どれを選んだらいい? NYで人気のハーブティーフレーバー!

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2020-07-14 06:00
投稿日:2020-07-14 06:00
 西洋の漢方ともいわているハーブティー。リラックス効果があるのはもちろん、健康食品としても注目を集めていることをご存じでしたか?
 実は、健康や美に対する感度の高いニューヨーカーの間では、近年ハーブティーの人気が高まっています。そこで、世界一周とニューヨークに長期滞在していた経験を持つ筆者が、日々の体調や目的別に合わせて飲むハーブティーの選び方についてご紹介します!

ハーブティーと紅茶はまったく違う飲み物です

 民間療法として古くから病の治療などに使われてきたハーブティーは、独特な香りのするものが多いですよね。配合されているハーブの種類によって、デトックス、免疫力アップ、美肌促進など、その狙える効果もさまざま。

 紅茶とよく似たものとしても知られますが、紅茶はツバキ科の植物「茶の樹」という葉を発酵させたものが原料なのに対し、ハーブティーは茶葉ではなく植物の花や茎などを原料としています。

美容マニアがおすすめ!ニューヨーカーに人気のハーブティー3選

1. むくみが気になったら…「エルダーフラワー」

 利尿や発汗などを促す効果があるため、体内に滞っている老廃物などを排出し、むくみを解消してくれます。りんごのような爽やかでフルーティーな香りが特徴で、クセも少なく飲みやすいです。ニューヨーカーの間でも、飲みやすいフレーバーとして人気があります。

2. 喉がイガイガしたら…「リコリスルートティー」

 漢方の主成分としても知られている植物で、和名では“甘草(カンゾウ) ”とも呼ばれています。ウイルスに対する抵抗力を高めるほか、食中毒や細菌の予防にも有効だとか。

 砂糖のように甘いため、罪悪感なく甘味を楽しみたいという方におすすめです。医療が高額なニューヨークでは、民間療法のように親しまれているハーブティーでもありますよ。

3. ビタミンを摂るなら…「ローズヒップ&ハイビスカスティー」

 ローズヒップには、なんとレモンの約20倍のビタミンCが含まれているとされます。ビタミンCにはメラニン生成を抑え、シミができにくい肌にするほか、活性酸素から細胞を守り肌のシワ・たるみを防ぐ効果もあります。

 また、ハイビスカスにはビタミンCのほか、クエン酸やリンゴ酸が豊富で、新陳代謝を高めてくれる効果が期待できます。

 味わいは、レモンをかじったかのように酸味が強いものもありますので、苦手な味は我慢せずに、ハチミツやカットフルーツを加えて自分好みにアレンジして飲むことをオススメします。美意識の高い ニューヨーカーに人気のフレーバーです。

日本で買える初心者におすすめのハーブティー

 二ューヨークに行かなくても、日本で買えるハーブティーを飲んで、ちょっとした旅行気分に。筆者が飲んでいる「yogitea」はフレーバーが豊富で、初心者でも飲みやすい味わいです。

 ハーブやスパイスを使ったブレンドティーが豊富なのが特長で、直感で「これいいな」と思ったものから選びやすいです。筆者は、ヨギ・バジャン氏が考案した種類も豊富な“ヨギ・ティー”からスタートしました。

最初のハーブティーにおすすめはカフェインフリー「Bedtime」

ヨギ・ティーの「Bedtime」という名のこちらは、安らかな眠りをサポートしてくれるハーブがバランスよくブレンドされていて、筋肉の緊張をほぐしてリラックスでき、心地よい眠りを手に入れやすいでしょう。

 筆者は寝る30分前に飲んでいることが多く、爽やかな香りでクセも少ないので、こちらからスタートすることをオススメします。ヨギ・ティーのなかでも飲みやすい味わいです。

 ハーブティーを上手に生活に取り入れると、リフレッシュ効果も期待できます。くせの強い味わいのものも多いので、まずは自分が「おいしい」と感じるフレーバーから上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

<文・社〉時短美容協会所属/Kanna>

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

ライフスタイル 新着一覧


苦手な人との向き合い方! 職場の人間関係を円滑にするコツ
 仕事の内容には慣れてきたし、プライベートも楽しくできている。ただ、「職場に苦手な人がいるっ」――。そんな方も多いと思い...
自分で皮下注射も…採卵手術前日までにやるべき3つのこと
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
キリスト教のお盆「ハロウィン」 その由来とカボチャの意味
 ワタクシ、全く上達しないドイツ語の個人レッスンを受けております。上達しない理由は一重にワタクシの不真面目さによるもので...
自然災害に巻き込まれた…子どもとどう向き合ったらいい?
 台風19号の爪あとが各地に深刻な被害をもたらしていますが、近年は相次ぐ自然災害で被災住民が避難生活を余儀なくされるケー...
月吹友香さん<後>41歳専業主婦が小説家を目指して見えたもの
 第18回(2019年度)「女による女のためのR-18文学賞」(※)の大賞受賞作「赤い星々は沈まない」は老女の性を大きな...
今日の議題はにゃに? 夕暮れの猫集会でポロリ“にゃんたま”
 猫の島、日暮れ近くに猫の集会にお邪魔しました。  おのおの一定の距離を保って、茶白、黒白、サビ、三毛、キジ、サバ...
“生活習慣病”も予防して! 介護は認知症だけじゃないんです
 日本は長寿大国です。誰しも安心して生涯を全うできるとしたら、高齢であることはとても素敵なこと。しかし、介護士でもある筆...
月吹友香さん<前> 私がR-18文学賞で高齢者の性を描いた真意
 読書の秋到来。直木賞や芥川賞、日本推理作家協会賞に本屋大賞……国内には数多の文学賞がある中で、「R-18文学賞」(※)...
犬でなく人間だったらと思うと…モラ気質なワンコの実態3選
 モラハラ気質は、人間だけに限ったお話ではないのかもしれません。「うちの犬が人間だったら、モラ男(モラ女)に違いない…」...
子宮全摘だけでもつらいのに…腸閉塞で長さ190㎝の管を挿入
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
お日様パワーでモテにゃんに…ぽかぽか日光浴“にゃんたま”
 きょうのにゃんたまωは、雨上がりの日光浴。  濡れた毛を乾かして、お日様パワーでぽかぽかリラックス♪  気...
魔法の鍋! 自動調理鍋の購入でキッチンはどう変わったか?
 最近話題の自動調理鍋。材料を入れてスイッチを押すだけで、料理ができてしまうという優れもののようです。少しでもラクをした...
癒し系の彼女になって? 恋愛はそういうサービスじゃない!
 あなたには理想の恋人っていますか? 「優しい人がいい♡」「背が高くて色白がいい♡」「お金持ちがいい♡」  好きなタ...
共感されないけど…子どもを欲しいと思わない女の4つの理由
「子どもが欲しいと思わない」――。女性がポツリともらすと、男女問わず「どうして!?」「なんでほしくないの?」と質問責めに...
人はなぜ死者に花を手向けるのか? 古代から続く花のチカラ
 お花屋さんという御商売は、本当にさまざまなお客様のいらっしゃる場所でございます。ワタクシのお店は神奈川でもちょっぴりカ...
都会男子にスナックがブーム?おしゃれな20代男子が集うワケ
 スナックといえば従来は、場末な雰囲気でおじさんが多くて、煙たいイメージが強かったかもしれません。しかし、今そんなスナッ...