マスクに甘えていませんか? “マスク老け”の原因&予防方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-08-01 06:00
投稿日:2020-08-01 06:00
 コロナが始まってから、すっかり定着したマスク生活。息苦しさなどの不便はあれど、顔が隠れることで「ノーメイクでも平気」「ケアに力を入れなくても大丈夫」と、安心している人も多いでしょう。しかし、その油断が“マスク老け”の原因となるかもしれません。そこで今回は、マスク老けが起こる理由や予防方法についてご紹介します。

マスク老け4つの原因! 隠れるからこそ注意が必要!

 マスクをつけることが当たり前になった現在、ニキビや肌荒れなど、さまざまな肌トラブルを抱えている人が増えているそうです。中でも、女性にとって聞き捨てならないのが“マスク老け”という症状。その名の通り、マスクをつけることが女性の大敵である、“老け”につながるというのです。

 そんなマスク老けは、どんなことが原因となっているのでしょうか?

1. 口呼吸による影響

 マスクをすると、どうしても息苦しくなってしまいます。鼻呼吸がしづらいことで、マスクの中では口が半開きになっている人も多いでしょう。

 しかし、この状態は口周りの筋肉が緩みっぱなしになっている状態。口周りの筋肉は70%もの表情筋とつながっているため、口周りだけでなくあごや頬、首の筋肉まで緩んでしまうことに……。その結果、二重あごやほうれい線、シワやたるみの原因となってしまいます。

2. マスクによる乾燥

 マスクをしていると、「湿気があるから、肌が保湿されている」と思ってしまいがち。確かに、マスク着用中に肌の乾燥を感じることは少ないかもしれません。

 しかし、マスクを外した後には要注意! 水分が蒸発することで、いつも以上に乾燥しやすくなります。肌乾燥が進めば、たるみや小ジワなどの原因になってしまう恐れがあるため、注意が必要です。

3. ノーメイクによる紫外線対策不足

 マスク生活になって、「メイクをしなくなった」という人も多いはず。しかし、不織布マスクは紫外線を通してしまうため、紫外線対策は必須。

「マスクで隠れているから、大丈夫」という油断が、シミやそばかすなどの原因を作ってしまうかもしれません。

4. スキンケアやメイクの手抜き

 メイクやスキンケアにこだわりを持っていた人も、マスク生活になったことで手抜きしてしまう人が増えています。確かに、マスクをすれば顔が隠れるため、気にしなくなる気持ちもわかります。

 しかし、その手抜きが、老けのきっかけになってしまうかもしれません。スキンケアやメイクを手抜きしてしまえば、肌だけでなく「綺麗でいよう」というモチベーションまでを下げてしまうことに。そうなれば、一気に老けた印象になってしまいます。

マスク老けを予防する4つの方法

 マスク老けには、さまざまな原因があります。今後、マスク着用が必須ではなくなった時に後悔しないためにも、今からしっかりと予防しておきましょう。

1. 顔の筋肉を鍛えるストレッチをする

 どんなに肌が綺麗でも、たるんでしまうと一気に老けた印象になってしまいます。これを予防するためには、顔の表情筋を鍛えることがおすすめ。

 表情筋を鍛えるというと、「難しそう」と思われるかもしれませんが、やり方はとても簡単です。口を閉じた状態で歯茎に沿って、舌を右回りに30秒程度動かしていきます。終わったら、同じように左回りにも動かしましょう。

 この時、ほうれい線を内側から押し出すようなイメージで動かすのがポイント。ストレッチを続けることで、ほうれい線も薄くなり、フェイスラインもすっきりとさせることができますよ。

2. 頭皮からリフトアップを目指す

 顔のたるみを改善しようとすると、ついついフェイスケアばかりに気を取られがちですが、顔を引き上げるために欠かせないのは頭皮からのリフトアップ。顔と頭皮は一枚の皮でつながっているため、頭皮が凝りかたまっていれば、フェイスケアの効果が十分に得られなくなってしまいます。

 この頭皮の凝りを解消するためには、マッサージがおすすめ。指の腹で優しく頭皮全体に刺激を与えましょう。今では、100円ショップでも頭皮マッサージグッズが販売されているため、こういったアイテムを用いてみても良いかもしれませんね。

