価値観の違いが致命傷に!?コロナ禍でモテる人の“共通点”

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-08-07 06:00
投稿日:2020-08-07 06:00

でも「価値観がぴったりの相手」はそうはいない

 ところで、「相手の価値観に合わせる」と言葉で言うのは簡単でも、実際に相手を目の前にすると、自分の要求や考えを認めてもらいたくなるのもありがちな話。

 たとえば、コロナに関する話題だと「コロナなんてただの風邪」と口にする人もいれば、「仮に感染して治ったとしても、後遺症が怖いから絶対にかかりたくない」と考える人もいます。

 男女間でもこんなズレが生じると、そこが決定的な価値観のミゾになるケースが多く見受けられていて、「あんなに価値観が合わない人だとは思わなかった!」と相手への深い落胆とともにジ・エンドを迎えるカップルも珍しくなくなっています。

 しかしそもそも、自分とまったく同じ価値観の相手を見つけるなんて、コロナ禍でなくても難しい話だったはず。コロナは命に関わることなので、価値観の違いがあぶり出されやすいテーマにはなっていますが、コロナの不安がなかったとしても、男女間の価値観が合わない話なんてゴロゴロしているわけです。

 他方で、そもそも大人が価値観を変えるのは容易なことではないことから、恋愛をうまく進めるためには、相手の価値観に寄り添う姿勢がポイントに。

恋愛をうまくいかせたいなら「不安が大きいほうに合わせる」

 ならば具体的にどんな姿勢がモテるのかと言えば、「不安が大きいほうに合わせる」。たったこれだけで、男女間における価値観の違いは、乗り越えられる可能性がぐっと高まります。

 自分の考えを根本的に変えるのは容易ではないけれど、相手の不安心に寄り添うことなら、さほど苦にならない人も多いでしょう。

 お互いが「やりたいこと」「やりたくないこと」でぶつかったときに、理屈で説得を試みても、うまくいくパターンは稀です。その背景に「不安」がある場合には、なおのことです。

 それよりも相手の不安を受け止めて尊重したほうが、無用なトラブルを回避できるうえ、価値観の違いが致命傷となるリスクも下げられます。

 基本的ながらも忘れがちである「相手と自分は、価値観が違う」という前提で、さらには「相手の不安は尊重する」を実践できれば、モテはもちろんのこと、カップルや夫婦においてもコロナ禍に翻弄されたジ・エンドを迎えずに済む人が多くなるはずです。

「パートナーと、これまでにないほどギクシャクしている」というみなさん、ぜひ意識してみていただければ幸いです。

【並木まきオンラインサロン】スマホ時間で毎日を楽しく!

 コクハク内の並木まき公式オンラインサロン「#まきコク」では、現在新規メンバーを募集中。

 自宅でライタースキルの資格が取得でき、大好評の「オンラインライター講座」、悩める妻をサポートする「集まれ!毒義母の森~ヨメノミカタプロジェクト~」など多彩なコンテンツ。

 いつものスマホ時間を使って自分磨きしてみませんか?

↓詳細はこちら↓
https://salon.kokuhaku.love/namikimaki

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


よりを戻してほしいのに…元恋人のために離婚した女性の焦燥
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-06-05 06:10 ラブ
こんなことになるとは…元カノの離婚に頭を抱える男性の弁明
「冷酷と激情のあいだvol.41〜女性編〜」では、元カレへの気持ちが再燃し離婚をした女性・Jさんの困惑をご紹介しました。...
並木まき 2021-06-05 06:14 ラブ
「ご飯は簡単でいいよ」…夫の無神経発言にイラ立つ妻の本音
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。コロナ渦の緊急事態宣言や蔓延防止措置などにより、「自宅で毎日食事をとることで...
山崎世美子 2021-06-05 06:00 ラブ
学歴なんて関係ない! 東大卒男性が1年追い求めた奥様の魅力
 言わずもがな日本一の秀才が集結している東京大学出身の男性は、どんな女性と結婚したいと考え、どんな女性を伴侶として迎える...
田中絵音 2021-06-04 06:00 ラブ
他人事じゃない!?不倫をする女性の7つの特徴&始める心理
 ドロドロした不倫なんて、小説やドラマの中の出来事……そう思う人もいるかもしれませんね。でも、昨今、不倫報道で賑わう芸能...
リタ・トーコ 2021-06-04 06:00 ラブ
コロナ禍で明暗クッキリ…結婚できる人と別れる人の違いとは
 長引くコロナ禍、そして緊急事態宣言やまん延防止措置。そんな苦難を乗り越えて見事ゴールインを決めたカップルと、残念ながら...
内藤みか 2021-06-03 06:00 ラブ
勘違い? 恋愛で“脈あり”と思ってしまいがちな男性の行動5つ
 好きな人との距離が縮まると、「もしかして彼も私に気があるのかも?」と嬉しくなるものです。でも、中には「勘違いだった」と...
恋バナ調査隊 2021-06-03 06:00 ラブ
いい男を逃したくない人必見! “男を見る目”を養う方法とは
 職場や合コン、友人の紹介やネットを通して、私たちはさまざまな人に出会います。その中で、絶対にゼッタイにぜったいに逃して...
若林杏樹 2021-06-02 06:00 ラブ
彼は運命の相手かも?“ソウルメイト”の6つの特徴&出会う方法
 みなさんは、“ソウルメイト”をご存知ですか? あなたの周りにいる「前にも会ったような気がする……」と思う人は、もしかし...
恋バナ調査隊 2021-06-02 06:00 ラブ
仕事か結婚か…23歳の私は外堀りを埋められて別れを選んだ
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。「40代...
内埜さくら 2021-06-15 09:18 ラブ
長続きするカップルや夫婦は「一緒にお風呂に入らない」理由
 恋人と過ごすバスタイムは、なんだか幸せなイメージがありますね。流行する恋愛映画で、カップルで一緒にお風呂に入っているシ...
ミクニシオリ 2021-06-01 06:00 ラブ
結婚する気がないのはなぜ? 男性の本音&気持ちを変える方法
 カップルの付き合いが長くなってくると、意識し始めるのが「結婚」でしょう。特に女性は、出産のリミットがあることから、焦る...
恋バナ調査隊 2021-05-31 06:00 ラブ
恋愛で不安な時に使えるLINE裏技5選! 彼の様子を探る方法
 恋愛がはじまったばかりのころって、彼が何を考えているのか、恋愛がこのままうまくいくのか不安でいっぱいですよね。LINE...
恋バナ調査隊 2021-05-31 06:00 ラブ
なぜかモテる女性の共通点7つ♡男心を鷲掴みにする法則とは?
 世の中には、星の数ほどたくさんの男性がいます。そして、それぞれ好みの女性のタイプは違うはず。それなのに、なぜかどんな男...
恋バナ調査隊 2021-05-30 06:00 ラブ
男性がグッとくる…守ってあげたくなる可愛い女性の特徴4つ
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。女性側が母性を出しすぎて尽くすと、意外に愛されないものです。男性がグッとくる...
山崎世美子 2021-05-29 06:00 ラブ
結婚する気はあるの? 煮え切らない男性の特徴5つ&対処方法
 交際している男性がいる人は、結婚を意識している人が多いでしょう。付き合いが長くなればなるほど、将来のことを考えるのは当...
恋バナ調査隊 2021-05-29 06:00 ラブ