エイジングケア専門医が語る「セックスと美容」の良い関係

更新日:2021-12-21 16:23
投稿日:2019-11-28 06:00

自分に合ったダイエットや美容法を見つけましょう

「Mrs ECO International 2019」日本代表に(提供写真)
「Mrs ECO International 2019」日本代表に (提供写真)

――そして今、アメリカ大統領から表彰を受け、世界のミセスコンテストの中でも代表的な「Mrs.UNIVERSAL 2020」に挑戦中ということで普段気をつけていることは何ですか?

近藤「体重維持と日焼け予防と肌の保湿、この3つは絶対に欠かせません。特に体重は自分のベストが47kgで、増えるとすぐ1日ファスティングします。そして翌日のファスティング明けは野菜ジュースや卵や豆腐などタンパク質中心の食事だけで過ごして炭水化物は取りません。ベストな体重を維持するためには自分に合った方法を探すのが一番ですね」

――試行錯誤を経てそこにたどり着いたのですね。

近藤「そうです。40代前半までは生理明けのタイミングがファスティングに効果的でしたが、今は自分の感覚で行っています。年代によってバイオリズムの変化もあるので、そこは自分の体の変化を敏感に感じ取って」

――さまざまなダイエット方法を試したということですが、こんな体型にはこんなダイエットが良いなど、「相性の良いダイエット法の傾向」というのはあるのでしょうか?

近藤「一般的には下半身に脂肪がつきやすい洋ナシ型肥満には脂質制限、お腹にお肉がつきやすいリンゴ型肥満には糖質制限が適していると言われたりしますが、体型だけにとどまらず自身のバイオリズム、ライフスタイルに合わせたダイエットをすることが大事です」

――先生はファスティングのみで運動をしないのですか?

近藤「私はタイプで言うとリンゴ型。糖質制限とお腹周りのエクササイズが合いますが、ふだんの生活の中では運動の時間が取れず、食事制限が一番結果を出しやすく続けやすい手段なので、朝食を抜くことで約半日のファスティングを行い炭水化物を控えるダイエットを継続しています。ダイエットは一時的に行うものという認識を持たず、「ゆるめに」でも「継続できる」手段を選ぶことが成功しやすい秘訣だと思います」

――ダイエットを心がける上で、もっとも注意したいことや心がけたほうが良いことは?

近藤「そもそも太ってしまうのは食べた分のカロリーが消費しきれず蓄積していくためで、基礎代謝率がアップすればダイエットの成功率は高くなるといえます。基礎代謝率の高い体をつくるためには内臓の状態や血液の流れを良くすること、不要なものをきちんと排泄することが重要。そのためにも普段から腸内環境を整えることが大事です。痩せやすい体や美肌作りにも繋がりますよ。ヨーグルトや乳製品に含まれる乳酸菌には小腸で脂質や糖質の吸収を抑えて排出を促すので、余分な栄養の吸収を抑える働きがあり“腸内フローラ”のバランスを整えます。私もヨーグルトやサプリで乳酸菌をとるよう意識しています」

ビューティー 新着一覧


奇抜とは限らない!40代加齢のドヨーン顔回避に「アシメ前髪」はいかが
 左右非対称の「アシメ前髪」は、少し個性的で奇抜だというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。ましてや、若い子が...
ガタガタ眉でも諦めない!たった2分で誰でも左右対称の美眉になれるテク
 眉毛メイク、左右対称に描けていますか?  筆者は、メイクの中で眉毛に一番時間がかかってしまい、なかなか納...
チョロっと出てたら恥部!鼻毛のお手入れ頻度は?抜いたらダメ??
 日常生活で、見られたら絶対に恥ずかしいのが「鼻毛」です。見られた本人も恥ずかしいし、見てしまった人も指摘しにくい! で...
【2023年人気記事】尿のニオイでわかるサインと対処法(専門家監修)
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...
意外と見られてる!“愛の証”キスマークの消し方と隠し方…安心してつけて
 大好きな彼との熱い時間に、ついてしまったキスマーク…。会社に行くのも気まずいし、友達に見られるのも嫌! と悩む人もいる...
盛りブラよりスポブラ! 貧乳40女が直面したブラジャー問題
 自他ともに認める貧乳です。ええトシこいて、あばら浮いてます。  よって筆者のブラジャーは盛り重視。「寄せて上げる」ど...
おならが臭う、げっぷが出る!【医療専門家監修】腸活から知るセルフケア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
廃盤になったら外出できない!? 40代美容家愛用「底見えコスメ」厳選2品
 物価高に苦しむ今は「本当に使えるもの」に厳選して、コスメ選びをしたい人も増えていますよね。  40代のメイクでは、ア...
「膣が乾いて痛い…」40代、夜の生活で実感した老い問題どうしてる?
 40代女性の悩みの一つとして、「夜の生活で感じる老い」があります。若い頃とは違い、老いを感じはじめる年齢でもありますよ...
双子級にそっくり!レブロンがボビィブラウンの名品ハイライターを食った
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
そのふらつきは脳の病気?自律神経の乱れ?【医療専門家監修】5つの整う
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
コンプレックスが悪目立ち!今すぐ見直したい残念メイクテク3選
 コンプレックスを解消するためのメイクが、実は逆効果になってしまっていたら悲しいですよね。  メイク手法が定着している...