マッチングアプリで年下男性とマッチングするコツ3つ

内藤みか 作家
更新日:2020-08-06 06:00
投稿日:2020-08-06 06:00
 自宅にこもってばかりで退屈な日々を送っている女性が大勢います。なかには暇つぶしにとマッチングアプリに登録する人も。けれどこうしたアプリを使うとアラサーアラフォーであっても、ついつい20代のイケメンに目が行ってしまいがち。競争率が高い男性にどうアプローチすればマッチングできるでしょうか。

やっぱり年下のイケメンが好き

 30代バツイチのS子さんも、コロナ禍で予定されていたイベントがことごとくなくなり、寂しさに耐えかねてマッチングアプリに登録したひとりです。プロフィールをアップロードすると、すぐさま何人もの男性からアプローチがありました。同年代だけでなく50代60代もいましたが、S子さんの好みである年下の男性からは1人もいいねがやってきません。

 若い人はいないのかと登録男性一覧ページを見てみたら、大勢います。福士蒼汰似の爽やかな笑顔の20代イケメンにS子さんは目を奪われました。そして、どうせなら年下のイケメンとマッチングしたい!」という気持ちが萌え上がってきてしまったのです。

どうして私にはいいねをしてくれないの?

 S子さんはそんな自分に最初はためらいました。「若い子がいいだなんて、私、キャバクラに通うオジサマが言うようなことを言ってて恥ずかしい」と恥ずかしく思い、いったんはいいねをくれた同い年の男性とのやりとりに集中しようとしました。

 けれど、やはり若い男の子とコンタクトをとりたくてうずうずしてしまい、彼らのプロフィールページを訪れるようになったのです。

 こんなに大勢の若いイケメンがいるのに、どうして自分にはいいねをしてくれないのか、それは自分が30代と年上だということが大きな理由だろうということはもちろんわかっていました。

 おそらく彼らは同世代の女性とやりとりをしていて、年上の女性はお呼びではないのだろうと。けれど、翌日、アプリにアクセスしてS子さんはときめきました。

 昨日プロフィールを見た福士蒼汰似から足跡がついていたのです。彼のページを訪問するとS子さんの足跡が残るので、彼はそれを見てアクセスしてくれたのでしょう。

私からいいねするなんて……

 彼が足跡を返してくれたことでS子さんはとあることに気づきました。イケメンは、その外見の良さから大勢の女性が足跡を残すので、その足跡を踏み返すだけで忙しいのです。自分から女性を探しに行かなくても、足跡だけを見ていれば十分なのでしょう。30代のS子さんが足跡を踏んでもちゃんと返してくれるので、年齢で切られているわけではなかったのです。

 けれど男性とマッチングするためには足跡を付けるだけでなく、S子さんが「いいね」をクリックする必要があります。そして男性も「いいね」を押した時点でマッチング成立となり、直接メッセージのやり取りができるようになるのです。S子さんは福士蒼汰似と毎日足跡をつけ合うというジリジリするやりとりを数日続けましたが、彼は一向にいいねをしてくれないのです。

「私からいいねするなんて恥ずかしい。やっぱり男の人のほうからいいねしてもらいたい」そう迷っているうちに、ある日突然、彼のアカウントは消えてしまいました。もしかしたら女性が見つかったので退会したのかもしれません。S子さんは自分が何も行動を起こさなかったことを深く後悔したのでした。

若いイケメンは争奪戦

 マッチングアプリ初心者のS子さんは今回の失敗からいくつもの学びを得ました。今では「いいと思った男性には速攻でいいねする」「年齢の差は気にしない」「お金目当ての人は即ブロック」することで、年下のイケメンと健全にメッセージ交換できるようになったそうです。年の差は全然気にしないよと言ってくれる優しい男の子とやり取りすれば安心できるし、卑屈になることもありません。

 また、年上の女性に対して「ご飯連れてって!」「お小遣いちょうだい!」などと甘えてくる年下の男性もいますが、ブロックすればそれ以上言い寄られないので、貢ぐ心配もありません。そして何より大切なのは、速攻で行動すること。自分が好みと感じた男性は、他の女性たちも同様に思っているので、素早く動かないと他の人にもっていかれてしまうのです。

 彼と自分だけの駆け引きではなく目に見えないライバルもいるのだと気付いてから、S子さんは積極的にならざるをえなくなったそうです。それでもまだ「こんな年上でいいの?」という思いは完全には消えていないそうですが、コロナが落ち着いたら年下のイケメンとまずはお茶から始めてみるのもいいなと考えてはいるそうです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


