しい気持ちになるんだろう……」と、勝手に落ち込んでしまった経験がある女性は多いはず。このようにカップルで温度差を感じた時には、どのように対処すれば良いのでしょうか?

彼と温度差が生まれるのはなぜ? よくある原因

 まずは、彼と温度差が生まれてしまうよくある原因から確認してみましょう。

付き合う前の気持ちが尾を引いている

 女性が片思いをしてアプローチをした後に、晴れてお付き合いに至った!という経緯があると、どうしても「彼は、私のことをそこまで好きではないのでは?」と思ってしまいがち。

 この場合は、根本的に女性側の自信が足りないことが温度差の原因でしょう。彼の一挙手一投足を怖がったり、疑ったりして、かえって温度差が大きくなってしまうこともあります。

連絡の頻度の違い

「LINEをするのはいつも私から」と、悩んでしまったり、カップルなのに駆け引きかのごとく「夜になるまで連絡はしない!」と無駄に決めてしまったり。そんなことをしている自分と、まるで気にしていなさそうな彼との間にも温度差は生まれやすいです。

 でも、好きな気持ちは連絡の頻度で量ることはできません。彼が仕事やプライベートに忙しい場合もあるため、「連絡の頻度=愛情」だと決めつけないことが大切です。

恋愛に対する価値観の違い

 恋愛初期に多いのが、恋愛に対する価値観の違いによる温度差。たとえば、愛情表現が豊かな方もいれば、大きな愛情があってもわざわざアピールしたくないという人もいますよね。本当に、恋愛に対する価値観は人によってさまざまです。

 時間が経つにつれて、相手の価値観を理解していく中で温度差がなくなる場合もありますし、どちらか片方がもう一方に価値観を寄せることで解決する場合もあります。ただし、どうしてもお互いが理解し合えずに、破局を迎えてしまうケースも。これこそが、「相性」であるとも思うのですが。

人生の優先順位の違い

 たとえば、「恋愛が人生の全て!」と思う自分と、「仕事が人生の全て!」と思う彼。このように人生における優先順位の違いも温度差が生まれる原因になります。

 大きなポイントといえば、結婚をするかしないかであったり、子どもを持つか持たないかであったり。こればっかりは相手に合わせづらい問題であるため、「自分にとっての幸せとは何か?」を、しっかり追求することが大事です。

彼は倦怠期? カップルで温度差を感じた時の4つの対処法

 お互い好きで付き合い始めたのに、なぜかカップルで温度差を感じてしまう……。そんな時には、どのように対処すれば良いのでしょうか?4つの対処法、ぜひ参考にしてください。

1. 相手の気持ちや価値観を理解しようとする

 自分が「好き」とたくさん表現するから、相手にもたくさん言って欲しい。自分が落ち込んだ時に話を聞いてもらいたいから、相手にも話して欲しい。そのような思いって、誰にでもあるはずです。

 でも、実はこれってとても独りよがりな考え方でもあるため、注意が必要。自分が望むことと相手が望むことは違いますし、残念ながら相手の気持ちや価値観を全て知ることはできません。

 過度な期待をしてもダメ。だけど、理解しようとすることは大切です。それが「思いやり」とも言えるのかもしれません。とはいえ、世の中の夫婦の離婚の原因の1位は「価値観の違い」……。どうしても分かり合えない時は、「これが男女の差ね」と、大きく捉えていきましょう。

2. 温度差が生まれた理由を考えてみる

 徐々に温度差が生まれたというのではなく、ある日を境に温度差が生まれたという場合には、何かしらの原因があるケースもあります。

 あなたがした行動や言動が彼を傷つけたり怒らせたりしていないか、もう一度よく考えてみましょう。もしも思い当たる節があるのであれば、謝るなり、喧嘩をするなり、改善してみるなりすれば良いのです。温度差を埋める突破口になるかもしれません。

3. とにかく突っ走らない

 昔、喧嘩の後に相手からの連絡がしばらく途絶え、温度差を感じて衝動的に一人暮らしの彼の元に行ったことがある私。なんと、半日以上寝ていただけだったという。寝呆けて、「なんでいるの!?」と聞く彼は、喧嘩のことなんか忘れていました。

 このように(!?)、好きなあまりに思考が突っ走ってしまうことって女性にはあると思います。でも、「温度差がある」と自分だけが勝手に思い込んでいる場合があることを、頭のどこかに入れておくことも大切。

 必ず、自分の考えだけではなく、目の前の相手を見て感じて判断しましょう。温度差なんて、ただの思い込みなのかもしれないんですから。

4. 温度差を気にせず自然体でぶつかってみる

 カップルの間で温度差を感じた時、一番してはいけないことが、好意を押し付けてしまったり、責めてしまったりすることだと思います。だって、好きな気持ちは強要するものではないですよね。

 それよりも、自分がどんな自分でいたいのか、ということが重要。相手の気持ちは分からなくても、自分が「好き」であることは自分がよく分かっていますから。それで良いのではないでしょうか。

 温度差を感じた時には、ぜひ、自然体でぶつかってみましょう。もちろん、勇気が要ることでもあります。でも、それで相手が「重い」と思うのであれば、それまで。もしくは、あなたが自分を押し殺さなければ成り立たない恋愛関係を良しとするのであれば、我慢をして続けてみれば良いでしょう。ただ、それだけのことなのです。

