無理不要!「超ワンパターンな朝食」で仕事への活力と健康を

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2019-11-14 10:01
投稿日:2019-11-12 06:00
 NYのセレブたちがこぞって実践している「ヘルスリテラシー」という考え方があります。自らが現地で本概念を学び、最強のパフォーマーとして活躍している中村康宏医師に話を伺いました。体得すると得られるメリットとともにお伝えします。

――ヘルスリテラシーを身につけるためには「朝食は必ず摂る」ことの重要性を教えてください。

中村康宏医師(以下、中村医師) 理由は主に2つあります。

1. 体内時計をリセットする

 人間の体内時計は、24時間より少し長めの周期でリズムを刻んでいます。そのため、そのままにしておくと少しずつ後ろにズレていきますので、毎朝しっかりとリセットする必要があります。

 実は、体内時計は1つだけではありません。カラダ全体の調整を担当するメインの「中枢時計」は、脳の視床下部の一部にあります。さらに、胃腸や肝臓などの組織に「抹消時計」が、そして細胞に「細胞内時計」という、サブの時計が存在しています。

 朝の光で進む中枢時計と、食事によってその日をスタートする抹消時計のリズムを合わせ、体内で“時差ボケ”を起こさないために、朝食は絶対に抜いてはいけないのです。

2. 血糖値の急上昇を防ぐことで体調不良から解放され、太りにくいカラダを手に入れる

 朝食を抜くと、眠りから活動へと向かうスイッチが入らないだけではなく、血糖値上昇ホルモンと呼ばれているグルカゴンの分泌が活発になります。空腹時間が長くなればなるほど、何かを口にした時、一気に血糖値が跳ね上がり、その後、反動で急降下します。

 血糖値がガクンと下がると、眠気やだるさ、イライラ、頭痛、吐き気などが起こるため、仕事のパフォーマンスがガタ落ちしてしまうのです。

 それに血糖値の急上昇は、太る原因にもなります。朝食を摂り血糖値を上げておくと、昼の血糖値急上昇が予防でき、太りにくい効果を享受することができます。これを「セカンドミール効果」(※1)と呼びます。

内埜さくら
記事一覧
恋愛コラムニスト
これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

URL: https://ameblo.jp/sakura-ment

ライフスタイル 新着一覧


筋肉のこわばりがどんどん酷く…日常生活にも支障が出てきた
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
グラデーションがニャイス!雨上がりのウキウキ“にゃんたま”
 水溜まりを越えて軽やかに駆けて来たにゃんたま君。  朝からなにやら忙しそう。  昨日雨で会えなかったあの子...
理想のカレを見つけたい女性がとるべき第一歩の行動とは?
「いい出会いがない」「いい男性がいない」――。そう言ってチャンスが来ても、遊ばれてしまったり、付き合うといわゆる「ダメン...
あなたは大丈夫? “空気が読めない人”の8つの特徴&対処法
 仲間内や職場に空気が読めない人がいると、楽しい時間も一気に冷めてしまうもの。中には、傷ついたり、不快な思いをしている人...
仕事順調ならお金も貯まる!運気を上げる「ラナンキュラス」
 ワタクシには、見た目も性格もちょっと変わった同業の男友達がおります。  神奈川からは遠い四国徳島で暮らす彼は、齢...
陽だまりで満腹ネムネム…ボス“にゃんたま”の豪快な大あくび
 あったかい陽だまりで大あくびのにゃんたまω。  きょうは、おばあさんが作ってくれた「黄金チャーハン」(塩分ナシ猫...
寒暖差にやられてない? 強い体を作るための3つのポイント
 このところ、寒い日と暖かい日が交互にやってきて、体もそろそろ参ってきているはず。今年の冬は暖かい上に季節外れの春の陽気...
恋人は責任を感じ…体調不良の原因は意外なところにあった
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
イケメンを40分間貸し切り! 噂の撮影会を体験してきました
 可愛い女の子を囲む撮影会が開催されているのをあちこちで見かけます。  そうした撮影会は、大抵は男性が何人も女の子...
カレから一途に愛される女性とは?「尽くす女」の行動に注意
 大人になると恋愛するのも腰が重い……。久々にいい人が現れても「この人チャラくないかな?」と見極めるまでに時間がかかりま...
冒険の予感にワクワク!見事な“ツーにゃんたま”にロックオン
 今日はまだ行ったことのない場所へ、アニキが連れてってくれるんだ!  タンケン♪ タンケン♪ 楽しいな~♪ ...
生活保護者の柩に添えられた友人からの別れの花は「心の花」
 たとえお花を特別意識していない方であっても、長い人生の中で「心に残る花」と出会う場面にいつか遭遇するかもしれません。そ...
“察してちゃん”になってない? 7つの特徴や良い対応方法!
 大人になるにつれて、ついつい本心を隠してしまうシーンってあると思います。でも、「そのくらい察してよ」と事あるごとに相手...
お弁当デビューして節約! 無理なく続けるための3つのコツ
 OLの皆さん、通勤の日のランチは何を食べていますか? コンビニでおにぎりとサラダチキンと……「合計587円です」。毎日...
「ちょっとだけよ」チャトラ君に懇願して“にゃんたま”チラリ
 猫のヒゲ袋(マズル)も、ぷくぷく可愛いくて大好き部位だけど、にゃんたまωを見られたら今日はラッキーデー◎。  希...
うわべだけのママ友はいらない! 無理に付き合わないコツ4つ
 共通点があることは、人間関係を深くする上で大事なポイントです。学生時代の友達作りの流れを見てみると「部活動を共に頑張っ...