顔がパンパン…! むくみの7つの原因&簡単にできる改善方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-06-21 06:00
投稿日:2020-06-21 06:00
 朝起きて鏡を見た時、「顔がパンパン……!」と、自分の顔のむくみにびっくりした経験はありませんか? 「このままじゃ外出できない」と焦った経験がある人もいるでしょう。そんな今回は、顔がパンパンになる“むくみ”の原因や、簡単にできる改善方法をご紹介します。

朝起きたら顔がパンパン! 顔のむくみの8つの原因

 朝起きたら、顔がパンパンにむくんでいることがあります。前日は気にならなかったのに「どうして急にむくむんだろう?」と、不思議に思う人もいるはず。そんな顔のむくみには、さまざまな原因が隠れています。当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。

1. 食事による塩分の摂りすぎ

 顔がパンパンになるほどむくんでしまう時、前日の食事に含まれる塩分が関係していることがあります。塩分をたくさん体に摂り入れてしまうと、体の中の塩分濃度が上がってしまいます。そうなると体は濃度を薄めようと働きかけ、水分を溜め込むことに。その結果、むくみが起こりやすくなります。

2. 睡眠が足りていない

 顔のむくみが気になっている人は、しっかりと睡眠時間を取れているでしょうか? 実は、睡眠不足もむくみの原因のひとつ。睡眠時間が不足してしまうと基礎代謝が落ちるだけではなく、水分代謝まで悪くなってしまいます。水分代謝が下がれば、不必要な水分を排出できなくなり、むくみやすくなるようです。

3. アルコールの摂取

 朝起きて、「顔がパンパン」とショックを受けている人の中には、前日にお酒を楽しんでいた人もいるはず。「深酒後に顔がむくむのは仕方がない」と思っている人もいるかもしれませんね。

 お酒を飲む時には、濃い味のおつまみを食べることが多いでしょう。しかし、上記でご紹介したように、塩分量が多い食事はむくみの原因になります。また、アルコールの利尿作用により排泄は増えますが、それ以上の水分を摂ったことでむくんでいる可能性も考えられます。

4. 生理による女性ホルモンの影響

 顔のむくみと生理は一見関係がないように見えますが、実は大きく影響しています。

 女性の体は、生理により女性ホルモンの状態が変わります。生理後〜排卵日まではエストロゲン、排卵日〜生理まではプロゲステロンという女性ホルモンの分泌がそれぞれ多くなりますが、このプロゲステロンには体に水分を溜め込むという特徴があると言われています。

 生理付近の顔のむくみに関しては、“女性特有の症状だからある程度は仕方がない”と捉えることで、少し気持ちが楽になるかもしれませんね。

5. 水分がちゃんと摂れていない

 むくみを改善しようと考えた時、多くの人は「水分の摂りすぎを抑えよう」と思うでしょう。しかし実は、水分不足によりむくみが起こることもあるようです。これは、水分を摂らないことで体が「次はいつ水分補給されるか分からない」と思い込んでしまい、体を守るために水分を溜め込もうとしてしまうから。

 脱水などの重い症状が起こらないためにも、適度な水分摂取を心がけるように日頃から意識するようにしましょう。

6. ストレス

 多かれ少なかれ、誰もがストレスを感じると思いますが、実は過度なストレスもむくみの原因となることがあります。「これくらい大丈夫」と思っていても、ストレスから自律神経が乱れてしまうことも。これにより、血液の流れが悪くなり顔がパンパンにむくんでしまうことも考えられるようです。

7. パソコンやスマホによる肩こりの影響

 毎日のようにパソコンやスマホをいじっている人も多いと思いますが、中には慢性的な肩こりに悩んでいる人もいるのではないでしょうか? 肩こりも、血行不良が起こっている状態ですから、これによりむくみが起こってしまうことがあります。

8. 病気の影響

 顔がむくんでも、それほど深刻に捉える人は少ないでしょう。しかし、中には病気が原因となり、顔がパンパンになっているケースもあります。腎機能や栄養失調、リンパ浮腫、心不全など、さまざまな怖い疾患でむくみが起きていることもあるため、症状が続く場合には軽視せずに医療機関を受診することを選択肢に入れるようにしましょう。

顔のむくみを簡単に改善する3つの方法!