3. 猫背を改善する

 顔のたるみと猫背は一見関係ないように見えますが、実は背筋が丸まっていると、あごから首のラインがくっついてしまい、老け顔の原因になってしまいます。

 猫背を改善するには意識だけではなかなか難しいため、サポーターなどを用いてみましょう。姿勢が綺麗になれば、見た目の印象も若々しくなります。

4. スキンケアでしっかりと紫外線対策&保湿ケアを行う

 老け顔、トラブル肌を改善するためには、何よりも普段のスキンケアが欠かせません。「どうせマスクで隠せるから」と安心せず、紫外線対策と保湿ケアを重点的に行うことがポイント。

 外出の際には、ノーメイクであっても必ず日焼け止めクリームをつける、帰宅後の洗顔時には保湿ケアをしっかりするなどして、老け顔の原因を事前に排除しましょう。

マスク老けに要注意! 油断をせずに予防を徹底しよう

 今では外出時にはマスクをつける習慣がついているため、ノーメイクで出かけたり、スキンケアを怠っている人も多いでしょう。

 しかし、あまりにも手間を省いてしまうと、マスク老けを引き起こしてしまう可能性があります。後々後悔しないためには、早めの予防が必須! こちらを参考に、今日からでも予防策を取り入れて、若々しさを保ちましょう。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


臭った足で部屋に入る彼…【専門家監修】臭いの原因は2つ!日頃のケアは
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
キャプスタイルの前髪のしまい方は? “張り付いた海苔”を回避するテク6選
 キャップをかぶるときに悩むのが、前髪のしまい方。「なんだかモサっとしてしまう…」「前髪がぺちゃんこにつぶれて張り付いた...
その定番アイメイク、やらかしてます…今すぐアプデしたいダサ見え5選
 定番アイメイクテクニックには、今の時代にそぐわず、古くさくてダサい印象になるアイメイクも…。目元を華やかに見せ...
一度でもいいから足首が細くなりたい…太くなる原因&簡単対策方法3つ
 細く引き締まった足首は、女性の憧れですよね。でも、時には足がむくんで象のような足首になる人も…。  今回は足首を細く...
「綺麗なおばさんになりたい」って変ですか? 今すぐ真似したい6つの習慣
 二十歳を過ぎたらあらゆることは自己責任ですが、それは「見た目の美しさ」に関しても同じ。実際に、自分の外見や内面を磨いて...
永久脱毛って本当にずーっと生えてこない? 気になる“その後”の体験談
 最近では、一般的になってきた永久脱毛ですが、中には「まだ自己処理をしている」「痛みや信頼性が不安で永久脱毛した経験がな...
座りっぱで気づけば、おしりの汗!女性向け3つの対策と便利グッズ
 暑い夏場や座りっぱなしで過ごしている時、おしりに汗をかいてしまい「臭いやムレが気になる」と悩んでいませんか?  洋服...
彼氏やペットとの生活が幸せすぎて怖い…要因はホルモン?【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
10回分191円の激安!SHEINの「眉毛ステッカー」張るだけで美眉なるか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
眉毛の形、古いです! 20代女が思うアラフォー女の老け見え残念眉メイク
 眉毛メイクは時代によって流行が変わりやすいですよね。当時は流行していて老け見えを感じさせないメイクでも、今だと...
バレッタで留めてたのに鏡見たら、落ち武者!落ちない方法とアレンジテク
 最近、ヘアアクセサリーでバレッタを使うアレンジが流行していますね。でも、実際にバレッタを使ってみると、すぐに落ちてきた...
目尻のシワは隠しすな!隠れたモテポイント♡男性が「可愛い」と思うワケ
 女性の肌悩みの一つ、目尻のシワ。でも、実は目尻のシワは意外と男性ウケがいいのをご存知でしたか?  今回は目尻のシワが...
美的3月号“完売ポーチ”実力は?コスメデコルテの美容液はありがたすぎる
 3月号の美容雑誌は豪華付録だらけ。  MAQUIA3月号通常版は現品サイズの「リリミュウ 春色リップパピーレッド...
「髪の毛の分け目」どっちにする問題 意外と知らない似合うほうの決め方
 毎朝、髪の毛をスタイリングする時に「左右、どっちの分け目にしたらいいんだろう?」と困ることがありますよね。実際には、な...
美肌の40女性に聞いた!加齢の鼻の周りの赤み対策に“ちょい足し”3品
 年齢サインが出るのは鼻の周りの赤みだよねーー。20歳の頃にアルバイト先のお姉様にそう言われてから、早10年。鼻の周りの...
おなかが鳴るの恥ずかしい!【専門家監修】ギュルギュル音を止める対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...