泣く子どもにチッ! 男を凍りつかせた婚活女子の無意識行動
「なぜあの人は、あんなに美人で才色兼備なのに結婚できないんだろう?」という婚活女性、誰しも周りに1人はいるのではないでし...
田中絵音 2019-07-02 06:01 ラブ
結婚相手は「家庭的な女性がいい」という男性の恐るべき本音
 男性が結婚相手に選ぶ女性のタイプとして人気な家庭的な女性。よく言われるところですと「結婚と恋愛は別」という言葉が示す通...
しめサバ子 2019-07-02 06:10 ラブ
幸せな再婚をするために…事前に考えておくべき3つのこと
 離婚する夫婦が増えていますね。現代の日本では、再婚は珍しいことでもありません。しかし、一度目の結婚で現実が分かっている...
東城ゆず 2019-07-01 06:13 ラブ
新婚なのにケンカが絶えない 悩める夫婦が試すべき3つのこと
 新婚といえば、甘いラブラブな雰囲気を想像する人も多いはず。しかし、これまで違った環境で過ごしてきた男女が、一つ屋根の下...
東城ゆず 2019-06-30 06:00 ラブ
アイツと経験した女子はNG…男子のお付き合いフィルターとは
 女子の皆さん! 要注意です! その男とは関係を持ってはいけません! 関係を持つとあなたの今後の恋愛活動に悪影響を与えて...
しめサバ子 2019-06-30 06:00 ラブ
モテ女子に学ぶ上手なボディタッチの方法!効果UPのひと工夫
 モテ仕草の定番でもある「ボディタッチ」。「気になる人と話すだけでもドキドキするのに、触るなんてとても無理!」なんて思っ...
夫の父親である「舅」をたぶらかし…意のままに操る鬼嫁たち
 あざとい性分のお嫁さんには、夫の父親である“舅”をたぶらかし、世の夫や姑をモヤモヤさせている女性もいるようです。  ...
並木まき 2019-06-29 06:00 ラブ
彼女と結婚しよう…彼氏が決意するちょっと意外な4つの瞬間
 周囲の友人たちが結婚していったり、出産ラッシュを迎えると、なんとなく焦る人も多いですよね。それほど、結婚への憧れは強い...
東城ゆず 2019-10-24 20:44 ラブ
いざ結婚もフタを開けたら…国際結婚は想像以上に大変だった
 私自身を含め、日本夫×台湾妻による夫婦間の文化のずれは、それぞれの家庭や性格によって様々なのですが、今回は私や友人ら約...
インリン 2019-06-28 06:01 ラブ
愛情なんて込めません!鬼嫁たちの知られざる食卓事情とは?
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちには「夫に愛情を込めた料理なんて、食べさせるつもりはない」とばかりに、手抜きしまくりの食事になっ...
並木まき 2019-06-28 06:00 ラブ
“恋愛あるある”から学ぶ「恋愛で幸せになる」女性の考え方
 好きな人ができた、なんと彼と両思いらしい。誰もが有頂天になる瞬間です。これからの甘い恋を想像するだけで、自分が満たされ...
東城ゆず 2019-06-28 06:00 ラブ
ダメなら諦める? 返信を待ち続ける女が取るべき最終手段3つ
 LINEに既読がついているのに、待てど暮らせど彼からの返事が来ない。そんな時、いつまでも待ち続けてしまう女性がいます。...
内藤みか 2019-06-27 06:09 ラブ
重い女性と一途な女性の違いはたった1つ! あなたはどっち?
 あなたは「重い女性」と「一途な女性」の違いを挙げるとしたら、なんと答えますか? この2タイプの線引きはとても難しいです...
孔井嘉乃 2019-06-27 06:00 ラブ
夢みたいな新婚生活に落ちた黒い影…志穂さんのケース#1
「あれって結婚だったのかなと、今でもよくわかりません。ただ、当時の日常を思い出すとムカムカして、吐いてしまうこともあるん...
神田つばき 2020-01-11 07:03 ラブ
都会暮らしの普通の女がいい女よりもいい出会いを増やす方法
「都会の女は出会いが多いでしょ」。田舎の友達からそう言われることはあるけれど、「良質な出会いがあるわけじゃない」と、そう...
ミクニシオリ 2019-06-26 06:00 ラブ
男女の喧嘩で話し合いが失敗するなぜ? 最新脳科学にヒント
 男女の違い……それは、人類が理性を獲得してからの永遠のテーマです。そこに起因した“すれ違い”がとくに顕著となるのが、男...
しめサバ子 2019-06-26 10:10 ラブ