 朝起きて顔のむくみに気づくと焦ってしまう人が多いでしょう。でも、顔のむくみは、ちょっとしたケアで改善を目指せますよ。ぜひ、試してみてください。

1. ホットタオルでケアする

 顔がパンパンにむくんでいるということは、血液の流れが滞っていたり、水分を溜めこんでいることが原因である場合が多いです。

 これをケアするためには、ホットタオルで血行促進をすることがおすすめ。濡らしたタオルを電子レンジで1分ほど温めて、パックするのが有効です。やけどにはくれぐれも注意してくださいね。

2. マッサージで血行不良を改善する

 むくみ改善には、マッサージも効果的。顔の内側から外側に向かって、優しくマッサージしていきましょう。耳から鎖骨に向かって流すことで、顔周りをすっきりとさせることができます。強く行う必要はありません。撫でるように行うだけでも、効果を感じられるでしょう。

 また、マッサージの際にはマッサージクリームなどを使うことが肝心。顔と指との摩擦を防ぐことにもつながりますし、滑りが良くなることで効率も良くなります。

3. 冷水と温水を使って洗顔をする

 冷水と温水を交互に使った洗顔をするのも、顔のむくみ改善には効果が期待できるでしょう。冷水、温水を用いると、血管の収縮と拡張が繰り返されます。これにより、血行促進を促すことができ、むくみ改善が目指せます。

もう顔パンパンに悩まない! 根本的な改善を目指そう!

 顔がパンパンにむくんでしまう原因は1つではありません。顔のむくみが気になる時、思い当たる原因が分かれば未然に防ぐこともできますし、万が一むくみが起こっても、改善方法を知っていれば焦らずにケアすることができるのではないでしょうか?

 また、顔がむくまないように、普段から意識することも大切です。根本的な部分から改善を目指して、毎日スッキリ顔で目覚められるようになると良いですね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


美肌の40女性に聞いた!加齢の鼻の周りの赤み対策に“ちょい足し”3品
 年齢サインが出るのは鼻の周りの赤みだよねーー。20歳の頃にアルバイト先のお姉様にそう言われてから、早10年。鼻の周りの...
おなかが鳴るの恥ずかしい!【専門家監修】ギュルギュル音を止める対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代男性の声に震撼! アラフォーのドン引きメイクにご用心
 アラフォー女性の皆さん! 20代男性を侮ってはいけませんよ。  彼らはアラフォー女性のメイクをこっそり観...
ポーチ忘れた!セブンに駆け込む→眉ペンシルだけで美眉は描けるのか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
予算10万円、もち自腹!韓国美容旅で念願のリジュラン、水玉リフトetc.
 こんにちは! 「旅する複業家」の林知佳です。「韓国の美容医療は最強だ!」とは有名なお話ですが、2泊3日で顔面に“課金”...
「ちらほら白髪」ぐらいなら染めないがいい? 賢く簡単に隠す4つの方法
 30代を超えると「ちらほら白髪」が出てくるようになります。やはり、髪の毛に白髪があるかないかは、見た目年齢に大きな影響...
肩~頭皮までガチガチ【専門家監修】肩こり解放メソッドでもう悩まない
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
年齢はここに出る! 40代女性が気を付けたい「老け見えポイント」4つ
 最近では、昔に比べて年齢よりとても若く見える人が増えていますよね! 特に40代では差が出やすく、同じ年齢でもおしゃれで...
アイシャドウのパレットは“捨て色”覚悟で!今すぐできる垢抜けアイメイク
 アイメイクは大体いつも同じパターンになっていませんか?  目元は顔の印象を左右する大事なパーツ。アイメイ...
半信半疑なSHEINの美容グッズ…歯のホワイトニングシートで白くなる?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
口臭・体臭・尿の悪臭…私のニオイの源は「糖質オフダイエット」が原因!?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
鹿ちゃんは関係ないよ! 話題の「シカクリーム」の人気の理由は?
 美容アイテムを売っているお店でよく見かける「シカクリーム」。はじめて見た人は「鹿のクリーム?」なんて想像した人もいるか...
2024-01-17 06:00 ビューティー
水蜜桃メイク知ってる?トレンドど真ん中、たった4︎分で叶う衝撃ハウツー
 水蜜桃メイクというメイク法をご存じですか? 中国発でSNSを中心に話題になっているトレンドメイクのひとつで、ピ...
まだまだ流行中のキャップ! 40代コーデで野球少年風を卒業するコツは?
 帽子コーデが好きな人が、必ず定番で持っているのがキャップです。でも、子供っぽくなったり、大人っぽいスタイルにどう合わせ...
30~40%の日本女性が整形!? それでも踏み切れない4つの理由
 今では、美しくなるための手段として珍しくなくなってきている整形。日本では30%〜40%の女性が、生涯のうちに1回は整形...
新年だしスッキリしよ! 昔の服が捨てられない人への処方箋
 必要最低限のお気に入りの持ち物で生活する「ミニマリスト」とは対照的に、「物を捨てられない」と悩む人はたくさんいますよね...