高市首相もメイクで激変! 強そうな女→柔らかな女に印象を変える“3つの鉄則”ポイント

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-10-23 08:00
投稿日:2025-10-23 08:00

【ポイント2】濃い締め色は卒業! あえてモーブブラウンやグレージュで締める

 大人の目もとは、年齢とともにぼやけやすいもの。だからこそ、大人世代はつい「なんとなく」で、黒やブラウンのアイライナーを手に取りがちです。

 確かに黒やブラウンははっきりとしたインパクトを出しやすい色ですが、柔らかさとは対極の印象を醸す場合もしばしば…。

 そこで使いたいのが、モーブブラウンやグレージュといった“曖昧カラー”です。

「黒以外の色は締まらないのでは?」との不安はご無用。上向きマスカラと合わせれば、確実に締まりますし立体感も出せます。

 黒やブラウンを使ったアイメイクに慣れていると最初は物足りなく感じるかもしれませんが、目もとに抜け感とやさしさが生まれ、今っぽい柔らかメイクに仕上がります◎。

 わかりやすいようアイシャドウは塗らずに、アイライナーとマスカラのみ。ケイト『レアフィットジェルペンシルN』の<GY-5 アッシュグレージュ>を使用。

【ポイント3】眉色は迷ったら、明るく! 髪色と合わなくてもOK

 少し前までは「眉色は髪色に合わせる」がセオリーでした。

 しかし最近では眉コスメのカラーバリエーションもかなり豊富になっているため、髪色よりもやや明るい色を使ったほうが柔らかく見せやすい時代に。

 特に大人世代が眉を髪色に合わせようとするあまりに、暗い色味を選びがち。

 しかし実は暗い眉色と髪色では表情が硬く見え、柔らかさから遠ざかる原因にもなっています。

 思い切って、髪色は無視!今までよりも明るいトーンを選んでみてください。

 最初は髪色よりもワントーン明るい色にするだけでも、驚くほど軽やかで柔らかい雰囲気になりますよ。

 思い切ってここまで明るい色を選ぶのもアリ。サナ ニューボーン『パーフェクトアイブロウ』<04 グレージュブラウン>です。

大人のメイクは「今の自分を楽しむため」に見直しを

 年齢を重ねるほどメイクのアップデートは億劫に感じやすく、流行を追うよりも慣れたメイクを続けたくなるもの。

 けれど「今の自分」の魅力を最大限に引き出すならば、ほんの少しだけ今っぽさを取り入れるメイクが効果的です。

 高市早苗さんがメイクによって柔らかい印象になったように、手法を大きく変えなくても、色のトーンやカラーを見直せば、表情や気持ちも軽やかに。ぜひメイクのチカラで、今の自分をもっと楽しんでみませんか?

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


 40代もに試せる「偽装ほくろ」メイク 胸元にもあると素敵!
 目の下や口元にセクシーなほくろがある人って、女性としても魅力を感じますよね。でも、「私はほくろがないから仕方ない」と諦...
二枚爪コンプレックスに“補強&やすり”投入!2022.12.3(土)
 これから本格的に乾燥が気になる季節がやってきます。冬が誕生日の筆者は手がカサカサになりやすいタイプで、それを見かねた友...
超怖~い「40代の運動不足」老後のために今日からできること
 30代までは元気に過ごしていたけれど、40代になってから運動不足が顕著で、体力が激しく低下したと感じる人は多いですよね...
「NMN」配合化粧品で“若返り肌”も夢じゃない?【医師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
篠原涼子完全プロデュース「ペルルセボン」は匂いがキツっ!
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
白髪が多く老け見え!これ以上増やしたくない【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
まずは真似っこから! 綺麗な人が実践する8つの“ゼロ円”習慣
 年齢問わず、「綺麗だな」と思う女性に出会うと、「私も、あんなふうになりたいなぁ」と思うもの。けれど、実際に何をすればそ...
20代の本音!アラフォー女性の“残念アイライン”を画像で解説
 毎日のアイライン、どんな感じでメイクしていますか?  年齢を重ねていくと目元にしわが増えたり、たるんできたりもあ...
「食べても太れない」やせ型な人だけが分かる“あるある”7つ
 世の中には、太りやすい体質の人がいる中でいくら食べても太らない「やせ型」の人もいます。でも、さまざまなダイエット方法は...
腹巻きも愛用して♡「40代の温活」取り入れたい食事&グッズ
「冷えは万病のもと」といいますが、実際に体が冷えるといろいろと悪影響が現れます。免疫力も下がるので、風邪をひきやすくなっ...
「よもぎ温座パット」で心も体も温めよ♡ 2022.11.19(土)
 いつの間にやら、11月も半ばを過ぎ秋が深まってきました。冬に近づくにつれ、つらくなってくるのが、手足の冷え。「血、通っ...
古い下着は運気が下がる?「着用期限3年、処分時に感謝」を
 皆さんは、同じ下着を何年くらい使いますか? 半年で替える人もいれば、3年以上使っている人もいますよね。実は、風水では古...
数年後の自分のために…“美容モチベーション”を上げる5カ条
 美容に関して、モチベーションが高い女性は同性から見ても素敵に映りますよね。「私も、あんな女性になりたい」なんて気持ちは...
化粧ノリの悪さは便秘!?お通じ改善に「進化系オートミール」
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代の本音!残念なアラフォーリップメイクを画像で解説
 メイクは、リップの色や種類によってかなり顔の印象を変えてしまうもの。マットやティント、ツヤなど多くの種類があり、それぞ...
育児中の体の不調 のどの違和感と帯状疱疹 2022.11.15(火)
 妊娠と出産。そして、その先に待つ子育て――。ひとりの人間を育てるのはとても尊い行為だと思いますが、同時にハードで孤独な...