紫外線が強まってきたうえに、コロナ疲れやウイルスに負けない身体づくりも気になる今日この頃。こんなとき、デイリー美容に積極的に取り入れていきたいのが「ビタミンC」です。
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持をサポートするほか、抗酸化作用やストレスへの抵抗力を強めるはたらきがあると言われています。そこで、時短美容家の並木まきが、日々の習慣にビタミンCを取り入れられる“塗る・貼る・飲む”美容のポイントをお伝えします。
日々のお手入れに取り入れたい3つのケア
1:「塗る」は“朝昼晩”のケアに取り入れたい♡
ビタミンCを使っている化粧品は、毛穴やニキビの対策のほか、今の時期にはUVケアとしてメラニン生成を抑えてくれる作用に注目したいところ。紫外線から肌を守るコスメとして、初夏から夏にかけては、積極的にお手入れに組み込みたいコスメです。
ビタミンCを塗った肌は、日光を浴びると刺激になるイメージから「夜ケア以外は、使うべきではない」と覚えている人もいるかと思いますが、実は間違い。コスメの説明書に、“朝昼晩のお手入れに”などと、夜ケア以外も推奨されていれば心配なく使用できます。
2:「貼る」は紫外線を浴びた日に♡
紫外線を浴びたあとのアフターケアにも、ビタミンCコスメは大活躍。手軽にできるお手入れとしては、ビタミンC配合のシートマスクを使うといいでしょう。
シミ、シワ、くすみ、ニキビ、毛穴など、お肌のあらゆる悩みに万能に対処できるとされるビタミンCは、角質層のセラミド生成を促進することから、肌そのものをフレッシュに導いてくれる存在。紫外線を浴びた肌は、どこに集中的に浴びたのか自分ではよくわからないことも多いので、まんべんなくケアしたほうが安心です。
また日焼け後には、十分な保湿ケアが必要なことからもマスクケアがぴったり。「今日はよく日光を浴びた」というタイミングでは、ぜひシートマスクをデイリーケアに組み込んでください。ただし、ヒリヒリするほど炎症を起こしている肌にビタミンCは刺激が強すぎることも。この場合は、低刺激な化粧品等で「冷やす」ケアを優先して。
3:「飲む」は毎日継続して「100mg」を目安に♡
ビタミンCは、体内で免疫機能を高めるためにも消費されるため、ウイルス対策を意識して積極的に摂りたい人も多いですよね。厚生労働省が推奨する成人女性の1日あたり摂取量は「100mg」。喫煙者はビタミンCの必要性が高いので、推奨量以上の摂取が推奨されています。
思いついたときに大量に摂るよりも、毎日継続して摂り続けたいので、食生活が乱れていたり日々の食材に含まれるビタミンCの計算がわずらわしかったりする人は、サプリメントに頼るのが手軽です。
ビタミンCには耐容上限量の設定がないため、健康な人が多少多めに摂取してもあまり心配はいらないとされていますが、過剰摂取は控えたほうが安心です。
時短美容家の並木まきの「塗る・貼る・飲む」はこれ!
参考までに、こちらは私が使っている「塗る・貼る・飲む」の相棒たち。
左から、
「オバジ C25セラム ネオ」は、高濃度ピュアビタミンC配合で、即効性を感じられるところが好きな理由。昨年の夏に使い始めて以来、私にとっては「夏の紫外線対策コスメ」になっています。
「リッツ ホワイト ステムパーフェクトマスク」は、ビタミンC誘導体配合。プチプラなのにコットン100%のしっかりしたシートで、保湿力が高いところがお気に入り。
「リポスフェリックビタミンC」は1包の含有量が1,000mgなので、2回に分けて飲んでいます。
紫外線もウイルスも気になる……をサポートしてくれる「ビタミンC」は、女性にとって何かと頼りになる成分。日々の取り入れ方によっても、期待できるサポートが変わるので、化粧品やサプリメントなどを組み合わせて、上手に摂取してみてください。
(※筆者注:掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は筆者の個人的な感想です)
参考:日本人の食事摂取基準(2020年版)/厚生労働省
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