美髪を目指す! 正しいブラッシング3つのポイント
毎日のヘアケアとして、誰もがブラッシングをしているでしょう。しかし、ブラッシング方法は誰かに習うことがないため、意外と間違った方法で行っている人も多いようです。まずはじめに、正しいブラッシング方法のポイントを見ていきましょう。
1. 毛先からとかす
髪の毛をとかす際、頭皮から毛先にかけて一気にとかしている人も多いでしょう。でも、これはNG! 実はこのブラッシングの方法だと、髪や頭皮に大きな負担がかかってしまうんです。特にロングヘアの人にとっては枝毛など髪のダメージの原因に。
ブラッシングは最初に毛先をとかすのが基本です。まずは毛先のからまりなどを落としましょう。
2. 髪の中間部分をとかす
毛先のからまりがなくなったら、次は、髪の毛の中間部分をとかしていきます。特に髪が長い人は、中間部分にからまりや汚れなどが残っていることがあるため、優しくブラッシングしていきましょう。
3. 髪の根元からとかす
毛先から中間をとかし終わったら、最後は髪の根元からブラッシングしていきます。毛先にかけて、スッと優しくブラシを通していきましょう。この時、力を入れ過ぎないのがポイント。ブラシの重さで手を動かすようにしましょう。
忘れがちな襟足は顔を下に向け、フロントに向かってブラッシングするとやりやすくなります。
美髪へ導く絶好のブラッシングのタイミング3選
ブラッシングは、「朝のヘアセット時と髪が乱れた時だけ」という人も多いはず。確かに、この2つのタイミングでブラッシングをすることは欠かせませんが、実はほかにも絶好のタイミングがあるので、チェックしていきましょう。
1. 朝起きた時&寝る前のブラッシング
ブラッシングは髪の絡まりや汚れを落とすだけでなく、頭皮に刺激を与えて血行をよくする効果があります。そのため、朝起きた時だけでなく、寝る前のブラッシングもおすすめのタイミング。頭皮の血行が良くなることで、安眠効果を高めることができるでしょう。
2. シャンプー前のブラッシング
シャンプーをする際、すぐに髪を濡らしてシャンプーを始める人が多いのではないでしょうか? 実は、シャンプー前にはブラッシングをするのもおすすめです。
ブラッシングをしてからシャンプーすることで髪の絡まりや汚れが落ち、シャンプーの泡立ちをアップさせてくれます。
3. 洗い流さないトリートメントをプラスしたブラッシング
美髪を作る上で、トリートメントは欠かせないケアのひとつ。シャンプー後にトリートメントをしている人は多いと思いますが、髪を乾かす前やスタイリングの前に洗い流さないトリートメントをプラスしてブラッシングをすると、摩擦などによるダメージを減らすことができます。
せっかくのブラッシングが逆効果に? 注意したい5つのこと
ブラッシングで美髪を目指せるとなると、ことあるごとに「ブラッシングをしよう」と思う人もいるでしょう。しかし、ブラッシングは間違った方法で行うと逆効果になってしまうため、注意が必要です。5つの注意点を見ていきましょう。
1. ブラシは用途に合わせて使い分ける
ブラシにはさまざまな種類がありますが、形状ごとにそれぞれ用途が違います。
たとえば、シャンプー前のブラッシングには、クッション性の高さで頭皮に程よい刺激を与えるピン先が丸い「パドルブラシ」を。朝、夜寝る前のブラッシングには、柔らかい「豚毛ブラシ」を使うなど、目的に合わせて使い分けることが大切です。
2. 髪が濡れている時はブラッシングしない
シャンプー後、髪を乾かす際にブラシを使っている人が多いでしょう。しかし、濡れた髪はキューティクルが傷つきやすいため、ブラッシングするのはNG。ある程度、髪の毛が乾いてから行うようにしましょう。
どうしてもブラシを使いたい場合には、ウェット用のパドルブラシを使うとダメージを減らすことができますよ。
3. 頭皮トラブルがある時はブラッシングしない
ブラッシングは髪や頭皮に良いケアではありますが、頭皮トラブルがある場合には悪化してしまう可能性があるため、避けた方が良いでしょう。
できるだけ刺激を与えないようにして、改善してから再開しましょう。
4. ブラッシングのやりすぎは逆効果
ヘアスタイルの乱れが気になるたびにブラッシングをしている人もいるでしょう。確かに、ブラッシングは美髪に導いてくれるものですが、やりすぎは逆効果。ブラシと髪の間で摩擦が起こってしまうため、ダメージを与える原因になってしまいます。
上記でご紹介したように、ブラッシングは、朝、寝る前、シャンプー前の3回を目安に行いましょう。
5. ブラシもお手入れが必要
どんなに髪や頭皮に良いブラッシングでも、ブラシが不衛生な状態では頭皮や髪に悪影響を与えてしまいます。
毎日使っているブラシはきちんとお手入れをしましょう。薄めたシャンプーで定期的に洗ったり、ブラシの目に挟まった髪の毛や埃などはきちんと取り除いておくことが大切。丸洗いできないような素材のものは、専用のブラシクリーナーを使用すると良いですよ。
正しいブラッシングで健康的な美髪を目指そう!
毎日のブラッシングを「間違った方法で行っていた」という人も多いのではないでしょうか? いつまでも美しい髪を保つためには、正しいブラッシング方法を身につけることが大切! ぜひこの機会に正しいブラッシング方法を身に付けて、美髪を目指してくださいね。
ビューティー 新着一覧