ちょうど良い「適温」は2人が寄り添って見つけるもの

 恋愛における「温度差」って、目には見えないのでとても難しいものですよね。

 自分だけが温度差を感じて不安になっていたのに、相手からの連絡一つで舞い上がってしまうこともありますし、逆に、自分だけが温度差を感じていなくて、相手からフラれてしまうようなことも残念ながらよくある話で。

 でも、そんな温度差をお互いが何度も感じ合いながら寄り添って、ちょうど良い「適温」を見つける、それこそが恋愛の醍醐味であるのかも?とも思います。ぜひ、自然体で相手を思いやって、たとえ温度差が生まれてもすぐに適温を探ることができるようなカップルになれると良いですね♪

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


良いギャップのある女性になるためには? 小手先テクはNG!
 ギャップのある女性って素敵ですよね。ギャップに惹かれて恋に落ちる……というシチュエーションはもはや定番パターンです。で...
七味さや 2021-04-18 20:34 ラブ
好きな人に“わざと誤送信”LINE♡したたか女性の究極テク5選
 好きな人に、“わざとLINE”を誤送信したことはありますか? 多くの女性は「きっとバレてる」「逆効果だと思う」と、送信...
恋バナ調査隊 2021-06-12 06:02 ラブ
こうなると手遅れ…夫が離婚を本気で考えた時の3つのサイン
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚を切り出すのは女性からというイメージが強いかもしれませんが、家庭裁判所で...
山崎世美子 2021-04-10 12:39 ラブ
不倫相手は妊娠まで…元夫の浮気の真実を知りたい女性の悲痛
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-04-10 06:16 ラブ
「運命かも…」不倫相手の妊娠で離婚を決めた元夫の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.35〜女性編〜」では、コロナ禍でも浮気をやめなかった夫と離婚したものの、その浮気や離婚にまつ...
並木まき 2021-04-11 06:00 ラブ
男性より女性が稼ぐ「逆パワーカップル」がうまくいくコツ
 あなたは、自分より稼ぎの少ない男性との同棲を考えられますか? 昔ながらのイメージだと「男性は女性より稼いでいるもの」で...
ミクニシオリ 2021-04-09 06:00 ラブ
彼氏から大切にされる彼女の特徴6つ&男性がそう思う瞬間♡
せっかく大好きな男性とお付き合いできても、大切にされている実感がないと不安な気持ちになってしまいますよね。そこで今回は、...
恋バナ調査隊 2021-04-09 06:00 ラブ
イケメンはなぜイケメンとカップリングするのか考察してみた
 いわゆるBLものでは、イケメン同士が恋愛することが多く、その様子を女性たちはうっとりと見つめている。そして実は、現実世...
内藤みか 2021-04-08 06:00 ラブ
価値観が合うと恋愛がうまくいく理由♡5つのチェックポイント
 彼氏ができれば、当然「関係を長続きさせたい」と思うもの。しかし、交際がスタートしてから、「こんな人だったんだ……」と気...
恋バナ調査隊 2021-04-08 06:00 ラブ
カレを傷つけない!焦らしてモテちゃう“夜の断りテクニック”
 カレのことは好きだけど、今日はなんだか疲れているし、気分じゃない……。でもカレはやる気満々だし、どうしよう〜。そんな時...
若林杏樹 2021-04-07 06:00 ラブ
このまま独身? 女性が結婚に焦る6つの瞬間&上手な対処方法
 結婚に憧れている女性は多いでしょう。しかし、結婚願望があるのに、なかなか叶えられずにいると不安になってしまうもの。でも...
恋バナ調査隊 2021-04-07 06:00 ラブ
縛られるのが辛い…束縛彼氏の5つの特徴&困った時の対処法
 付き合っている相手を束縛してしまうのは、「ほかの人に取られるのではないか」「本当に自分のことを愛しているのか」というよ...
恋バナ調査隊 2021-04-06 07:12 ラブ
旦那の愚痴が出てこない…ずっと円満な夫婦は何が違うの?
 SNSを見ていると、結婚後もパートナーとの間に不満を抱えている人も多いように感じます。一緒に生活していれば多少の不満が...
ミクニシオリ 2021-04-06 07:09 ラブ
もっと居心地の良い関係に♡彼氏と対等な関係を築く方法5つ
 彼氏ができると「嫌われたくない」「もっと好きになってほしい」という気持ちがあるあまり、何でも彼の言うことを聞いてしまう...
恋バナ調査隊 2021-04-05 06:00 ラブ
結婚したら安泰なんてウソ? 他人に人生を預けるリスクとは
「結婚したら、自分の人生はパートナーがどうにかしてくれるかも」——。今思えば無意識下でそう思っていた時期が私にもありまし...
七味さや 2021-04-05 06:00 ラブ
結婚したら変わる男性の特徴&パターンは? 回避方法もご紹介
「あんなに優しかった彼が、結婚したら変わった……」と、夫の変化に嘆く声をよく聞きます。未婚の女性は、「本当に変わってしま...
恋バナ調査隊 2021-04-04 06:00 ラブ