19歳女性のナマ告白「私はこうして不倫に落ちました」 #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2020-03-07 06:00
投稿日:2020-03-07 06:00
 同い年の彼がいるにもかかわらず、自動車教習所の教官・S先生(36)に惹かれて、密会することになった女子大生・M子さん(19)。 芸能界や政界で不倫報道が過熱する現在、私たちの身近にも「不倫」はあちこちに存在する。M子さんは、多少の罪悪感を抱きつつも「好きな気持ちは止められない」と複雑な心境を語ってくれた。
 前回に引き続き、今回も不倫の現実に迫ってみました。

抱かれることを想定して念入りに準備を

――不倫相手のS先生とは、どのように密会したのですか?

「先生が仕事を終えたのが午後7時。その後、私の自宅付近まで自家用車で迎えに来てくれました。抱かれることを想定して、シャワーを浴びてランジェリーもお気に入りを身に着けていったんです」

――詳しく訊かせてください。

「先生は最初『食事に行こうか?』と誘ってくれましたが、実家住まいの私があまり遅くなれないことを伝えると、車を走らせて郊外へと向かい、人気(ひとけ)のない公園の脇に車を停車しました。そこで肩を抱き寄せられて、キスされたんです」

――当然、M子さんは拒みませんでしたよね?

「はい、緊張しながらも、先生のキスに応じていました。同い年の彼とは違う唇の感触や匂い、ソフトなキスに、心臓がバクバク高鳴って、全身から汗が噴き出して……心なしかショーツにも熱い液がこぼれ落ちてきて――。舌を差し入れられた時も、まったく強引さがなくて、ソフトなんです。『大人のキスってこうなんだ』と安心して身を預けられました」

キスの後いよいよラブホテルに

――キスのあとは

「先生に抱かれたい気持ちを抑えられなくて、『ホテルに……連れてって』と告げました。先生は、『わかった』と、そのまま車を走らせてくれたんです」

――ホテルは、ラブホテルですか?

「はい、郊外のホテル街のラブホです。私……ラブホテルって初めて入ったんです。恋人が独り暮らしだったから、エッチはいつも彼の部屋だったので……。ペラペラとなびく駐車場のカーテンを通過した時『ああ、いよいよだ』と、期待や不安や喜びが入り混じりました」

――その後のことも詳しくお聞かせください。

「はい、部屋はオリエンタル風の一室でした。ネット等でラブホテルの知識はあっても、いざ、大きなベッドを目の前にすると、『ここは男女がセックスするためにある場所なんだ』と、改めて緊張や淫らな気持ちが湧きあがってきて……。その後、きつく抱き締められてキスをし、乳房を揉まれました」

――続けて下さい

「はい……今思いだしても、下腹が熱くなります。乳房を揉まれながら、先生は優しくベッドに押し倒してきたんです。ニットの裾をめくられ、ブラが露出すると『可愛いブラだね』って、ちゃんとランジェリーも褒めてくれました。私の背中に回した片手でブラのホックを簡単に外された時は『ああ、先生って慣れてる……』って。笑。その後、私の乳房を見て『キレイだ』って乳首を口に含まれました。同い年の彼は、『M子のオッパイ、エロいなあ』って、ちょっと品の無い言い方で愛撫してくるのですが、先生に至っては『キレイだ』『可愛い』とお姫様のように扱ってくれて、もう舞い上がってしまって……」

 ここまで告げると、M子さんは「ちょっと一息入れさせてください」とコーヒーを啜った。

 当時を振り返って、彼女なりに昂揚してきたのだろう。落ち着くと、再び話し始めた。

丁寧な前戯に身も心もとろけて…

「上半身を脱がされ、スカートの中に手を入れられた時、私は『シャワーを浴びさせて!』と叫んでいました。自宅で浴びてきても、すでに汗びっしょりでしたから、少しでも綺麗な体を愛されたくて」

――その時、彼はなんて?

「『シャワーは浴びなくていいよ。そのままのM子を抱きたい』って。いま思うと、先生もかなり興奮していたと思います。そして、パンティをストッキングごと脱がされました。その脱がせ方も、とても丁寧なんです。足首から抜き取ったショーツとパンストは丸められ、ベッドの片隅に置いてくれました。脱がされたニットもシワにならないよう配慮してくれて……着ていた服を丁寧に扱ってくれる人っていいですよね。女性への配慮がなされているな、とドキドキしながらも、そんなことを思っていました」

――その後のこともお聞かせください。

「下半身をフレアスカート一枚にされた私は、ベッドに仰向けにされた状態でした。スカートをめくられた両脚の間にS先生が陣取り、アソコに顔を寄せてきたんです。ふうっと熱い息がかけられて、私は『キャッ』とお尻を跳ね上げてしまったんです。そんなふうにされたのは初めてだったから――彼は私のヴァギナを見て「M子はここもキレイだ。小さくて可愛いよ。すごく濡れていて嬉しい」って。

――彼は褒め上手ですね。

「はい、脱がされている時もそうですが、つねに甘い称賛の言葉を囁かれました。彼が言った『小さくて可愛い』のは膣の幅なのか、小陰唇の大きさなのかは分からないのですが、褒められている嬉しさと、甘やかな羞恥に酔いしれてしまって……熱い蜜がジュワ……と湧き出てきたのが、自分でも恥ずかしいほどわかりました」

――そのあとは?

