うつ病の初期症状を見逃さない! 予防のための4つのポイント

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-11-10 06:00
投稿日:2019-11-10 06:00

些細な変化を見逃さないで!うつ病の4つの初期症状

どんなに休んでも疲れが取れない(写真:iStock)
どんなに休んでも疲れが取れない (写真:iStock)

 まずは、「うつ病の初期症状」を見てみましょう。

1. 食欲がなくなる

 再婚してしばらくした後、これまでシングルマザーとして頑張ってきた疲れが出たのか、「うつ病」と診断されたことがありました。ちなみに、10代の頃にも「うつ病ですね」と医師に告げられたことがあります。

 その手前に起こった変化といえば、とにかく空腹がなく、食べ物に関心がなくなったことが挙げられます。筆者は最初から食が細いわけではなく、むしろ食べることが大好き。今、思えば、うつ病と診断される直前だけ食欲が異常なほど落ち込んだ気がします。

2. 何をやるにも億劫になる

 何をやるにも億劫になるのが、うつ病の初期の特徴です。今まで前向きに取り組んでいたことにも、「やっても意味がない」と思ってしまうのです。掃除をしたり、通勤したりするのも一苦労。ただ歩くだけでも「だるい」と感じ、とてつもなく疲労を感じてしまいます。

3. 疲れが取れない

 どんなに休んでも疲れが取れないことも、うつ病初期にありがちでしょう。重くのしかかってくる疲れに、「このまま疲れる人生が続くのか」と、どんどんネガティブになってきます。車の運転中にボーッとしたり、考え事をしたいのに集中することができなくなることもありました。

4. 疲れているのに寝れない

 育児をしながら介護士として働いていた筆者は、誰が聞いても「大変そう」と言われるようなめまぐるしい毎日を送っていました。しかし、多忙で疲れているのに関わらず、安心して眠ることができないのです。明け方に少しだけ眠り、2時間後には起きる生活が続きました。振り返ってみると、多忙で疲れているのにも関わらず、寝ることができないって異常ですよね。

東城ゆず
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ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

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