満腹なのに食べてしまう…爆食いに歯止めをかける3つの方法

七海 ライター
更新日:2020-02-09 06:10
投稿日:2020-02-09 06:00
 お腹が空いていないのについお菓子に手が伸びる、口寂しさを感じてコンビニに行ってしまう……。そんな食べ方を「エモーショナルイーティング」と言います。いわゆる「爆食い」のことです。
 空腹じゃないのにしてしまう無駄な間食には誰もが思い当たるはず。満腹なのに食べてしまう、エモーショナルイーティングを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?

エモーショナルイーティングの特徴

お腹がすいているわけじゃないのに食べてしまう(写真:iStock)
お腹がすいているわけじゃないのに食べてしまう (写真:iStock)

 聞きなじみのない「エモーショナルイーティング」。それは大きく3つの特徴があります。

・お腹が空いていないのに食べる
・突然、味が濃いものや甘いものを食べたくなる
・食べ過ぎだとわかっていても我慢できない

「エモーショナル」という言葉から分かるように、身体が栄養を欲して食べているのではなく、感情=精神が欲してついつい爆食いしてしまうのがエモーショナルイーティング。自分の気分を一時的に盛り上げ、気持ち良くなるために食べているのです。ストレス発散のためにしているのです。

 エモーショナルイーティングはストレスの表れなので、身体をいじめているという点では、リストカットと根っこの部分は繋がっているとも言えます。つまり、エモーショナルイーティングが顕著なとき、必要なのはダイエットではありません。自分の心をいたわるケアです。

エモーショナルイーティングを予防するには?

ホットミルクだけで気持ちが収まることも(写真:iStock)
ホットミルクだけで気持ちが収まることも (写真:iStock)

 さて、爆食いことエモーショナルイーティングを止めるにはどうしたらいいのでしょうか?今すぐできる工夫や対処法をご紹介します。

まずは飲み物をとって様子を見る

 人は喉が渇いていると、より空腹を感じます。「なんか食べたい気がする……」「さっき食べたけど、まだお腹空いてる気がする……」と思ったときに、一度立ち止まってみてください。もしかしたら「喉が渇いている」「水分が足りていない」だけかもしれません。

 まずは1杯水を飲んでみてください。また、温かい方が満腹度につながります。さらに、お茶やコーヒーよりは、胃の中に入れても冷めにくい味噌汁やミルクが好ましいでしょう。

15分~30分だけ我慢する

 エモーショナルイーティングは一時的な欲望なので、時間が経てばおさまることもあります。

「15分間キリシトールガムを噛んで我慢してみよう」

「コンビニに行きたいけど、代わりにトイレ休憩して屋上で深呼吸しよう」

 時間をおいてもまだ「食べたい」と思ったら、それはエモーショナルイーティングではなく、単なる空腹の可能性があります。そういう場合は素直に食事をとってOK。

1回の食事でしっかり食べる

 不規則な食事をしていると爆食いを引き起こしやすくなります。

 また、「朝食べてなかったしいいよね」と自分に言い訳ができてしまうので、負のスパイラルに陥ってしまうことも……。

 特に食物繊維やタンパク質の豊富な食べ物を積極的に摂りましょう。

終わりに

徐々に減らしていけたらいいね(写真:iStock)
徐々に減らしていけたらいいね (写真:iStock)

 ついつい爆食いしてしまうこと、誰しもありますよね。「生理前だから」「仕事が多忙でストレスが溜まってるから」と言い訳していても、罪悪感が残ります。

 食事に対してストレスや罪悪感がつきまとうのは負のスパイラルの始まり。少しずつ、エモーショナルイーティングの頻度を減らしていきましょう。

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

ビューティー 新着一覧


7700円の費用対効果は?DIOR「ジャドール」で洗体→フェロモン放出!
 1本(200ml)7700円のボディソープを購入しました。200mlといえば、水コップ1杯分の量です。もちろん、こんな...
特別なオトコしか知らない♡ 実は気に入ってる顔や体のパーツ8選
 絶世の美女ではなくても、どこか一つ自分の顔や体に気に入っているパーツがあると自信がつきますよね! 自分の魅力を知って大...
サウナは美の宝庫♡ 綺麗になりたい女性に嬉しいメリット5選
 近年大ブームが再到来している、サウナ。主に社会人の男性から人気のサウナですが、女性にとっても嬉しいメリットがたくさんあ...
秋はやっぱりチェック柄!40代でも痛見えしない4種類と着こなしルール
 猛暑から、一気に秋めいてきましたね! 秋になると気になるのがチェック柄の洋服。カジュアルにもクラシカルにも着こなせるチ...
声枯れからの声老け!?【専門家監修】今すぐできる簡単な対策法&漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
黒髪が似合う人は永遠の憧れ…自分はムリ?しっくりこない時の処方箋
 黒髪が綺麗に映えるアンニュイな印象の女性、憧れてしまいますよね。そんな女性にはいくつか共通点があります。今回は黒髪が似...
40代寒さ対策に使える“下半身のあいつ”…レギンスとスパッツの違いは?
 肌寒くなってきたこの頃、足元も冷えてきますよね! 秋冬の冷たい足元に活躍するのが、レギンスとスパッツです。でも、「そも...
ネット通販たとえ安価でも1着だって失敗したくない! 守るべき5つの鉄則
 なかなか自分の時間がとれない40代女性に人気なのが、洋服のネット通販ですが、届いた洋服が紹介されていたものと違いすぎて...
ハードルは低く!40代から10年後に差がつく「ついで美容」ポイント3つ
 美容というと、エステに行ったり、高級なスキンケアアイテムを購入したりといったイメージがありますよね。でも、本当に美しい...
白髪、薄毛、パサつき…40代はショートヘア? デメリットをおさらい
 40代を過ぎると、白髪やパサつき、薄毛などいろいろな髪の悩みが出てきますよね。ケアやメンテナンスが楽な「ショートヘア」...
運動習慣がものをいう!40代からでも始めやすいスポーツ5つ
 若い時に比べて、筋力や代謝が落ちてくる40代。「いい加減健康やダイエットのために、運動でもはじめようかな」と考えている...
【節約】ホームケアで輝く髪へ!40代でもサロン級のツヤ髪に
 美容院に行くたびに、できるならトリートメントを追加でお願いしたいところです。  しかし最近は節約モードに入ってい...
今すぐできる糖質対策!【専門家監修】意外と知らない糖質のキと摂取法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ちょっとの油断で眉頭が大惨事に…こっそり笑われてるかも!? 眉メイク3選
 眉メイクは自由自在に雰囲気を変えることができる一方で、一歩間違えるとせっかくのメイクが台無しになってしまいますよね。 ...
うっわ…どこまでOK?男性がつけるアクセサリー“ありorなし”の境界線
 女性にとっては、おしゃれに欠かせないアクセサリーですが、男性がつけると賛否両論あるようです。やはりチャラいイメージを持...
不安定な「40代秋肌」は洗顔を見直す!美容家激推し“裏ワザ”グッズ3選
 夏から秋へと季節が変わる今は、40代の肌はどうしても不安定になりやすいもの。部分的に脂っぽかったり毛穴が気になったり、...