「彼の舌が私のアソコを舐め始めたんです。最初はワレメをチロチロと、次に小陰唇の溝も丁寧にねぶられました。そして、クリトリスをピンと舌先で弾かれて……あまりの気持ちよさに、私、『ああっ……』とお尻をせり上げてしまいました。いま思いだしても、濡れてくるほど気持ちいいクンニリングスでした」

――同い年の彼と、つい比べてしまったとか?

「はい、もちろんです。恋人はフェラをさせたがる割に、クンニをしたがらないタイプでしたから、S教官の舌づかいの巧みさに、全身がとろけるような……柔らかな羽毛で撫でられるような快楽が立て続けに浴びせられました。気持ちいいと、背筋に電流が走る感覚があるんですね。やはり、余裕とテクニックがある大人の男性は違います。その上、彼はアソコを舐めながら、伸ばした手で乳房を揉みしだいたり、乳首を軽く摘まんだりと、常に両手を動かしていました。クンニもアソコだけではなく、内腿を舐めたり、うつ伏せにされて、背中やうなじ、お尻のワレメまで丁寧に舐めてくれたんです」

――至れり尽くせりですね。

「これほど丁寧に前戯を受けたの初めてです。もうアソコがトロトロになってしまうのが、自分でも分かって……するとS先生が『M子の体は敏感だね。こんなに濡れてくれるなんて嬉しい』って」

 巧みなクンニリングスに酔いしれながら、いよいよ二人は禁断の世界へ。

 続きは次回。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


ホスト依存と買い物依存は根っこが同じ…女性たちが貢ぐなぜ
 ホストに貢いでしまう女性のことが、しばしば話題になります。その時なぜか、ホストは常に悪者扱い。「あんなに貢がせてヒドイ...
内藤みか 2019-03-07 17:24 エロコク
マッチングアプリで2回目デートに誘われるための2つの法則
 マッチングアプリを使った出会いも当たり前になってきましたね。月に何回もデート相手が見つかるようになっている方もいると思...
世界のTENGAのカップル向け商品 オススメは騎乗位か正常位
 先月から始まった「幸せになれるラブグッズ」ですが、幸せといっても、1人で感じる幸せ、2人で感じる幸せと、それぞれありま...
桃子 2019-11-12 04:34 エロコク
マッチングアプリで外国人とも出会えるこのごろですが……
 歌舞伎町で27歳の女性が、自称英国人の男性にバッグを奪われそうになったうえに刃物で切りつけられる事件が発生しました。女...
内藤みか 2019-03-04 06:00 エロコク
出会い編<1>精神的にも年齢的にも“一番遠い人”に一目惚れ
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
興味はあるけど…“出会い系”で会える男性って本当はどう?
 最近、男女の出逢いのきっかけとしてめざましい発展を遂げている出会い系サイトやマッチングアプリ。  けれどプロフィ...
初めての中イキ体験できるかも 輪っかの持ち手がポイント
 目にした瞬間に「あ、これは気持ちよさそう」と思うバイブがあります。サイズや素材もそうですが、私はその形状を見てそう思う...
桃子 2019-11-12 04:34 エロコク
なぜ人気? 女ですがVRでアダルト動画観た感想を書きます
 今、アダルト動画ランキングに異変が起きています。大手動画サイトのランキングは、その半数近くがVR動画になっているのです...
内藤みか 2019-08-27 16:21 エロコク
常連客は若い男性…高齢者風俗嬢は世界的に増加するのかも
 あたらしいもの好きの作家・内藤みかです。最近は性風俗の高齢化について考えています。  人生100年時代と言われる...
内藤みか 2019-03-12 16:20 エロコク
まずは老人愛=ジェロントフィリアについてお話しします
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
試したいけど言い出せない…「ソフトSM」おねだりの仕方
 女性もセックスに積極的になってきたとはいえ、まだまだ自分のやりたいことなど口に出すのは恥ずかしい、という人が多いのでは...
一目惚れしたローター…鮮やかなかわいい黄色が心躍らせる
 まだラブグッズを使ったことがないという女性には、まずバイブレーターではなくローターを使うことをオススメしています。昨今...
桃子 2019-11-12 04:34 エロコク
どちらも痛いけど…DVとSMの違いについて考えてみました
 こちらでは、はじめまして。作家の内藤みかと申します。私は、あたらしもの好きです。いろいろな新しいモノやコトを試したり観...
内藤みか 2019-03-06 20:31 エロコク
機能もルックスも超優秀…多彩に快楽を引き出す最新バイブ
 はじめまして、バイブコレクターの桃子です。これまで国内外のラブグッズ350種超を試してきた経験から、どんなグッズがいい...
桃子 2019-11-12 04:33 エロコク